ferrari 365GTB/4 Daytona レストア記録No 5
梅雨も明けたみたいで、私が住む関東も毎日が暑いです。
ヴィラ・デステ報告で少し間が空きましたが、ferrari 365GTB/4 Daytona レストア記の続きです。
作業前のシート画像です、一見綺麗に見えますが明らかにシートパターンがオリジナルとは違いますね。
以前張り替えた時に材料が無くて、苦労の末形にしたのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/dd/91baee45628a11e737f7c17583b37d60_s.jpg)
先ずは何時も様に表皮を剥がして中のウレタンの状態を調べます。
Daytonaのシートは裏側がタッカーによって止めてありますので、(凄い数ですが)タッカー釘を一本一本
取り外します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/98/142e8b247da8706231ba5503d99a7443_s.jpg)
表皮をすべてはがしますと、中のウレタンが見えてきます、センターシートも表皮を剥がします。
画像では良く分かりませんが、ウレタンが風化が進行しているようで、手で触るとポロポロと崩れてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/c6/f21dc80ead87895561628472838b02d7_s.jpg)
先ずはウレタンの形状を数値化しておきますが、その際長年の使用でウレタンがへたりますが、その分を考慮して
数値を出します。
計測したら次はウレタンを剥がしフレームのチェックをします、この形状のフレームはサイドサポート部分の
パイプに亀裂が入る事が、多々見受けられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/c4/473c09508b24d9a7fa53c859ec81bcbb_s.jpg)
やはりサイドサポートセンター部分で折れているのが見つかりました。
普通張り替えと言うと表皮だけを取り換えるのがほとんどですが、本当はこの様な事があるのでフレームの
点検は必要ですね・・・声明に拘わりますので!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/85/993e05005d5c611d9bee3c1696564ba2_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/81/2383c2badb3eb4521c9d9d780882a0d0_s.jpg)
折れていたフレームは補強を入れ溶接処理をした後に、ブラストを掛け錆び防止のために塗装を施します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/e8/2f43ea008657a0b463cf37100693623e_s.jpg)
センターシートも塗装後にバックに生ゴムのシートを張りエアーホールを開けて準備OKです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/b2/c4ebfae431cff9de75da0059d7ee9521_s.jpg)
次は特徴的に美しいシートシルエットを決めるウレタン製作ですが、
今日は此処までで次回ウレタン試作に入ります。
色々な方法で人生をエンジョイ出来る自動車って本当にステキですね。
ではまた次回
自動車内装 及びレザー製品のご相談はhttp://www.foxhead.co.jp 又はinfo@foxhead.co.jpまでお気軽にご相談ください。
梅雨も明けたみたいで、私が住む関東も毎日が暑いです。
ヴィラ・デステ報告で少し間が空きましたが、ferrari 365GTB/4 Daytona レストア記の続きです。
作業前のシート画像です、一見綺麗に見えますが明らかにシートパターンがオリジナルとは違いますね。
以前張り替えた時に材料が無くて、苦労の末形にしたのでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/dd/91baee45628a11e737f7c17583b37d60_s.jpg)
先ずは何時も様に表皮を剥がして中のウレタンの状態を調べます。
Daytonaのシートは裏側がタッカーによって止めてありますので、(凄い数ですが)タッカー釘を一本一本
取り外します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1d/98/142e8b247da8706231ba5503d99a7443_s.jpg)
表皮をすべてはがしますと、中のウレタンが見えてきます、センターシートも表皮を剥がします。
画像では良く分かりませんが、ウレタンが風化が進行しているようで、手で触るとポロポロと崩れてきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/75/c6/f21dc80ead87895561628472838b02d7_s.jpg)
先ずはウレタンの形状を数値化しておきますが、その際長年の使用でウレタンがへたりますが、その分を考慮して
数値を出します。
計測したら次はウレタンを剥がしフレームのチェックをします、この形状のフレームはサイドサポート部分の
パイプに亀裂が入る事が、多々見受けられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/c4/473c09508b24d9a7fa53c859ec81bcbb_s.jpg)
やはりサイドサポートセンター部分で折れているのが見つかりました。
普通張り替えと言うと表皮だけを取り換えるのがほとんどですが、本当はこの様な事があるのでフレームの
点検は必要ですね・・・声明に拘わりますので!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/85/993e05005d5c611d9bee3c1696564ba2_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/81/2383c2badb3eb4521c9d9d780882a0d0_s.jpg)
折れていたフレームは補強を入れ溶接処理をした後に、ブラストを掛け錆び防止のために塗装を施します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/35/e8/2f43ea008657a0b463cf37100693623e_s.jpg)
センターシートも塗装後にバックに生ゴムのシートを張りエアーホールを開けて準備OKです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/b2/c4ebfae431cff9de75da0059d7ee9521_s.jpg)
次は特徴的に美しいシートシルエットを決めるウレタン製作ですが、
今日は此処までで次回ウレタン試作に入ります。
色々な方法で人生をエンジョイ出来る自動車って本当にステキですね。
ではまた次回
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