ひょんな事から、1/24スケールの人形を改造する事になり、その改造素体を探しておりました。
見つけたのが、コトブキヤから出ているゾンビのプラモ。
これなら関節も可動するし、プラモデルだから改造もやり易そう!
と、そのプラモデルを、いつもNERFなどでお世話になっているトトさん(@0408Tarkus)から譲っていただきました!
トトさん、ありがとうございます!
これ、コトブキヤのヘキサギアのシリーズだと思ってたんですよ。
でも、ちゃんと見たら「エンド オブ ヒーローズ」って言う全く別のシリーズなんですね。
1/24っていうスケール規格だけは共通のようです。
開封したところ。
組立説明書はカラーのブックレット式で非常に豪華。
キット自体も5色のランナーに分かれており、小スケールとは言えディティールもしっかりと彫られています。
パーツの小ささと関節の組み込みで、素組に1時間掛かりました・・・
結構しっかりとしたアメカジフィギュアが爆誕します。
1/24なので、かなり小さいです!
7センチくらいなのですが、シルバニアファミリーと比べてもこのくらい。
このサイズのフィギュアだと、だいたい固定ポーズなので、そもそも関節が動くってのが珍しいんですよね。
さらにそれがゾンビなんですから、もう珍品プラモと言える品ですね。
で、このフィギュア、関節がめちゃめちゃ動きます。
特に、肩の引き出し関節の可動部分が秀逸で、頑張れば腕組みポーズも出来ちゃいます。
ライダーポーズの、肩をぐっと前に入れた力強いポーズも取らせる事が出来ます。
下半身も非常に良く動きます。
膝は1軸可動ですが、股関節はスライドギミックもあり、脚を大きく広げたポーズも不自然になることなく決まります。
また、ロール軸が太もも付け根とスネの2か所にあり「骨折して脚が変な方向に曲がったまま歩いて来るゾンビ」が再現できるようになっています。
ほのぼのしたポーズももちろん出来ますが、バイターという名前の通り、常に何かに嚙みつこうと口を大きく開けた表情なので、このミスマッチ具合がツボります。
下半身は色合いからチノパン、足元は白いスニーカー、上半身はYシャツで下にTシャツ着用という、割とオシャレなゾンビ。
なんだかバイキングの小峠さんに見えてきました・・・
その頭部をアップで。
頭に傷もあり、歯は一部欠けており、眼も左右での開き具合が違います。
このゾンビっぽさは流石の造形ですね。
ゾンビらしさの表現として、ちょっとグロテスクなパーツも入っています。
クリアーレッドの血だまりパーツは、スタンドとの併用を考慮され中央部分に穴が開いています。
差し替えで上半身にはアバラの浮いたボディパーツと内臓パーツを付けることが出来ます。
これはリアルに塗装したくなるけど、成功したらそれはそれで後悔しそうだなぁ・・・
このエフェクトパーツを使う事で、上半身が千切れたゾンビを再現する事が出来ます。
思えば、初代バイオハザードでもこのタイプの足元から這いずり出てくるゾンビに何度も噛まれたなぁ
X(旧Twitter)でも、気になっている方は多そうな商品。
ネックになっているのは価格ですね。
自分は安く譲って頂きましたが、定価となるとちょっと躊躇する値段ではあります。
やっぱりゾンビって、たくさんワラワラといた方が楽しいと思うんですが、1体2千円近いと、そんなに集めるのも辛いですよね。
たしかに可動も素晴らしく、単体での魅力は高いのですが、もっと部品が少なくて動かなくても単価下げていれば・・・
1/24というスケールに拘りがある方ならお勧めですね。
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