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ハシートップイン AKEDO 伝説のアケド S3バトルアリーナ

2024-07-20 15:32:35 | AKEDO






ここ数年、ひそかに気になっていたのが、オーストラリアの玩具メーカー「Moose Toys

三角フラスコに謎の液体と粉を入れるとモンスターフィギュアが誕生するBeast Lab、ストレッチ素材で伸び縮みするフィギュアシリーズ、Goo Jit Zuなど、アメトイでもなかなかやらなくなった「おバカギミック」が満載の玩具を展開している会社です。

女児向け商品はタカラトミーから「ふわもちWow!パンピーナ」と名付けられ発売されたので、他のムーストイ商品もタカラトミーから発売されるかと期待していたのですが・・・男児玩具は音沙汰無し。


やはり日本の市場では、今更おバカ(誉め言葉)な玩具など受け入れてもらえないのか・・・と思っていたら!!


なんと、ムーストイのヒット商品「AKEDO」が日本でも発売!!

ハシートップイン社が輸入販売すると聞き、これは買わねば!と入手いたしました。










AKEDO(アケド)は、アーケードゲームから名付けられた対戦玩具。

要するに、ストⅡとか鉄拳とか、モータルコンバットとか、対戦格闘ゲームをアナログ玩具に落とし込んだ、逆転発想玩具です。

ムーストイ社のヒット商品で、2021年頃から発売され、既にシリーズ第七弾まで出ている人気玩具。

今回、日本ではシリーズ第三弾から第五弾に当たる商品が展開されています。









今回レビューするのは、豪華な対戦セット「バトルアリーナ」

ギミック満載の大型商品で、アケドの割と初期シリーズから発売されていますが、今回、日本で発売されたのはS3(シーズン3)の商品です。








ご覧のように、ミニフィギュアをセットして対戦させるための競技場なのですが、モチーフとなっているアーケードゲームを模したデザインになっており、アケドの世界観がよく分かる商品になっています。








商品が半分以上むき出しのパッケージには、お約束の「TRY ME」!

バトルアリーナの売りである音声ギミックを楽しむ事が出来ます。

みんなも、まずは店頭でガシガシ動かしてガンガン音鳴らそうぜ!!










よく分からない梱包方法のパッケージを剥ぐと、中身はアリーナ本体、最初から取り付けられた戦士人形が二体、そしてトレーニング用の器具と説明書、ブックレットが入っています。





それでは、遊ぶためのセットアップ方法についてです。





まずは、アリーナの背景に画像をはめ込みます。

付属の背景用紙は表裏二面にそれぞれ違う絵柄が描かれているので、好きな方を表にして本体脇から差し込みます。

これ、ただの厚紙なので取り扱いに気を付けないと端が折れたり曲がったりします!










本体裏面に音声スイッチがあるので、ONにします。

ちなみに、TRY MEの位置にすると、コントローラー片方だけ音声反応するようになります。

しかもライトギミックも無いのに使用電池は単三3本も使うんですよ!







アリーナ本体を、奥にスライドさせて対戦場所を広げます。

ちょっとしたギミックなのに、一気に戦場が広がり気分が盛り上がりますね!









ここまで出来たら、対戦OK!!

コントローラーのレバーを思う存分に動かし、対戦させます。

相手の頭部に攻撃がうまくヒットすると・・・無残!真っ二つ!

その名も「スプリットストライク」で決着です。








本体上部には、背景に印刷された体力バーの位置を表すメーターが付いているので、勝敗がついたらメーターを動かします。

対戦を繰り返し、相手のHPをゼロにすれば勝利という訳ですね。











こちらが対戦用のコントローラー。

アケドにはコントローラーが数種類ありますが、これはバトルアリーナにしか付属しないタイプです。







本体からコントローラーを取り外す事は出来ますが、別売りコントローラーとの互換性はありません。

接続ジョイントに金属部分が見えている通り、レバー操作に合わせて音が鳴る仕組みになっているので、このコントローラーを使わなければバトルアリーナの特徴である音声ギミックを楽しめません。










オマケとして、トレーニング用のサンドバックが付いています。

これで戦士の攻撃間合いを習得する訳ですね。

特になんのギミックも無いのですが、こうしたちょっとしたオマケが嬉しいですね。











付属の対戦フィギュア。

アケドでは「ウォリアー」と呼称されます。









こちらは「シャドウストライクグリッチブレード」

名前が長いです。

厨二感あふれるボディ&マスク、暗黒パワーな拳のオーラ。

もう、おバカ感最高のデザインですね!!









頭部に打撃を受けてスプリットストライクされた状態。

ゲーム的には決着がついた事が一目瞭然で分かりやすい形です。

ちょっと残酷に見えますが、元ネタはモータルコンバットのフェイタリティなんでしょうね。

まあ、私の世代は少年時代に北斗の拳を読んでますから、人体破壊(フィクションなら)には抵抗ないですからねぇ。










もう一体のこちらは「クロウサムシャーディー」

四つ腕サイボーグ熊という、これまた情報過多なキャラクターですね!

下半身にツギハギが見えますが、着ぐるみの設定なのでしょうか?









スプリットストライク状態。

やっぱり、このギミックこそがアケドの魅力ですね。

まだ日本では発売されていませんが、別シリーズでは下半身まで全部真っ二つになるものや、上半身が丸ごと吹き飛ぶタイプもあります。










バトルアリーナにはウォリアーを飾っておく台座も付いています。

オフィシャルバトルでは2~3体のウォリアーを使って対戦するので、自分のデッキはここに立たせて置けるわけですね。

ご覧のように台座は本体裏面に取り付けられるので、遊び終わった後の片付けでも重宝します。










実際に遊ぶと分かるのですが、収納されている音源は35種類以上!

とにかく騒がしいけど、対戦はメッチャ盛り上がります!

そして、付属の説明書は日本語訳されていないのですが、コントローラー操作で音を変える事が出来ます。

素早く連続でコントローラーレバーを引く事でコンボ音が鳴ったり、5秒以上レバーを引きっぱなしにする事でパワーチャージ音が鳴ったり・・・

このギミック、もっと公式とかでも大々的にアピールしたほうが良いんじゃない??!!









もう一枚付属のブックレットはミニカタログになっています。

この、「日本では売られていない未知の玩具カタログ」っていくつになってもテンション上がりますね!!

今回、日本版で発売されている商品の中では、このバトルアリーナだけシリーズ3なので、ここに記載されているウォリアー一覧もシリーズ3の物です。



国内販売の他商品はシリーズ5の物であり、サブタイトルが「ビーストストライク」になっています。

ちなみにシリーズ3のサブタイトルは「パワーストーム」ですね。









通常、この手の対戦玩具では、こうした「アリーナ&すぐに対戦できる2体セット」は、シリーズのメイン商品として力を入れて宣伝告知するものですが、アケドはウォリアー1体とコントローラー1個がセットされたシングルパックを推しているんですね。

まあ、一番シンプルで安価な商品でも、2体あれば対戦遊びも出来ますからね!

バトルアリーナが無くても充分に遊べるけど、アリーナがあればより一層楽しめるよ!という姿勢なんですね。


でも、マジでバトルアリーナでの対戦は楽しいので、アケドに手を出す方(既に出し方も)には絶対に購入をおススメします。

このブログでは動画掲載が出来ない(やるとしてもメンドクサイ)ので、とにかく公式の動画を見て頂きたいです!


こうしたおバカギミック大好きな玩具者にはたまらない商品です!

あと、イマドキは玩具も高騰化していますが、比較的安価で手が出しやすいのも魅力的ですね!




























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