ハリーがお腹のあたりをしきりに舐めているので、よく見たらニキビのような湿疹ができていた。シャンプーして様子を見たが、ますますひどくなって、赤くただれてきた。ほっておけばどんどん悪化しそうな感じだ。
かかりつけの獣医さんに連れて行き、調べてもらったらアカラス症という診断。毛穴の中に潜むダニの一種、毛包虫(ニキビダニとも言う)が原因で、たちのわるい皮膚炎をおこしているそうだ。もともと、この毛包虫は犬の半数以上に寄生していて、ふつうは共存しているのだが、抵抗力の弱い幼犬や老犬などに異常繁殖して発症することがあるらしい。
体力の落ちた老犬などは、ほっておくと全身に広がって、悪くすると敗血症を併発して命にかかわることもあるそうだ。(>_<)そうなる前に適切な治療をしなくてはならない。治療法は殺ダニ剤(イベルメクチン)を毎日飲まして、加えて薬浴を併用するのが一般的とのこと。
ただし老犬の場合、薬浴(ダニを殺す農薬につける)は体への負担が大きく、すすめられないと言うので、飲み薬と注射で治療することになった。ハリーも今年は14歳になる。寿命はそう長くないかもしれないができるだけ長生きして欲しいと思う。今日はちょっと長くなった。
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