2009年12月22日 | 空太郎と豆太郎

Pc171378 空太郎、雑種・・新種です。

世界に一種類だけの犬と思われます。

体重15㎏程、中型犬かな。12~13歳。

ハスキーではなく、マラミュートっぽい顔です。

生後3~4ヶ月の頃、富津の砲台前で出会いました。

毛はボソボソ・・栄養失調で腹はパンパン・・・ふらふらでした。

野犬の群れに追い立てられ、捨てられた車の下に住んでいたようです。

浜で、おにぎりを食べていると猿の鳴き声のような遠吼をしながら

ふらふらと近づいてきました・・限界だったのでしょう。

足下でパタッと倒れ、シバラクそのまんま。

身体中にオナモミの実を沢山絡ませていたのを覚えてます。

おにぎりを食べながら、絡まった実を取っていると

気持ちが良かったのか、安心したのか、チョット気を許してくれたのか、

おにぎりを少し食べ、水も少し飲みました。

まぁ、ここまでしてしまったら連れてかえろうかなぁ~なんて考えていました。

空太郎にも通じてしまったんでしょうねぇ・・後ろに付いて歩いて来ます。

車だったので、浜で発泡スチロールの箱を拾いそれに寝かせて帰る事にしました。

面白いものでさっきまで野良だったくせに、もう甘えます・・

道の駅でトイレに行くのにも一緒に歩く・・ず~っと一緒・・・

ゼンゼン離れません・・・ず~っと一緒です。

ボロボロな姿でしたが、顔と雰囲気に愛嬌があったので皆に優しくされてました。

家に着いた時の空太郎の顔は、とても面白かったです。

先輩犬がいたので、犬の気配を感じたのでしょう。

玄関の外から、そ~っとのぞく様に「スミマセ~ン・・来ちゃいましたぁ~」

そんな顔をしながら家に入ったのを覚えています。

空太郎と出会った日はそんな一日でした。

ず~っと一緒です(笑)

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