タカラ トランスフォーマーROBOTS IN DISGUISE CRYOTEK（クライオテック）

今回もトランスフォーマーネタです。

いや、ホント自分でも持っていたことを忘れてたようなのも出てきて…




今回取り上げるのは「クライオテック」

ビーストウォーズメタルスに登場したドラゴンメガトロンのリペイント商品で限定発売された物です。











ドラゴンメガトロン、タイガーファルコン、パワードコンボイはビーストウォーズメタルス放送末期に発売されたため、出荷数が少なく日本語版パッケージは若干レアになっています。

こちらのクライオテックの方が限定発売とはいえ入手しやすかったように覚えています。












ビーストモード。

迫力のある西洋ドラゴン。

長い首と尻尾、巨大な羽がインパクトあるシルエットを形造っています。












背面から。

羽部分は翼の伸縮ギミックが備わっており、背中のレバーを上下することで開閉が可能になっています。












ビークルモード。

足に隠された車輪を展開することでビークルになるんですが…

まあ、かなりオマケ扱いのモードですね。

この商品、首と尻尾はゴムのような軟質樹脂で出来ているため、写真のようにそのままでは首がだらりと垂れて地面に着いてしまいます。










そこで、これを解決するギミックがもともとあるのに組み立てミスでギミックが活かされていないので修正することにします。

首の付け根には黒いT字型のレバーがあり、これを上下左右に動かすとドラゴンの首も連動して動くようになっています。












このパーツを一度留めてあるネジを外し上下逆につけなおします。

すると、レバー下にあるストッパーパーツが使えるようになり、ドラゴンの首を真っ直ぐに伸ばしたまま固定できるようになります。

この改造はネジ一本外すだけなので非常にお手軽にできます。

ちなみに国内版ドラゴンメガトロンでも同じようにレバーパーツはつけ間違われています。












これでビークル時もちゃんと首が真っ直ぐ向くようになります。

…とは言え、これのどこがビークルかと聞かれると…











ドラゴンの口にはミサイル発射ギミックがあり、角の部分を押すことにより開口しミサイルがスプリングで発射されます。












ロボットモード。

変形は下半身はさほど難しくありませんが、ドラゴンの上半身から左右の腕に持ってくる構造がそこそこ複雑で手ごたえのある変形が楽しめます。

ドラゴンの首が丸々左腕になっているデザインです。











頭部は歯を食いしばった表情をしており、クリアパーツのバイザーが被るようになっています。












頭頂部にはこちらもミサイル発射ギミックを搭載。

手持ちの武器が無く、武装ギミックはこの頭部ミサイルと左腕のドラゴンの口から発射されるミサイルのみになっています。












ちなみに胸のクリスタル内にはスパークが擬人化した設定のフィギュアが乗っています。

これはビーストウォーズメタルス時にも乗せられる予定だったのが、トランスフォーマーの世界観に合わないという理由で削除された物。

本当はどの位置でもコクピットが水平を保つように回転するのですが、久しぶりに変形させたらなんだか引っかかって水平にならなかったので変な角度で撮影してます。













頭部のヘルメット、バイザーは上に跳ね上げることができ、中にはよりメガトロンらしい頭部があります。














大きな翼や長大な左腕のせいでバランスが取りづらくなっていますが、関節は良好に可動します。



有機と無機が組み合わされたようなデザインの多いビーストウォーズ系トランスフォーマーは、むしろ最近の映画版に慣れた人のほうがカッコよさを感じるデザインなのかも知れません。

この
クライオテックも複雑な変形システムや、メリハリの利いたデザインなど今見ても衰えない魅力を持った玩具です。




首や尻尾の軟質樹脂ですが、経年劣化でひび割れとか起きてるかな？と思いましたが、今回いじってみたらとりあえずは大丈夫でした。



ドラゴンメガトロンの真っ赤なスタイルもカッコイイですが、このクライオテックの青もお勧めです。

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