中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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アンデス・ブランカ山脈紀行;第3日目(4);高所順応日;ワラスからカルワスへ

2016年10月07日 04時38分16秒 | ペルー;ブランカ山群トレッキン

                   <アンディーノクラブホテルからの眺望>

 アンデス・ブランカ山脈紀行;第3
日目(4);高所順応日;ワラスからカルワスへ
          
 (アルパインツアー)
      2016年9月6日(火)~16日(金)

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http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/bf964182744a1b8a2eb4232ecdb6a09b

第3日目;2016年9月8日(木) 晴  (つづき)

<ルート地図>


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<専用車に乗ってワラスを出発>

■アンディーノクラブホテルから発車
 アンディーノクラブホテルで休憩を終えた私達は,自分の荷物を全部持って,再び専用車に乗り込む.専用車はバン.専用車の後部は積み込んだ荷物で一杯になってしまう.
 14時20分,アンディーノクラブホテルの前から発車する.
 どこをどう通っているのか良く分からないが,ホテル前の坂道を少し降りて右折する.立派な歩道のある繁華街のような所を抜ける.
 そこから先は何処をどう通ったか良く分からないが,すぐにユンカイ方面に向かう幹線道路に入る.

<ワラスの中心部を抜けて幹線道路へ>

■風光明媚な盆地を北へ
 専用車はほぼ北へ向けて走っている.
 この辺りは広々とした盆地になっているようである.私は専用車の右側の窓から移り変わる風景を楽しんでいる.
 遠くには氷河を抱いた山が屹立している.手許の地図で,山の名前を確かめようとするが,どうも良く分からない.
 盆地は緑豊かである.ユーカリと思われる木立も美しい.なかなか風光明媚な所である.

<車窓からの風景>

<ユンカイと飛行場>

■ユンカイの見晴の良いところ休憩
 14時51分,ユンカイ(Yungai;標高2,830メートル)に到着する.専用車を停めて,ここで休憩.ここはワラスから約55キロメートル離れた所である.

<悲劇の現場;旧ユンカイ>

■白い雪を抱く尖鋒遠望
 遙か向こうに氷河を抱く真っ白な山が見えている.近くには聖母マリア像が立っている.
 
<ワスカラン山遠望>                                                           <聖母マリア像>

■飛行場脇を通過
 14時57分,マリア像前から出発する.
  14時58分,飛行場の脇を通過する.小さな飛行場である.金網の柵の向こうに滑走路が見えている.
 飛行場の先には幾つのも尖鋒が連なっている.
 手持ちの地図で飛行場の名前を確かめるが,良く分からない.

<飛行場の脇を通過する>

<カルワスのホステル・エル・アブエロ>

■カルワスに到着
 15時10分頃,カラス(Carhuaz;標高2,650メートル)の市街地に入る.道幅が狭い道路の両側に,アドベ造りの建物がビッシリと軒を連ねている.
 かなり大きな街のようである.ただ,手許にカルワスの市街地図がないので,今,カルワスのどの辺りを走っているのか定かではない.

<カルワス市内に入る>

■ホステル・エル・アブエロの客室



■ホステル・エル・アブエロに到着
 13時12分,ホステル・エル・アエブロ(Hostel El Abuelo)に到着する.
 事前に,ツアーリーダーのHKさんから.
 「…カルワスで宿泊するホテルは,余り設備が良くないので,予めそのつもりで…」
というコメントを頂いているので,あまり期待はしていないが,玄関口での第一印象は,決して悪くはない.小綺麗でなかなかのものだと思う.

<ホステル・エル・アブエロに到着>

■ロビーでお茶
 現地スタッフのEMさんと,ツアーリーダーのHKさんがチェックイン手続きをしている間,私達はマテ茶を飲みながら,ロビーの椅子に座り込んで休憩を取る.
 やがてチェックイン手続きが終わる.
 今日は,順番で私が1人部屋である.1人部屋は気楽で有り難い.

 
<ホステルレルアエブロのロビー>                    <マテ茶>

■客室は別棟
 このホテルもアンディーノクラブホテルと同じように客室は別棟になっている.受付やレストランのある棟から,草花が雑然と繁茂している庭を抜けて,客室棟に入る.
 私に割り当てられた部屋は3階にある.
 今日は順番で私1人で1室を占有することになっている.

<客室は別棟>

■なかなか良い部屋である
 私の部屋は2階.簡素でなかなか良い部屋である.
 シングルベッドが2基並んでいる.さて,どっちを使おうかな.
 ユーティリティをチェックする.バスタブはない.シャワーだけ.タオル,石けん類は最小限揃っている.
 部屋にはテレビ,金庫,湯沸かし器,コーヒー類などの備品は,見事に一切ない.でも,返ってサッパリしていて気分が良い.
 天井の明かりのシェードが日本風である.

<ホステル・エル・アブエロの客室>

■どことなく日本風
 部屋の中の光線が何となく柔らかい感じがする.”あれえ…”と思いながら,何気なく天井の照明器具を見てビックリする.
 ”これ,正に日本風じゃないか!”
 竹製の骨組みに和紙(だろうと思う)が貼ってある.ギラギラした光が紙を透過して柔らかさを増している.
 日本から遠く離れたペルーの田舎町で,まさか日本風の照明に出くわすとは,思っても居なかった.天井の棹もやっぱり日本風である.感激.

<日本風の照明>

■客室の窓からの風景
 窓のカーテンを開けて外を眺める.このホステルは小高い所にあるらしく,幾重にも重なる山脈が見えている.
 1人部屋の気楽さから,誰にも気兼ねせずに,まずはともかく,シャワーでも浴びようかと思う.

<部屋からの眺望>
                                 (つづく) 
[記事訂正]
2016/10/08(土)
 記事の中に別の日の記述が混入していたので,混入部分を削除し,記事の一部を書き換えた.

つづきの記事
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(執筆中)

「ブランカ山群トレッキング」の目次
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/3ac14bd1d44b99a378555e26864f76b7
「ブランカ山群トレッキング」の索引
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/9e3ba704d9bf4f7278473747420c4534

[参考資料]
ペルー周遊記(ピスコ山登頂);インデックス
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/f78082280c7a6bb87b1810478b6786ea

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