＜横浜中華街＞
2018神第41回神奈美公募展が開催される；第３日目；山仲間，旧友来訪
２０１８年４月５日（木） 晴れ
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＜展覧会場へ＞
▇もう３日目だ
時間の経つのは早いもので，今日はもう展覧会３日目である．
今回は，毎日のように知人，友人が会場までお越し頂いているので，今日も朝から会場へ出掛ける．このところ，毎日，ラッシュアワーの電車に乗っているので，何だか現役時代に戻ったような気分になっている．
何時ものように関内駅で下車して，日本大通りを山下公園方面に向かって歩く．血気盛んな若いサラリーマンの歩行速度に合わせて，歩行者の流れに同調して歩くのは，老いぼれの私にはちょっときつい感じがする．
今は春真っ盛り，一年中で一番素晴らしい季節である．
横浜公園の花壇の美しさに心が和む．公園の途中で，サラリーマンの流れから離脱して，暫くの間花壇の花を愛でながら広場の隅っこを辿って日本大通り方面へ向かう．
▇オシャレな日本大通り
この通りは，実にオシャレである．
広い歩道の真ん中に花壇が続く．花壇の周りにはベンチがしつらえてある．パリそこのけの優雅さである．私は，途中にある食べ物屋に立ち寄って，１杯140円也のコーヒーを購入する．そして，このベンチに腰掛けて，熱々のコーヒーを賞味しながら，新緑鮮やかな並木を見上げる．
”春だなあ～，良いなあ～”
新緑を眺めていると，小鳥が囀りたくなる気持ちが良く分かるような気がする．
▇絵に描きたいオシャレな建物
大通りに沿って，立派なビルが建ち並んでいる．
一緒に歩いている群衆が，大きなビルを通り過ぎる度に，ビルに吸い込まれていく．そして，日本大通りが海沿いの道に突き当たる頃には，サラリーマン諸氏は殆ど居なくなる．私はセカセカした群衆から解放され，何となくホッとした気分になる．
せっかちな群衆から解き放たれて，気分にゆとりができると，心が落ち着く．心にゆとりができると周囲がいろいろと見えてくる．気がつくと，目の前にとてもオシャレな建物が建っている・
＜展覧会場＞
▇会場に到着
9時30分頃，海洋に到着する．
いよいよ第３日目のスタートである．
▇山の知人，旧友との再会
今日最初にお越し頂いたのは，海老名在住の塔ノ岳常連ＹＭさん．素晴らしい紳士．ＹＭさんにお越し頂き，とても光栄である．
私一人で盛り上がって，私的芸術論を振り回しながら，自分の絵の説明をする．
午後，近隣の知人が来訪．
今回は，比較的多くの方々に会場にお越し頂いているようである．
自分の絵の前で，ジッと立ち止まっている方が居られると，心臓がバクバクする．
＜開場直後の静かな会場＞
＜ちょっと寄り道して帰宅＞
▇中華街へ
今日は少し早めに切り上げようと思う．
15時頃，早々と会場を後にする．
”時間が早いので，中華街でも散歩して，石川町駅へ行こうかな…”
私は，どうも方向音痴．これまで，数回，中華街を経由して石川町駅に行こうとしているが，迷わずに石川町駅まで行けたことが一度もない．中華街に入ると何時も方向音痴になってしまい，どこを歩いているのか分からなくなる．
”今日は絶対に迷わないぞ…”
私は目を見開いて，歩く方向を見定めてから，中華街に入る．
▇ありゃりゃ，ここは何処
歩く方向には随分と注意していたが，結局はどこを歩いているのか良く分からなくなる．
中江は何というのか良く分からないが，立派な門の前に到着する．
”まあ良いか…賑やかなところを歩いていれば，その内に何とかなるだろう…”
▇見覚えのある寺院
石川町駅は多分こっちだろうと思って右折する．
すると，急にやけに閑静な所に入り込む．巨大な高速道路の桁が空を覆っている．
”ここは，一体，何処だ…”
次の三叉路で，適当に曲がる．
”ありゃあ～…，さっき通ったところに出たぞ…”
今度は，人の流れに沿って歩いてみる．やがて見覚えのある寺院に到着する．
”ああ，やっと今居る場塩が分かったぞ…”
＜石川町駅から根岸線で＞
▇やっと石川町駅
暫くうろちょろしていると，何となく見覚えのある商店街に入り込む．
”なんだ…，伊勢佐木町じゃないか…”
これで，ようやく自分の居場所がはっきりした．これで川町駅の位置もはっきり分かる． 
＜石川町駅＞
▇無事帰宅
石川棟から根岸線電車に乗車．大船駅へ．
夕食前に無事帰宅する．
”あと，残すは土日の二日間だけだな…”
展覧会が始まったかと思ったばかりなのに，もう終りが見え始めている．泣いても笑っても，あと2日だ．
（3 日目終わり）
（4日目に続く）
つづき（4日目）の記事
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「セピア色の画集」の前回の記事
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