いっちゃんの日記帳

昔ながらの原風景のふる里、京都美山で「いっちゃん」が、四季折々の風景とともに日常や出来事などを綴ります。

高山から白川郷へ

2010年09月02日 | 日記
今日も青空に秋の雲が流れる好天!これで暑くなければ問題は無いのですが・・・
それでも、やはり朝夕は過ごしやすくなったのでは。

朝からホテルを出て三之町へ。ぶらぶらしながらふと思い出して準備中のお店の方に朝市の事を聞いたら、高山陣屋と宮川沿いの二つの朝市が有るとの事。宮川沿いは昔からも有名な朝市。まずは、高山陣屋の朝市を覗きに行ってみました。

やはりこの時期、野菜不足はここも変わりない様です。
カボチャに茄子、みょうがなどなど。まあ、リンゴと桃は美山には少ないからしょうがないです。そう言えば美山もそろそろリンゴ狩りのシーズンかな?
美山産のブドウも出ています。

果物を売っているお姉さんと色々とお話を聞いて、観光客の減少があるとお聞きしました。

宮川沿いの朝市に行ってみましたが、やはり昔の朝市とは程遠い様子でした。
お客様は少ないし、テントには空いた所が有ってバラバラだし、何よりも活気が有りません。
やはり物を売るのが商売なんですから、声掛けは当然の事だと思うのですが、その辺は陣屋の朝市の方が優れていると感じました。
地域の活性化に行政だけでなく民間の力も大事だと思います。

三之町の伝統的建造物群保存地区や、高山祭屋台会館、飛騨民俗村「飛騨の里」などを訪ね、お昼過ぎに白川郷に到着しました。

到着後は、たまたま屋根の葺き替えを行っている家が有ったので、そこを重点に撮影しました。
この家は、今回全面的に改修されるそうで、内部も大々的に工事されていました。
屋根の葺き替えも、次は反対側に移るそうです。
近年これだけの規模の修復は珍しいそうです。
金沢の撮影会社が取材に来ていました(テレビ局では無いそうです)

後で聞いた話なんですが、この家屋は建物を90℃回転させたそうです。
観光案内所の方の話では、この家は他所から移設して建てたもので、敷地の関係から集落内の他の家と異なり東西に建てられていたそうです。
敷地を整備して、今回念願かなって他の建物と同じように南北方向に向きを変えられたそうです。
曳き屋さんが大活躍したそうで、ここでも特殊な技術が生かされているんだと感心しました。
春から工事が始まって、ようやく屋根葺きまできた様ですが、内部はまだまだの様子でした。



夕刻の風呂上がり、ここのご主人が誘ってくれて、縁側でしばし歓談のひと時を設けて頂きました。
行ったり来たりのお話や、茅葺き民家のお話など楽しく過ごさせて頂きました。
吹く風も爽やかで心地よかったです。

本日のお客様、静岡県2人、イタリア2人、アメリカ2人と私の7名。
夕食時は、静かでしたぁ!異様に・・・
けど・・・喋れへんしなぁ。英語くらいは喋れなあかんかなぁ。

写真は、高山市三之町の風景です。昔ながらの風情があってイイですね!


にほんブログ村 旅行ブログ ドライブイン・道の駅へにほんブログ村