＜プラインターラー小屋＞
オーストリアの山旅:第6日目(1);プラインターラー小屋を出発
（アルパインツアー）
２０１４年６月２６日（木）～７月７日（日）
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第６日目；２０１４年７月１日（火）
＜ルート地図＞
■第２日目の行程
（出所）アルパインツアー社のパンフレットより（加筆）
■ルート地図
※この地図はアルパイン社とは無関係に筆者が作成したものである．
この地図が正確かどうかは全く分からない．
＜プロフィールマップ＞
＜山小屋の朝＞
■窓から見える雪景色
今回の旅行に出発してから，6日目の朝を迎える．
いくらホメオスタシス機能が低下した老人の私でも，滞在6日目ともなれば，時差ボケを大分解消される．そんなこともあって，昨夜は3時15分頃，一度トイレに行っただけで，朝まで，まあ，まあ，良く眠れた．
5時15分，廻りがゴソゴソとうるさくなり始めたので私も起床する．
天候が気になるので，窓から外の様子を眺める．窓を開けると冷気が堰を切ったように室内に流れ込む．寒い．
雨や雪は降っていないが，今日の天気もスッキリというわけにはいかないようである．
今日の行程は高低差約1000メートルの山越えである．窓から身を乗り出して，これから登る方を眺めると，新雪で真っ白な山が薄い霧の中にボンヤリと見えている．
“随分と雪が深そうだな…夏山のつもりでいたのに…登れるのかな”
といささか気になる．
＜早朝の風景＞
■そそくさと朝食
5時50分から朝食である．
簡素なバイキング形式の朝食である．私が選んだメニューは下の写真の通りである．勿論，この他に主食の茶色でバサバサしたパン1枚を食べる．至って質素な感じもするが，私にはこれで十分である．
もう少し野菜が欲しいが贅沢は言わない．とはいえ，チーズ類はとても美味しい．
＜私の朝食＞
■ランチパック
6時04分，朝食を終える．
次いで，食堂の食材を利用して，各自，昼食用のランチパックを準備する．私はリンゴ1個，例の茶色いパン2枚にハムやチーズを挟み込んだサンドイッチ（白い袋の中），それに山小屋から支給されたお菓子のようなもの．これで全てである．勿論，水も1.5リットルほど用意する．
これらを袋に入れて，私のランとパックの準備は終わりである．
出来たてのランチパックを持って，一旦部屋に戻る．
＜ランチパックの中味＞
＜プラインターラー小屋から歩き出す＞
■テラスからの風景し
集合時間は，6時15分．
出発準備を整えてからすぐに外に出る．そしてテラスのベンチにリュックを置いて，辺りの風景を眺める．
テラスから昨日登ってきた道の方を見ると．遙か下に牧場が見えている．
“昨日は，あそこを通ってきたんだな…”
と思いながら，感慨深く風景を楽しむ．
＜テラスから昨日登ってきた谷間を見下ろす＞
■今日の行動予定
6時15分，全員が山小屋前に集合する．
現地ガイドのＷＧさんから，今日の予定の説明がある．
「…昨日，どうやら山頂付近に予想以上の降雪があったようです．山小屋の主人の話でも，多分，グライフェンベルクを超えるのは無理だろうと言っています．ツアーリーダーのＹＤさんと相談した結果，『とにかく予定通り歩こう…』ということになりました．そして，実際の雪の状態を見て，そのまま予定通り山を越えるか，あるいは，また，ここへ戻るかを決めましょう…」
とのことである．
勿論，安全第一．季節外れの雪が降ったとしても，自然がなせる業（わざ）．自然によって生かされている私など何の異論もない．どんなことがあっても，無事，安全を願うのみである．
＜小屋前の広場に集合＞
■プラインターラー小屋から歩き出す
次いで，ツアーリーダーの先導で，頭の先から足の先まで念入りにストレッチを行う．
ストレッチを終えて，6時39分，プラインターラー小屋の前から歩き出す．
＜プラインターラー小屋から歩き出す＞
（つづく）
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