震災後、まだまだ様々な形でその影響が出ておりますが…
自分も、正直今のところあまり玩具で遊ぶ元気もなく(仕事が忙しい時期なので疲れもありますが)ブログ更新が滞っている状態です。
しかも、gooブログが先月くらいから微妙に仕様が変わり、ちょっと使いづらくなっているのも更新しにくい要因だったりします。
とりあえず、試しにちょっと更新。
関東に住んでいる方には計画停電で夜は暗闇で過ごしている方もいらっしゃると思います。
自分も、停電に備え昔に買ったミニマグライトを引っ張り出して見たところ
電池入れっぱなしだったため、液漏れを起こし内部を腐食したようで点灯したりしなかったり・・・
あわてて懐中電灯を買いに走った時にはすでにコンビニもホームセンターも軒並み売り切れ。
そんなタイミングでNERFでいつもお世話になっているしんごさんがLEDライトを購入し、かなり使い勝手が良いというお話を聞きました。
そこで自分もLEDライトを購入してみました。
結論から言うと、すっかりライトの魅力に取りつかれてしまいましたね。
これは本当に便利!
一度でも明るくて電池の長持ちするLEDライトを使ってしまったら、正直もう単一電池の電球タイプの懐中電灯には戻れないです。
まず最初に購入したのが、サンジェルマンが輸入販売しているドイツのメーカー、レッドレンザーシリーズのT7。
パッケージは玩具でよくあるトライミーパッケージのようになっており、店頭で実際の明るさを確かめる事が出来るようになっています。
このT7は明るさが最大で200ルーメン。
あまりの明るさにビックリしました。
電源は単四電池4本。
大きさは片手でちょうど扱える程よいサイズ。
ただ、常時持ち歩くとなると躊躇する大きさです。
パッケージには専用ホルスター、本体ストラップ、カラビナ、メーカーロゴ入りの替え電池までついています。
かなりお得感のあるセット内容。
ちなみにルーメンというのは明るさの単位。
たとえば白熱灯の60W型だとおよそルーメン数は800くらい。
懐中電灯などの明るさを表わすものとしてはルーメンの他、カンデラとかルクスという単位が使われます。
10年くらい前はカンデラ表記が多かったんですが、最近はルーメン表記が多いですね。
ちなみにそれぞれ正確には違う明るさを示す単位なので、単純な互計算ができません。
一言で言うと
ルーメン(lm)=光束:光源から放出される光の量
ルクス(lx,lux)=照度:光によって照らされた面の明るさ
カンデラ(cd)=光源:発光体が放つ光の強さ
となります。
詳しい事は各自で御調べを。
レッドレンザーはテールスイッチという本体のお尻部分に押し込み式のスイッチが付いてるタイプ。
スイッチ半押しでブーストモードで約200ルーメン
スイッチ1回押しでパワーモードで約150ルーメン=実用点灯2時間
スイッチ2回押しでセーフモード約9.9ルーメン=実用点灯48時間
スイッチ3回押しで消灯
となります。
このレッドレンザーが非常に使い勝手が良く、とんでもなく明るいので調子に乗ってLEDライトを更に二本購入。
実用性と高い機能で定評のフェニックスのMC10、さらにサンジェルマン社が販売しているジェントスシリーズからドミネーターDC-100Fを購入。
MC10にはストラップ、デュフューザー(光拡散フィルター)、説明書、そして買ったショップがサービスで付けてくれた単三電池が一本。
単三電池1本なので電池切れしても補充が比較的容易なのがポイント高いです。
さらに、タクティカルライトやハンディライトが多いフェニックスのラインナップで唯一のL字型ライト。
L字型は一部ミリタリーライトでも採用されている形ですが、とにかく実用度が高いです。
写真のように立てて使う事も出来、おまけに首部分が上下に角度をつけられるようになっています。
さらに本体には吊り下げ用金具も付いているので、天井から吊るして使うことも可能!
まさに使い勝手を優先したデザインです。
大きさも手のひらにスッポリと収まるサイズで持ち運びも便利。
スイッチは頭のてっぺんにあり
一回押すと約125ルーメン=実用点灯1時間20分
二回押すと約50ルーメン=実用点灯5時間
三回押すと約5ルーメン=実用点灯65時間
さらにダブルクリックのように押すとストロボ点灯=実用点灯2時間30分
さらに一回長押しするとモールス信号でSOSサイン=実用点灯10時間
と、十分なパフォーマンスとランニングコスト!
このライトは本当にお勧めです!
なによりL字型ライトはポケットなどに入れて使えば両手を開けたまま足元や手元を照らせるのがいいです!
そしてジェントス ドミネーターDC-100F。
ジェントスは国内で比較的手に入れやすいLEDライトブランドで、家電量販店やホームセンターでも良く売られています。
代表的なシリーズに「閃」シリーズがあり、自転車愛好家や一部アイドルオタク(なんでも閃ブレードと呼ばれる手製の交通誘導灯をライブ会場で振り回すのだとか…)から支持されています。
実はこのライト、事前に調べた段階ではあまり良い評判は聞かなかったんですよ・・・
スペック的には単四電池3本使用、しかもエネループに対応しており防滴仕様にもなっています。
今回の震災からの生活物資不足で経験しましたが、意外と単四電池は売れ残っている事が多く、緊急時に手に入れる事が比較的容易でした。
手に持った所。
ポケットに入れておくにはでかいですが、カバンなどに入れて持ち歩くには気にならないサイズ。
こちらのスイッチもレッドレンザーと同じくテールプッシュ式のスイッチなのですが、特徴的なのはスムースディマーコントロールと呼ばれる調光方法。
一回スイッチを押すと約120ルーメン=実用点灯7時間
そこからスイッチを長押しし続けることで約12ルーメン=実用点灯70時間までの無段階での調光ができます。
さらにスイッチをダブルクリックでストロボ点灯=実用点灯14時間
さらに一回長押しするとモールス信号でSOSサイン=実用点灯17時間
この長押しでの調光というのが独特で使い慣れるまで時間がかかるのが評価の低い原因です。
さらに、光の照射角度を変えられるのですが、スポットで10度、ワイドで35度と、ワイド側が狭く広い範囲を照らすのには向いていません。
かなりクセのあるライトなのですが・・・
色とデザイン、そして何より価格が安いのが魅力で思わず購入。
今はこれを持ち歩き用で使っていますが、使い勝手は思ったほど悪くはありません。
照射角度の狭いDC-100Fは遠くや一か所を集中的に照らすのに便利で、自分はもっぱら夜の自転車運転時に使っています。
さて、肝心の明るさですが、正直、三種ともそこまで大きな明るさの違いは感じられません。
もちろん、MC10が一番暗いのですが、照射角度が広く広範囲が明るいとそこまで気にはなりません。
個人的な感想ですが、計画停電時に使うのであれば100~150ルーメンあれば、部屋の壁や天井に照射し間接照明として使えば6畳から8畳くらいの部屋なら十分に照らす事が出来ます。
逆に、普通の懐中電灯として足元を照らしたりするなら50~80ルーメンあれば十分。
手元を照らしてちょっとした読書などをするなら10~50ルーメンあれば事足りると思います。
とにかくLEDライトは想像以上に使えるナイスアイテムであり、まだまだ余震の心配や計画停電が続きそうな今時期は手放せないアイテムです。
ほとんどの方が懐中電灯と言えば千円前後の物を選んでいると思いますが、購入後のコストパフォーマンスや実用性、明るさ等を考えれば、高価でも絶対にLEDライトのほうがいいと思います。
是非、皆さんもご家族に一本いかがでしょうか!
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