中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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閑話休題:鎌倉もだんだんと暑くなる

2010年06月11日 15時58分49秒 | 閑話休題:日々雑感
                   <寺分付近で見掛けたアジサイ>

         閑話休題:鎌倉もだんだんと暑くなり始めた

2010年6月××日(火
 曇

 午前中は,自宅でおとなしく雑務をこなすが,どうしても外を歩きたくなる.
 昼食後,雨を気にしながらも,大船までブラブラ.途中で雨粒がポツポツ.
 大船駅前の京急バス窓口で,甲州道中四十五宿巡り(第3回)の参加費2000円也を払い込む.
 その後,近くのヤマダ電気のパソコン売場,デジカメ売場を一回りする.その後,ファーストキチンで200円也のコーヒーを味わいながら一休みする.
 雨が降り始めたので,バスを利用して帰宅する.
 帰宅後,ワスカランの絵を描き始める.ただ,思うように進まない.まあ,無理をしないで,気持ちが高揚してくるまで,放置することに決める.
 夜,PCメールを開く.
 今年初めに神奈美展に絵を出品するように後押しをしてくれたIさんからメールをいただく.近々行われる1泊2日のスケッチ旅行に行かないかというお誘いである.
 「どうしよう・・?」
 私は迷っている.


2010年6月××日(水) 小雨後曇

 自分の部屋で,ゴチャゴチャと雑務をしている内に,瞬く間に午前中が過ぎてしまう.
 余り天気が良くないので,遠出はしたくないが,ジッと家にくすぶっているのも辛い.そこで,とりあえずは,午後から傘を持って,大船までブラブラと歩く.
 途中,画材店に立ち寄ろうかと思ったが,ウッカリ画材店に寄ると,ついつい衝動買いをしてしまうので,やむなく通過する.
 郵便局に立ち寄る.そして,ここ数日,出すか出さないか迷いに迷っていた某旅行会社宛の封書を投函する.
 実は,前々から行きたいなと思っていた某旅行社主催の「ロッキー山脈4000m峰4座登頂と3つの国立公園,世界遺産メサベルデ10日間」というツアーの参加申込書が,この封書の中に入っている.とはいえ,先立つものが結構大変である.それもあって,平素は実にケチケチ生活を続けているが,それでも,このツアーに参加するとなると,なけなしの蓄えのかなりの部分が消えて無くなる.
 もちろん,私の最後の旅,つまり,あの世に住んでいる母親の所へ旅立つときは,片道切符だけの費用が残っていれば,それで良いのだが,その最後の旅の予定が全く分からない.最後の旅の前に,このロッキー以外に,まだ旅をするかも知れないし,しないかも知れない・・・そう考えると,一体,これから幾ら余裕を持っていればよいのかが,全く分からない.
 考えようによっては,先行きが良く分からないからこそ,希望を持って人生を楽しむことができるのかもしれない.
 そんな下らないことを,もそもそと考えながら,ポストに封書を投函する.
 「・・申込書を送っても,暫くの間は,キャンセルしてもキャンセル料は取られない・・・まあ,2~3日中に,本当に参加するかどうか決めよう・・」
 こう考えると,気分が楽になる.
 成り行きで,大船駅前のファーストキチンに入って,またもや200円也のコーヒーを所望する.本当は,お隣のマクドナルドに入って,100円也のコーヒーを賞味しても良かったんだが,この時間,店内が自分の孫みたいな子ども達ばかりで混雑しているに決まっている.今回はマクドナルドは止めておこう.
 夕方帰宅する.
 テレビが盛んに某大臣の架空事務所経費のことばかり.相変わらずのネガティブキャンペーンばかりである.ウンザリ!
 こんな事書くとまずいかな・・・
 架空経費を計上するのは悪い事に決まっている.本当に悪いことである!
 でも・・,でも・・,である.“どうしても架空経費などのあやしい操作をしなければならなかった本当の原因は何か”を私は知りたい.別に悪法という訳ではないが「悪法でも法は法」.法には従わなければならない.でも,法律も所詮は人間がこさえたもの.完全無欠ではない.時代の進展に即応しているともいえない.だから,法律も時代に即応して改善され続けなければならない.もし,ギャップが存在すれば,逆に100%法に忠実に従う人など,この世に存在し得なくなる.
 終戦直後,国から配給される食糧だけしか食べずに餓死した高潔な方が居られた(お名前は忘れた・・).一方,私を含めてほとんどすべての国民は闇米を求めて田舎を這い回った.そうしなければ生き延びられなかった.
 今から20~30年前には,“建前上の約束事”を,何とか取り繕って,融通したり,曲げて解釈したりして,“建前だけではやっていけない現実”を何とかやり過ごす・・こんな生き様が認められていた時代だったのかも知れない.
 今になって,“昔の価値観”に沿って“正しい”処置していた事を,価値観が変わってしまった“今の価値観”で,とやかく評価されたのでは堪ったものではない.
 誰でも多かれ少なかれ“叩けば埃が出る.”
 次から次に,埃を叩かれ,結局は,国会には誰も居なくなってしまった・・・こんなブラックジョークは,もう沢山.
 自分は傍観者になって論評ばかりしていて,為政者に必要以上にノブレス・オブリージュを求める・・そんなことをしていて良いのだろうか.
 「テレビなどもう見たくない・・」
 ああ,そうは言っても,自分もまた傍観者の一人に過ぎない.
 最後に一言.
 「・・もっと,明るくて,希望溢れる内容のテレビを見たいな・・・」
 でも.こんな話,このブログに馴染まない.やめた.やめた.
 20時30分頃,また,また,早々の早寝.

<鎌倉中央公園山崎口近くのアジサイ>


2010年6月××日(木) 晴・暑い

 午前中は,例によって,自室でゴシャゴシャしている内に終わってしまう.
 一昨日から迷いに迷っていた絵の題材も何となく決まって,鉛筆の下絵を描き始める.構図を決めるのに手間取ったが,何となく描きたい絵の輪郭が決まる.
 今回の絵は,一昨年,ペルーの旅の途中で見掛けたワスカラン山にしようと思う.ブランカ山脈のワスカラン山に登る途中で,氷河に覆われて真っ白に輝くワスカラン山を見上げた.あのときの感動が,つい昨日のことのように鮮烈に思い出す.あのときの感動を絵にしたいなと思っている.

<今日の所の鉛筆画>

 あと2~3日は鉛筆での下絵描きに専念する.そして,自分の思いを叩き付けるように彩色したいなと思っている.
 午後から散策に出る.
 今日の散策の目的は,近々実施しなければならない五十三次洛遊会定例会の開催準備のために,鎌倉のアジサイの様子を探ること,それに『かまくら子ども風土記』の深沢周辺の記事を実地で確かめることの2点である.この本は持ち歩くにはいかにも重いので,代わりに『鎌倉観光文化検定公式テキストブック』と地図を片手に持って,深沢・鎌倉山周辺を散策した(詳細は別途,このブログに掲載).
 例によって,鎌倉中央公園入口を出発点にして歩き出す.
 途中,私も檀家になっている臨済宗大慶寺に立ち寄る.ここには樹齢700年のビャクシンの老木がある.この老木を確かめるのが目的である.ついでに,自分の墓を訪れる.暫く来ないうちに墓石が随分と汚れている.夏草も生え始めているので,ついでに草むしりをする.

<寺分のI氏宅のアジサイ:まだほとんど咲いていない>

 次いで,真言宗等覚寺を訪れる.ここの見所は,出世子育地蔵尊と新田義貞鎌倉攻めで死んだ武士を供養する五輪塔や宝筐印塔群である.この辺りには州崎合戦にまつわる史跡がたくさんあるのが特徴である.
 つづいて,仏行寺を訪れる.アジサイが咲いていないかを確かめるのが目的である.境内に入って,源太塚に登る山道沿いにチラホラとアジサイが咲いている.
 仏行寺から坂道を登って,笛田公園に出る.蒸し暑いためかほとんど人影がない.ここから三島神社沿いの道に下り,坂道を登り返して夫婦池公園を訪れる.下池,上池,森の散歩道を経由して鎌倉山石碑に登る.

<仏行寺の庭園>


<夫婦池公園>

 バス停鎌倉山から,再び笛田の住宅地,深沢を通り抜けて帰宅する.水平歩行距離7.5キロメートル,累積登攀下降高度193メートルのプチ散策であった.たった3時間ほどの散策だったが,蒸し暑いこともあって,その割には,なんとなく疲れた.
 こんなときには,夕食後,何もする気になれない.例によって,20時30分頃,早々と就寝する.どうせ真夜中の1時頃,目が覚めてしまうに決まっているのに・・・
 今回のブログ記事は,これでヤメタ・・・・・

<久々に外食>

                                 (おわり)
「閑話休題」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/4bbf108390e9a09d14120c47e95c165e
「閑話休題」の次回の記事
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