心の手帖…風通しの良い繋がりを求めて

心を精一杯広げて、現代社会を味わう方法を探していくために、心を整理する手帖のようになれば…

漫画家・声楽家 池田理代子さんの言葉

2013年12月10日 18時01分24秒 | 個人的名言集
STARキャラ☆週めくり 愛と勇気のベルサイユのばらカレンダー 2014 (STARキャラ・週めくり)
池田理代子プロダクション
集英社


あきらめない人生―ゆめをかなえる四〇からの生きかた・考えかた
池田 理代子
海竜社


 今日は、声楽家としてご活躍中の、少女漫画や宝塚歌劇「ベルばら」原作者でお馴染みの池田理代子さんの言葉を、著作『せめて一度の人生ならば』よりご紹介します。
 「ベルサイユのばら」は、私個人の、思春期時代かなり影響を受けた思い出あふれる宝物のような作品ですが、他にも「オルフェウスの窓」「エロイカ」「エカテリーナ」等、池田理代子氏の世界には、愛着がありましたので、ご自身のことを語っているエッセーには、わくわくでした。
 人生の捉え方には、学生時代にドイツ哲学を学ばれているので、ヘーゲル等の影響もあるようです。基本的に、人生の機微を味わい尽くすことにおいて、情熱的であられる方のように感じますね。
 「ベルばら」記念切手、また発売されることを願って…。
(それにしても、今日はまさに冬型の寒さでした。真夏の猛暑もきつかったですが、太陽のギラギラ光線が懐かしい…オゾン層は、今どうなってるのでしょう?)
 
 「長き夜を泣き明かしたる者にあらずんば、いまだ共に人生を語るに足りず(カーライル)」

 「人間は、自分一人で生きているのではなく、社会によって自分をとりまく周囲の人々によって生かされているのだということを十分に知っている人に出会った時、私はいつも、この人は何という個性的な人なのだろうと、感動してしまう。」

 「…私は、一人の人間の限られた一生の時間を遠慮容赦もなく奪い取るこの“恋”を、徒(アダ)やおろそかには扱いたくないと思うし、でき得るならばこの恋の情熱が正の方向に作用して、その人の人生に充足をもたらすものであって欲しいものだと、至極単純にそう考えている。」

オードリー・ヘプバーンの言葉

2013年12月10日 06時28分53秒 | 個人的名言集
オードリー・ヘプバーンの庭園紀行 DVD-BOX
オードリー・ヘプバーン
オンリー・ハーツ


今日は、世界的映画女優であり、ユニセフ親善大使としても活動された、あまりにも有名なオードリー・ヘップバーンの言葉をご紹介します。彼女の魅力はファッションだけに留まらないのですね。

愛は行動なのよ、言葉だけで終わらせたことなど一度もなかったわ。
私達は生まれた時から愛する力が備わっているの。
それでも筋力と一緒で、鍛えなければ衰えてしまうものなの。 
【出典:http://sekihi.net/stones/9421】

一個の道具のように自分を分析しなさい。
自分自身に対して百パーセント率直でなければなりません。
欠点を隠そうとせずに、正面から向かい合うのです。

忘れないでください。
年をとったら自分にふたつ手があるということを。 
ひとつは自分を助ける手。 
そして、もうひとつは他人を助ける手。

私を笑わせてくれる人を私は大事にしますわ。
正直なところ、私は笑うことが何よりも好きなんだと思う。
悩ましいことが沢山あっても笑うことで救われる。
それって、人間にとって一番大事なことじゃないかしら。

【上記3つとも、出典:オードリー・ヘップバーンの名言】

レオ・ブスカリアさんの言葉

2013年12月09日 10時48分13秒 | 個人的名言集
今日は、一昔前に日野原重明氏が推薦されて、ブームになった写真絵本『フレディ 小さないのちの物語』の著者であるレオ・ブスカリアさんの、また別の著作『パパという大きな木(1999)』から、ご紹介します。弱者に注がれる温かいまなざしが感じられる、底抜けに明るい、愛についての言葉。少々懐かしい時代の本なので、画像が見つからず、残念です。

イタリアの古い諺

「育つ生命に手を貸す者に、神はいつも微笑みたもう」

人生に積極的な姿勢で臨んだパパの人生訓:

大いに踊り、歌い、笑おう。
世の中のことは、全て互いにつながっている。
快活な人格は、世の中を明るくする。
一人になれる静かな場所を持ちなさい。
決して自分を裏切ってはいけない。
愛することは、人生になくてはならないこと。
理想主義者は、弱さではなく、強さである。
人は機会さえ与えられれば、善良になれる。
差別、どんな理由があろうと、いけないことだ。
自尊心は、生きていく上で必要不可欠のものである。
神の御前以外では、人は平等ではない。
だから、弱い立場の人々は、我々皆で助けていかなくてはいけない。
残酷さは、心の弱さの表れである。
手を差し伸べ、優しく気遣うことは、愛の基本的な要素である。
愛は、この世から消し去ることのできないものである。
それゆえ、人類の所有する最強の武器である。
人も世も変わっていく。
何でも分かっている気になることは、危険なことだ。


訳者あとがきより;

 …彼(レオ・ブスカリア)は、「愛」を「実際にものを動かすことのできる、使っても、決してなくなることのないエネルギー源」だと定義している。この「ユニヴァーサルな愛」こそが、真に人間らしい自己の達成に最も必要なものであると言っている。  
 …人は誰でも、よりよい存在であることを求めるものだが、それならまず、自分自身を肯定しなさい。そのことによって、同じように他の人をありのままに受け入れることができる。それが「愛」の正しい使い道なのだ、と。 

辰巳芳子さんの言葉

2013年12月07日 22時23分37秒 | 個人的名言集
あなたのために―いのちを支えるスープ
辰巳 芳子
文化出版局
昨日に引き続き、辰巳芳子さん出演の映画『天のしずく』の作品にちなんで、少しご紹介できたら…。下のイラスト画像は、YouTubeで見つけて、その可愛らしさに一目惚れして、思わずアップしてしまいました
 
【出典:天のしずく制作委員会さんのプロフィール画像】
 
この『天のしずく』(監督・脚本:河邑厚徳;2012年・日本・113分)の主役は、辰巳芳子氏のご尊父が病床にあった時に、父親の口に合うように、工夫を凝らして作り続けたスープなのです。丁寧な手さばきで、様々な四季折々の食材を、その素材が完璧に活かされるように作り出された、伝説の癒しのスープ・汁物・お汁。それが、このドキュメンタリー映画のタイトル『天のしずく』の由来でしょうか?
  【出典:辰巳芳子氏の公式HPのプロフィール】
映画の中で、語られる言葉、全てに含蓄があり、それ自体、書籍出版される価値があると思われますが、私が特に印象に残っているのが、辰巳氏が、母親で、且つ料理研究家であられた辰巳浜子氏に向ける敬愛の念漂う、母との思い出を語る場面です。
 詳細は割愛しますが、「母は、生涯愛するということは、どういうことなのかということを問い続けて生きた」というような言葉があり、著作『家庭料理のすがた』のあとがきにも「母の生涯の命題は、“心をこめる―心のこめ方”を自問自答し、番茶一杯にも、答えを求めることではなかったかと思います。」とあります。母親が残してくれたものを真の意味でに昇華して、この現代の食文化に、警鐘を鳴らしながら、今度は次世代に伝えていこうとされている姿に、女性としての、一つの模範的な生き様をスパ~ンと、見せつけられたような衝撃がありました。
 
 

『天のしずく辰巳芳子 " いのちのスープ" 』

2013年12月07日 18時22分23秒 | ファイナンシャル・プラン
今日は、料理研究家・作家である辰巳芳子氏のドキュメンタリー映画を鑑賞してきました。
寝たきりの実父の為に丹精込めて、季節ものの香りや色合いもきちんと取り入れた絶品スープ。
その伝説的な、いのちのスープが多くの方々に、癒しと笑顔と平安を与えてきた、その軌跡、人と人との出会い、繋がりを描いています。
最近、ユネスコの世界無形文化財に認定された和食の価値、底力についても、この映画は魅せてくれています。日本人として、この四季に彩られた自然の恵みに感謝し、真に味わうことをせずには、真に生きているとは言えないのではないか?…とも思ってしました。
実際、辰巳芳子氏のご家族や半生についても語られ、人間味溢れる一面も明かされ、濃厚な背景が映画全体を包み混んでいて、正統派ドキュメンタリーの品位を保ちつつ、日々の当たり前の日常生活にすっと馴染む、アーティスティックな作品でした。
お料理のシーン、美しいです。これぞ、世界に誇る食に対する大和魂!

マザー・テレサの言葉

2013年12月07日 00時00分01秒 | 個人的名言集
マザー・テレサ ~母なることの由来~ -デジタル復刻版- [DVD]
マザー・テレサ
ジェネオン エンタテインメント
マザー・テレサ「愛のことば/万年日めくりカレンダー」 2014カレンダー
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トライエックス(株式会社トライエックス)
マザー・テレサ デラックス版 [DVD]
オリヴィア・ハッセー,ラウラ・モランテ,ミヒャエル・メンドル,ヴァレリア・カヴァッリ,イングリッド・ルビオ
ジェネオン エンタテインメント


今日は、あまりにも有名な、マザー・テレサ(1979年ノーベル平和賞受賞)の言葉(詩?)をご紹介します。若い方々への遺言のような、母性の源泉から響いてくるような応援メッセージです。

 「あなたの中の最良のものを」
 
 人は不合理、非論理、利己的です
気にすることなく、人を愛しなさい

 あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい

 目的を達しようとする時、邪魔だてする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい

 善い行いをしても、恐く次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい

 あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい

 あなたが作りあげたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい

 助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい

 あなたの中の最良のものを、世に与えなさい
蹴り返されるかもしれません
でも気にすることなく、最良のものを与え続けなさい 


 …きっと、マザー・テレサご自身が、このような、理解されない苦しみに遭遇し、自らの体験を通して、実感された「気にすることなく、やり遂げることから、いつの日か喜びに至る」経験をされたのでしょう。全世界に、彼女の残した足跡を、大切に踏み固め続けている、男女共なるお弟子さんの存在が、そのことを立証していることに思われます。

 

佐藤初女さんの言葉

2013年12月06日 13時00分46秒 | 個人的名言集
母のこころを すべてに(CD + Photo Book)
佐藤 初女
アノニマ・スタジオ


初女さんから いのちの贈りもの―DVD+フォトブック
佐藤 初女
主婦の友社

 佐藤初女さんについて 
 1921年青森市生まれ。小学校教員などを経て、弘前染色工房を主宰。'83年、自宅を開放して「弘前イスキア」を開く。'92年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。
苦しみを抱え、救いを求めて訪れる人たちを受け入れ、食事をともにし、寄り添う活動を続けている。'95年、映画『地球交響曲〈ガイアシンフォニー〉第二番』でその活動が紹介される。イスキアでの活動の他、国内外で講演やおむすび講習会などを続けている。

《2012.2.8  ご自宅訪問時に頂いた郷土の食膳・お土産におにぎりも》

 NHK等にも出演されたこともあり、また女優の小林聡美さんがご紹介されたりしたことで、メディアにも登場されていたのですが、今年で92歳というご高齢。私も昨年、是非お会いしておかなければ、と意を決して、豪雪の弘前のご自宅にアポ付きでご訪問させていただきました。その当時は、東京でも何度か講演活動されていたので、私も何度か聴衆席でお元気なお顔を拝見していました。著作も多数あり、どれもこれも料理、命にまつわる人生訓に満ちています。そして、その訪問客を迎える姿勢は、元祖おもてなしの達人レベルです!

 
《2012.6.9 講演会(東京)から》

 希望と夢は、今という時を大切にすれば、自ずと実現する。

 小さなことでも、実践→喜び→分かち合い→喜び→実践→喜び→…活き活きした力の好循環が生まれる…

 命とは、生きること。生きることとは、人の道を実現すること。人の道を実現することとは、人の役に立つことを気付きをもってやっていくこと。

 人は正しく生きていると、神様に代わる人と必ず出会う。

 一番確実なのは、「今」だけ。

 
《著作『おむすびの祈り(1997)』から》


 私は、受けとめることによって、自分もまた大きなものを与えられているのだということを、大変強く感じます。支えることによって、私もまた支えられています。人は、いつも誰かと共に生きています。また、苦しみは決して苦しみだけに終わることなく、いつかは必ず喜びに変わります。

 今を満足し、嘘や偽りなく、正直に生きていれば、今日の満足が明日の希望になり、先のことは不安になりません。

 私は、…ただ、自分のしたことをごまかして嘘をついたり、自分をよく見せようとして偽ったりすることだけはせずに、生きてまいりました。ですから、私は今とてもやすらかな気持ちです。

《著作『朝一番のおいしいにおい(1997)』から》

 わたしは、「苦しいー」と思うほど、とことん苦しみます。それを中途半端に妥協し、自分なりに理由づけて解釈をしたりしますと、一見解決したように見えますが、実は本当の解決にならないで、残っています。残っているとすっきりしないんですね。 
 もうこれ以上はできない、もう限度、というところのどん底にまで落ちるんです。落ちてしまうと、這い上がらなければ生きられないので、這い上がる努力をします。それが上に活きるという意味で、「上活」というのだそうです。そこまで行かないと苦しみから抜けきれないんですね。

 わたしの恩師は「禍福はあざなえる縄のごとし、禍(わざわい)と福は必ず繰り返し巡ってくるものだから、幸せのときこそけんそんに、苦しいときにも希望を持ちなさい」と言われました。
 わたしはこの言葉に励まされて、苦しみにあうたびに、「次に喜びがまっているんだ」と、希望を持つんですよ。そう考えると、苦しみを受け止める力がむくむくと湧いてくるような気がします。
 
…以上。今日は、たくさんご紹介してしまいました



やなせたかしさんの言葉

2013年12月05日 05時57分31秒 | 個人的名言集
【出典:産経ニュース 2013.10.15】
 今日は、今年10月13日に、94歳で亡くなられた、漫画家やなせたかし氏の言葉と詩をご紹介します。

「本当の正義の味方は、叩買うより先に、飢える子供にパンを分け与えて助ける人だろう、と。そんなヒーローを作ろうと思った。」
 【出典:産経ニュース 2013.10.15】


「ぼくの生き方」

 ひとは何のために生まれたか
 ひとはひとをよろこばすために生まれた
 なぜなら
 この世はさびしくてつらい
 人生はとても速く過ぎる
 今日の紅顔 明日は白骨
 それならば
 なるべく楽しく生きたい
 ひとの最大のよろこびは
 ひとをよろこばせること
 なぐさめあって生きていくこと
 喧嘩なんかはとんでもない
 それは人生の無駄づかい
 と ぼくは思ったが
 よろこばせるのが
 むつかしい
 美しく生まれたひとは
 それだけでひとがよろこぶ
 歌のうまい人は
 歌えばよろこぶ
 ぼくは
 みかけもよくない うーん残念!
 才能もない
 大芸術家にはなれない
 政治家も無理
 学者になるには勉強が不足
 考えあぐねて
 ぼくは絵本や童話や漫画をかいた
 それでもひどく下手くそで
 面白いですか
 よろこんでくれますか
 ただそれだけでかき続けた
 日暮れてはるかに道は遠いが
 好きな仕事をしているから
 ぼくは毎日うれしかった
 苦しむことがよろこびだった
 たったひとりのひとでもいい 
 それから さんにん また よにん
 すこしずつよろこぶひとをふやす
 それがぼくの生き方で
 巨匠や名人にはとてもなれない
 なりたくもない
 非凡なひとではないのだから
 あんまり
 大それた願いはぼくにはむかない
 もしも
 あなたがここまで読んで
 ひどくがっかりしたとすれば
 心の底から ぼくはあやまる

 …以上が、やなせたかし氏の言葉と詩です。 

 現代世界には、その謙虚さや控えめさは、かなり希少なレベルだと嬉しく思い、おこがましいのは承知で、個人的に共感してしまいます。もっと、永くご活躍して頂きたかったと、痛切に残念です。
「アンパンマン」の世界は、きっとチビッ子達のファンタジーの中で、永遠に生きるでしょう。イヤ、大人の中にも、きっと不滅のファンがおられるでしょう。合掌。

『テトラポッドに花束を』の著者から…

2013年12月05日 00時00分01秒 | ファイナンシャル・プラン
テトラポッドに札束を (単行本)
和佐 大輔
幻冬舎

何日か前に、ご紹介したファイナンシャルなお話の、中心人物である和佐大輔さんのことがよく分かる本(幻冬社刊) とリンク・ページ を、ようやくご案内できるようになりました。是非、探検気分で覗いてみてくださいね! チェックするだけでも、きっと何かゲットできます!

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『笑いの治癒力』からの掘り出し物

2013年12月03日 20時41分28秒 | 個人的名言集
今日は、アレン・クレイン(Allen Klein)氏の著作( 《The Healing Power of Humor》1997)の中に、他の著名人の言葉が含まれていますので、それを中心にご紹介します。

 「笑いの襲撃に遭ったら、勝てる者はいない」 マーク・トウェイン

 「人生はクローズアップで見れば悲劇。ロングショットで見れば喜劇。」 チャーリー・チャップリン

 「医術とは、自然の力が病を癒すまで、病人の心を明るく保たせるわざである。」 ヴォルテール(仏哲学者)

 「ユーモア精神のない人は、スプリングのない荷車のようなものだ。路上のどんな小さな石ころにもガタガタ揺れる」 ヘンリー・ワード・ビーチャー(米人牧師)

 「この世の悲しみを全て釘に引っ掛けて、どれでも好きなものを選べと言われたら、誰もが自分の悲しみを取るだろう。何故なら、他のものは、もっと耐え難く見えるから。」 ユダヤ教の教え

 …著者自身の言葉を最後に引用します…

 「私は暗闇にいる間、ある考えに慰められた。あらゆる物事は、私がいつどこで見たのよりももっと大きな絵、もっと筋の通った絵を描き出すためにある。そのことを私は深く信じている。」

 「一歩身を引いて、全体を眺めることを忘れていると、自分や自分の問題しか目に入らず、迷子になってしまうだろう。私たちの現実に一段高い視点ー「神の目」ーを与えてくれるもの、それがユーモア感覚なのだ。」

 「私たちの文化は、左脳社会と呼ばれる。論理的、直線的に物事を考えようとする。けれども、問題に遊び心をもって、取り組んでみると、色々な選択肢が見えてくる。脳の右半分も使うようになるからだ。右脳は左脳より、創造的な働きをするので、見えなかったものが見えてくるのだ。」

 …以上… 

 心が曇ってしまって、心の視界がぼやけてしまって、整理も何も出来ない時は、まずは、笑ってみることが良いのかも知れませんね。 笑える自分を、心の掃除・洗濯の道具に、いつでも常備しておきたいものです