今回、紹介するのは久しぶりにホットウィール。
FTSブログでは今までもサイドライン系やHWオリジナルデザイン系などをメインに紹介してきましたが、今回も一般的にはウケなかったサイドライン商品を取り上げます。
ロボウィール。
実は「流行らなかった変形ロボ玩具」としては有名なので、意外と所有している人も多いんですよね。
ただ、恐らく殆どの人はワゴンセールなどで入手されたんだと思います。
自分は発売当時にガッツリ定価で集めました・・・
国内バンダイと米国マテルの業務提携により、ホットウィールブランドでも国内ではアニメ特撮キャラの乗り物を題材としたキャラウィールを展開。
またアメリカ向けには日本でデザインしたこのロボウィールを展開しました。
しかし、トランスフォーマーやゴーボッツのように善悪の陣営に分かれて戦う設定は良かったのですが、商品は同じキャラの色替えだけでの善悪キャラ分けで、あまりコレクション的要素は高くはありませんでした。
中身はこちら。
ホットウィールとして基本となるタイヤ付シャーシ、ロボ本体、車体形成の外装パーツ、ロボバトル用の武器が二種類。
今回紹介するガトリングガンナーはテンガロンハットがイカしてます。
上半身は丸ごとエンジン。
武装は軟質樹脂製で、両腕にあるアタッチメントに差し込むことで武装交換が可能になっています。
こちらはマフラーと斧を組み合わせた接近戦武器。
そして名前にも付いているのでメイン武装だと思われるガトリングガン。
ミニカーとしての機能(?)がすべて詰まったシャーシ部分。
ダイキャスト製でずっしり重く、ホイールはかなりスムーズに回転します。
シャーシには計四か所にロボ用のジョイントが付いており、ロボ本体の足裏を差し込んで合体します。
中心よりの二か所のジョイントを使いロボを立たせたところ。
専用コースなどではこの状態で走らせることでロボットバトルを行います。
ちなみにロボットの足関節は横方向にしか動かないようになっているので、正面に向かってのポーズはとれず、このような波乗りポーズしかできません。
こちらが外装パーツ。
残念ながらプラパーツ製です。
武装パーツと差し替えて本体に取り付ける事が出来ます。
そしてこの状態から足をシャーシ両端のジョイントに差し替えて、腰を落とすように変形させると…
ビークルモードの完成。
まあホットウィールなので本来はこちらのほうがメインの筈なんですけどね。
このシリーズでは幾つか本家ホットウィールの有名モデルをモチーフとしたカーモードデザインになっている物があり、このガトリングガンナーもその一つ。
「スウィート16Ⅱ」というモデルが元デザインになってます。
発売当時は販促用のフルCGで書かれたアニメーションVHSビデオも配布されており、店頭でもプロモーション映像として流されていました。
残念ながら日本でもアメリカでも大きなヒットは飛ばせず短命に終わりましたが、デザインやコンセプト的には自分は気に入っています。
おそらく日本メインで展開するならシャーシや外装パーツを含めた完全変形が必須要素で、アメリカでのヒットを狙うならもっと簡素な変形(車体を立てたらロボットとか)にするべきだったんでしょうね。
今では既に見かけなくなった不遇玩具ですが、たまにヤフオクなどに出品される事もあるので興味のある方はお手に取られてはいかがでしょうか?
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いかんせん、あのラインは胴体が…。
でも完全変形なんだから出せば日本市場でもそれなりに受けたと思いますよ。
いちおうマテルインターナショナルに文句言っとこうっと…。
が、アメリカでもヒットしたシリーズとは言えないですし、あれを日本でやったとしてもロボウィール以上にウケなかったでしょうね。
アメリカの方はロボ系よりワールドレーサーズやアクセルレーサーズ、バトルフォース5の様なレース物の方が受けるようですね。