りーちゃん(娘)は本当にスマホが無いと禁断症状がでるんじゃないかと思う程のZ世代。
何か体験したり、何かについて抱いた思いがあったりしたら、同じ人がいないかとスマホのSNSで調べては、いたいた!と共感したりして、私だけじゃないのねと私にも見せてくれます。
必ず、同じ体験をした人や同じ思想?の人がいて私もビックリします。
もう、何でもスマホ。(笑)
ある日、ママの曾祖父母は岡山県から来た屯田兵で北方警備と開拓の為に明治時代に船で北海道の旭川市に渡ってきたのよ。
屯田兵の本にも、どこからいつ来道して、どこの町を開拓したか記録が残っているのよと教えました。
りーちゃんは、曽祖父の名前を知りたがるので軽い気持ちで教えました。
しばらくスマホをいじっていた、りーちゃんは、「あ!1件ヒットしたよ!同じ名前の人が!」と、言って調べていました。
「ほら見て!」と、言うので見てみると確かにX(旧twitter)に同じ名前のポスト(発言のこと)があるではないか!?
あら〜、本当だ!と言って、ポストをよく読んでみました。
その名前をポストした人は札幌市に住んでいるかたで、お墓参りの事をポストしていたのです。
名字もうちと同姓でアイコンが、その男性の顔写真でした。
お墓参りは5ヶ所まわらなくちゃいけない事や、そのかたの祖父の事も書いてありました。そのかたの、お嫁さんが旭川市の墓地にある石碑に偶然、曽祖父の名前も刻まれているのを発見したのだそう。
それで、曽祖父の名前を言っていたのです。
石碑の写真もありました。
あら〜、曽祖父が同じ人を偶然発見しちゃったね!と、ビックリ。
曽祖父が同じって事はそのかたの祖父と私の祖父は兄弟だったのねと……。遠い親戚を発見しちゃったわとSNSの凄さを実感しました。
どちらか忘れちゃいましたが今はロシア領の島に住んでいて命からがら北海道に戻ってきたそう。
うちの祖父は横須賀海軍に入隊した後、北海道の室蘭市の鉄工所で働いていたのでした。長男以外は皆、いろんな所へ散らばっていったのだとわかりました。
確か、兄弟姉妹が10人くらいいたらしいのでもし親戚とすれ違っても、わからないわね〜と、りーちゃんと笑って話していました。
りーちゃんのお陰で曽祖父が、どこに眠っているかわかったし、今も旭川市まで、お墓参りに行ってる親戚がいることも知り感動しちゃいました。
それで祖父母にとても可愛がられて、なついていた従弟に連絡してみました。
X(旧twitter)で遠い親戚を発見したよと。
連絡してみようか?となったんですが従弟
の反応がイマイチだったので、これはやめ
ておいたほうがいいかな?となりやめてお
くことにしました。
私も曾祖父母が旭川市に入植した事は知っていたので若い頃は旭川市を見たくて一人旅?に出かけたものです。
軍都の旭川市。
クリスチャン作家の三浦綾子さんを知ったのも旭川市を調べてからです。
氷点を知ったのも、その時です。
時々、その遠い親戚のかたのポストを拝見させてもらっています。
なかなか勢力的に活動されていて私も頑張らなくちゃと思います。
従弟も見ているかしら?と思うのですが、多忙な人なのでわかりません。
ネットって凄いなぁと思います。
Z世代の娘に感謝しました。
いつか私も墓地と石碑を見てみたいです。
なかなか機会はありませんが。