<秋の日が射し込む上の池>
秋たけなわの鎌倉中央公園とウグイス山周遊
(独り散策)
2016年10月16日(日) 晴
<お散歩地図>
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<鎌倉中央公園の紅葉>
■上の池
今日は日曜日.薄日が射している.暑くも寒くもない.お散歩日和である.
昨日,塔ノ岳に登ったばかりなので,今日の遠出は控えて,雑務整理に専念する.午後からちょっと足任せお散歩にでかける.
近場の鎌倉中央公園の紅葉がどの程度かが気になる.
何時ものように鎌倉中央公園清水塚口がお散歩の起点であり終点である.
まずは上の池を訪れる.秋の気配は濃厚.池の周囲の木々は,何となく色付き始めている.
池の水面に沢山の落ち葉が浮いている.
日曜日なのに,公園内の人影が疎らである.
<上の池>
■オレの影が薄い
ふと足許を見る.道路に自分の影が映っている.落ち葉を背景に…
自分の影が何となく薄いのに驚く.
”ああオレの陰も大分薄くなったなぁ~…年だからしょうがないか”
自分の陰を眺めながら,超スローペースで園内を歩き回る.
”徘徊しているんじゃないよ…お散歩しているんだよ…”
と自分に言い聞かせる.
<オレの影が薄いぞ>
■下の池
途中で下の池を覗き込む.
周囲の木々はまだ青々としている.
”そういえば,この頃,ウシガエルの啼き声を聞いていないな…元気かな”
ウシガエルのことがちょっと気になる.
<下の池>
■しし石の裏手
山崎口の手前から,しし石の裏手にちょっと回ってみる.突き当たりの空き地に朽ちかけたベンチがある.底に座ってちょっとの間日光浴を楽しむ.このまま半時ばかり昼寝をしたくなるが,不審者と間違えられるのもイヤなので,昼寝は止めておく.
”さて,そろそろ家に戻ろうかな”
私の心の中に巣喰っているもう一人の私が,私を促す.
”そうだな,今日の所は足任せにせずに温和しく帰ろう…”
<しし石裏手の日当たりの良い広場>
<うぐいす山>
■きつい階段を登る
このまま往路を戻るのも芸がない.では,ちょっと回り道をしてうぐいす山経由で帰ろうかということになる.
山崎口から公園の外へ出る.山崎口からほんの100メートルほど歩いたところの左手にある急階段を登る.
塔ノ岳詣でのときに,4時15分頃,大船駅に向かう途中で,何時も下っている階段である.この曲がりくねった階段を登り切ると大平山丸山住宅地である.
<急傾斜の階段を登る>
■隠れた場所にある馬頭観世音
階段を登り切るちょっと手前右に短い下り階段がある.この階段を下ると狭い空き地がある.その空き地の山側に馬頭観世音が1基祀られている.
この馬頭観音.刻字されている文字もハッキリと読み取れるので,それほど古いものではなさそうだが,なぜここに祀られているのか,前々から気になっている…が,生来ずぼらな私は進んで調べる気にもならないままでいる.
『かまくら子ども風土記』(p.257)には「このあたりには昔「子神社(ねのかみしゃ)」があり,「ねのかみ」と呼ばれて馬頭観世音が祀られていて,付近の人々は動物の死体を埋めたようです」という記述がある.
…という訳で,ちょっと薄気味悪いところである.
<小さな空き地にひっそりと立つ馬頭観世音>
■清水塚きつね公園
階段に戻る.
階段を登り切ると,大平山丸山住宅地に隣接する鎌倉うぐいす山の住宅地に入る.樹宅地内のちょっと急な坂道を登ると清水塚きつね公園という小さな公園がある.
”なぜ,ここが「きつね」公園なんだろう…きつねが出没したのかな…”
些細なことだが,「きつね」という名称が気になる.でも,まあ,いいか…
<清水塚きつね公園>
■うぐいす山
住宅地の出口,つまり大平山住宅地に隣接するところに「鎌倉うぐいす山住宅地」という掲示板が立っている.
ここは「うぐいす山」という名前の山なんだろうか.手許にある鎌倉の地図には「うぐいす山」という名称の記述は見当たらないが,まあ,いいか…今日は鎌倉中央公園からうぐいす山を縦走したことにしておこう.
<鎌倉うぐいす山自治会の掲示板>
■鎌倉中央公園フェスティバル
何気なくこの掲示板を眺める.掲示されている印刷物の中に,鎌倉中央公園フェスティバルの案内板があるのに気が付く.
”そういえば,再来週の日曜日,10月30日は鎌倉中央公園のフェスティバルだったな!”
でも,残念! 10月30日は山仲間と一緒に丹沢大山に登る予定が入っていたな…
<鎌倉中央公園フェスティバルの案内> ↑
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■寺分口
鎌倉中央公園寺分口の前を通過する.
その後は住宅地内を通って,振り出しの清水塚口へ戻る.正確なラップタイムはとっていないが,小一時間のブラブラ歩きだった.
<鎌倉中央公園寺分口>
■そろそろ春の展覧会の準備を始めなければ…
先週金曜日に神奈美会員展に出品していた水彩画2枚が手許に戻って来た.手許に戻ると同時に,来年4月に開催される神奈美公募展のことが気になり始める.
”また,そろそろ,何を画くのか決めなければ…”
こうして,何時も何かに追われているような毎日を過ごしている.
<ラップタイム>
※記録せず
[散策記録]
■水平歩行距離 1.1km
■累積登攀高度 32m
■累積下降高度 32m
■所要時間(休憩時間込み)
清水塚口発 記録せず
清水塚着 〃
(所要時間) 約50分(0.83h)
水平歩行速度(概算) 1.1km/0.83h=1.33km/h
(おわり)
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