≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

大法寺へ行った。その2

2024-11-15 18:16:26 | 行った話(展覧会以外)
大法寺へ行った。その1 よりつづく

石段の下から三重塔を見上げる。屋根の下にきれいに並ぶ垂木がキノコっぽくて好きだ。
って、10年前に別所温泉の安楽寺八角三重塔を見た ときも思ったっけ。


正面。ほら、垂木がいいでしょう!



左下から見上げる。垂木の上、きりっと角刈り?になっているのは檜皮葺(ひわだぶき)。
レイヤーがいくつもあって複雑な構造だなあ。



左側面。正面とどこがちがうんだ!? と思うけれど、扉の上の額がない。額があるのが正面だな。



やっぱり見上げる。いやあ、たまらん!



上ってきた方を見る。観音堂の屋根が見える。向こうに山の稜線が青く見える。いいね!



ちょっと下がって2階を見る。おう、複雑。こういう手すりを見ると、そのテラス?に出てみたいと思ってしまう。



もっと下がる。斜面が迫っていて、全容を一望できないんだよなあ。



てっぺんの水煙。仏教の本来の塔はこれでしたっけ?ずいぶん盛ったものだ。
このあと寄った青木村郷土美術館によると、この水煙は複製だそうだ。そうだよね、そんなに古く見えないもの。



回り込んで、後ろの扉。



さらに回って4枚目、最後の扉。みんな一緒に見えるよなあ。



肘木とか。ぜんぜん分からないけれど、いいねえ。



ツバメの巣のあと? ハチの巣もあった。



さらに上ると、なあんだ、塔の後ろに道があった。そこからはだいたい全体が見下ろせるようだ。
逆光でシルエットだが、それもよい。
美しい。国宝なの、納得する。ということで、最後で 大法寺のHP のリンクを貼る。



2、3階部分のアップ。

塔内部には厨子と須弥壇があるらしい。
そして、それらは塗られていたらしい。今は殆ど残っていないそうだが。

復元された壁画を見ることが出来るそうなので、青木村郷土美術館 に行った。
なるほど、派手だ。
残念ながら、復元壁画は写真を撮ることが出来なかった。検索をかけても殆どヒットしない。
青木村役場のHPに1枚だけあったのでリンクを貼る 六百八十年前の壁画




 
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ラム酒のチョコレートケーキ

2024-10-25 18:19:55 | お菓子など

昨年末にローストダックを焼いた ときに参考にしたサイトがあった。
お料理ダイスキ!ニューヨークおうちごはん です。
それをパラパラ見ていて気になったのがラム酒のチョコレートケーキだったのだ。
ラム酒のチョコレートケーキ
文章が楽しいんですよ。


ちょうどラム酒が切れていたので、せっかくなのでラム酒を買った。ええ、マイヤーズでもロンリコでもなく、サイトの写真を真似してバカルディのラム酒です。
並べてテイスティングしたわけではなく それぞれを味見したのもずいぶんまえなので、違いが分からない。残念。

レシピはいかにもアメリカン。ベーキングパウダーとベーキングソーダ(重曹)で力任せに膨らませるタイプです。
わたしが作ったことがあるレシピでは デビルズフードケーキ なんか似ている。
力任せに膨らませるので、焼いている途中ですごく膨らむ。
そして、熱が加わって小麦粉が糊化したり卵白が凝固するにつれてしぼんでいき、焼き上がって冷めると水蒸気が抜けて、真ん中が思いっ切り沈む。あれは悲しいです。
👇 最初にレシピ通り焼いたときの断面。陥没、という言葉が正しいであろう。

まあ、それは予想してはいたのだ。
それで、ベーキングパウダーとベーキングソーダと生地に加えるラム酒を減らしたレシピで焼いたのが冒頭の写真です。真ん中が盛り上がることもなく平らでもなく少し下がったけれど、陥没したわけではないので、まあこんなものじゃないかな。レシピサイトの写真もそんな感じに見えなくもないし。

このレシピは、生地にたっぷりラム酒を加え、焼き上がったらラム酒をかけ、翌日には裏返してまたラム酒をかける、という徹底ぶりです。
しかし、生地に加えるのと焼いた直後のラム酒のアルコールはあらかた熱でとんでいく。ケーキのアルコールはおおよそ最後にかけるものからだと思う。
ラム酒の香りはさすがにたっぷりつきます。
そもそもチョコレートというのはかなり香りが強いんで、それに負けないくらいラム酒の香りをつけないとね。
とはいえわたしが使ったチョコレートは安手のものだったせいか、最初に焼いたケーキはちょっと物足りなかったので、冒頭の写真のケーキにはオールスパイスやシナモンをちょっと足しました。あくまでも隠し味程度にね。

ラム酒のチョコレートケーキ、気に入りました!




 
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タワー・オブ・パワー ライブに行った。

2024-10-19 15:06:02 | 音楽

カート・エリング&チャーリー・ハンター “スーパーブルー” ライブ をブルーノート東京で観た次の晩はビルボードライブ東京でタワー・オブ・パワーのライブだ。
おやじバンドの次はじいさんバンドだ。なんと贅沢な日々だ。

会場へいざなう 天井と床の青い光が印象的だ。ブルーノートに青い光があってもなにも不思議ではないが、ビルボードライブも青いんだよな。
突き当りを左へ折れると、


急こう配に席が配されている。
建物の3階にステージがあって、同じフロアの席と、入口のあった4階、ステージから一番遠い5階席がある。
何回か行った経験からいうと、4階席の前列中央が一番いいと思う。ベニー・シングス のときがそうだな。
今回は残念ながら4階席の後列やや左の席だ。同じ4階でも前列と後列でこんなに高さに差がある。
こんな感じにステージを見下ろす。


ステージの上をズームする。
トロンボーンと、ベルが大きめだからフリューゲルホルンかな? 後ろにはヤマハのキーボードを載せたハモンドオルガン。左後ろにはハモンドオルガン用のレスリースピーカーもある。右にはドラムセットがちらと見えている。


ドラムセットの右側。縦に積み重ねたアギュラーアンプの手前にベースが立てかけてある。フェンダーのジャズベだろう。
そのうしろラックには、なんだかいくつもギターが置いてある。


頼んだドリンクが来た。
夫の頼んだ紅茶は保温のためだか2重になったガラス製のコップに入っている。最近増えたね、2重ガラスコップ。わたしも使っているけど、思ったほど保温性はよくないんだよなあ。でも見た目がいいからね。昨日のブルーノート東京でも見た(写真に写っているよ、見つかるかな?)



タワー・オブ・パワーはアメリカのソウルファンクバンドだ。
なんと結成は1968年で、中心メンバーのテナーサックス奏者の エミリオ・カスティーヨ とバリトンサックス奏者の ステファン "ドク" クプカ がいまだにステージに上がって活躍している長寿バンドだ。結成して56年だよ!
ちなみにこのステージ時でエミリオ73歳、ステファン78歳です。
リーダーのエミリオが小林克也に似ているのがポイント。
アース・ウィンド・アンド・ファイアと比肩するバンドだ。っていうか、タワー・オブ・パワーのほうが若干結成が早い!
ファンクらしく、元気の出るテンポで、ホーンセクションがカッコいい。ヴォーカルも歌い上げ、観客に一緒に歌うように呼びかけ、振り付けもあって、楽しいステージだ。

タイニーデスクコンサートにタワー・オブ・パワーが出ているよい動画がある。ヒット作「ワット・イズ・ヒップ?」のリンクを貼る。
Tower of Power: NPR Music Tiny Desk Concert "What Is Hip?"
楽しそうでしょ!

1stトランペットのデイヴ・リチャーズは、なんとトロンボーンとの持ち替えをする。トランペットとフリューゲルホルンの持ち替えは普通だけれど、マウスピースの大きさがぜんぜん違うトロンボーンを遜色なく吹けるなんてびっくりだ。エミリオもそこを高く評価する、と紹介していた。なにしろ長くバンドを続けていて、参加したことのあるミュージシャンも大勢いるから、その中で評価されるというのはすごいことなのだ。
オルガンのロジャー・スミスもとても存在感があってよかった。
リードヴォーカルのジョーダン・プラカシュ・ジョンは若くてステージを盛り上げていた。階段を上り下りして観客席を回ったり、ギターを弾いたりもした。いっぱい立ててあるうちのひとつね。
ジョーダンはスポーティーでカジュアルな印象だったけど、テーラードジャケットを着ていた。前日のカート・エリングも他のメンバーは着ていないのに一人だけテーラードジャケットをおしゃれに着ていたし、ヴォーカルはちょっと格を上げるものなのだろうか。

バリトンサックスのステファンはステージへの階段を、支えられてよちよちと上っていた。しかしステージパフォーマンスに不安を感じるものはなかった。重たいバリトンサックスをずっと下げたまま立ちっぱなし、時々は振り付けも入る。
体力あるなあ。長年つづけているからかな。しかし、一晩で2ステージが3晩連続。移動日を1日とってビルボードライブ大阪で2晩。お疲れ様です。

ジェイムズ・ブラウンを観てファンクを始めた、とエミリオが言っていた(と思う)。
やっぱりジェイムズ・ブラウンだよねえ❗ ジェイムズ・ブラウンを生で観ることの出来た年齢だよなあ。アレを生で観たら、カミナリに打たれたようだよな、きっと。
ジェイムズ・ブラウンにちなんだ曲 Diggin' on James Brown のまえに言ったんだっけ?(記憶が曖昧で、すみません)

エミリオが、オレの名は? と観客に訊いて、客が、エミリオ・カスティーヨ! と返すやりとりを何度もした。
会場中で返事があったけれど、最も熱心だったのが3階最前列だ。エミリオにいじられるやりとりもあった。
普通の観客ではないな。ああ、ファンクラブか!

なかなか大きい音響、それに負けないように声を張り上げて一緒にフレーズを歌ったりはやし立てたりリズムに合わせて手を叩いたり拍手したりした。
熱量のあるステージを観てわたしもとても熱量を使いました。
ああ、楽しかった!タワー・オブ・パワー ありがとう❣️

ビルボードライブ東京HP、 タワー・オブ・パワー


ステージ終了後、ステージまえまで下りてみた。
ドラムセットのスネアが2台ある。昨日のカート・エリング&チャーリー・ハンターも昨年のシオ・クローカーも2台だった。最近の流行りかなあ。


セットリスト。掲げているのがエミリオにいじられていた人かな?
上の赤文字で貼ったYouTube動画の「ワット・イズ・ヒップ?」はアンコールでした。



ロビーの壁にはビルボード誌が飾られている。その前にお祝いの花が立てられていた。タワー・オブ・パワーのファンクラブが日本にもあるなんて、すごいね。
上から2番目の写真の左側の壁です。


アップ。



ビルボードライブ東京を出てそのまままっすぐ行くと突き当たる窓。





 
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カート・エリング&チャーリー・ハンター “スーパーブルー” ライブに行った。

2024-10-11 17:39:10 | 音楽

チャーリー・ハンターはギタリストで、ずいぶん変わった楽器を使っている。
指板のフレットがずいぶん放射状になっているファンドフレットで、弦が7本や8本だったりする。
音をアンプに伝えるコードを差し込むジャックが2つある。
じつは、低音の方の弦はベース、高音の方の弦はギターで、チャーリーはギターとベースの1人2役なのだ。そんなことが出来るのか !? と思うが、実際やっているのだからしようがない。
そして器用なだけではなく、彼ならではのノリ/グルーヴがカッコいい。わたしと夫は尊敬をこめて'変態チャーリー'と呼んでいる。
あの指さばきを一度は生で観てみたいものだ、とずっと思っていた。

カート・エリングは渋い声のシンガーだ。ノリの良い歌詞をぽんぽん出す。

その2人が組んだユニットがスーパーブルーだ。アルバムが2021年に出た。
パッと見 文字に見えないけれどよく見ると 'SupeRblue' と青い文字で書いているジャケットが目印だ。
ウケたのか2021年と2023年にライブアルバム、2023年に新たなアルバムが出た。ジャケットは文字が色違いだ。
ちょうどよい動画があったのでリンクを貼る。
Kurt Elling - SuperBlue (Live at The Pool, London)
こんな感じのカートとチャーリーです。
ブルーノート東京でのライブにはコーラスはいなかったけど、動画に写っているドラムスのコーリー・フォンヴィルはステージに乗ったよ。


ブルーノート東京入口わきのポスターのアップ。
チャーリーのギターのネックのフレットがなかなか激しい扇状になっているのが分かる。



ブルーノート東京の扉をくぐるとすぐに階段があって下に降りるようになっている。
おりた地下1階にはロビーで受付やクロークや、奥まったところにバーがある。
👇️受付の脇から会場に下っていく階段。会場は地下2階なんだな。



このライブにちなんだカクテルが出ていた。



始まるまえのステージ。チャーリーのギターがスツールの上に置かれている。
フレットがファンドなのかは見えないが、コードが2本つながっているのは分かる。



飲み物とどきました。



カートは貼った動画のようにサービス精神旺盛だった。
ジャケットの胸ポケットからポケットチーフをのぞかせて、いうなれば 'ちょい悪オヤジ' だ。
残りの3人はみなキャップを被っていたし、立っていたのはカートだけなのでヴォーカルのカートがよく目立った。
歌詞と喋りがそのままつながっている感じだった。曲に合わせてステップしたり、ジャケットの前立てをしゃんと引いたり、よく動いた。

チャーリーはカートの後ろのスツールに座って演奏していた。
ギターにストラップがない。立って演奏しない人なのかも。
ボディとヘッドがミントグリーンの楽器で弦は6本だ。もちろん激しいファンドフレットだしコードも2本だから、6本弦でも普通のギターなわけはないな。
チャーリーは彼独特の笑顔を見せながらカートをよく見て演奏していた。
前の方の席についたので、ギターとベース2役の指をじっくり見ることが出来た。
これは思った以上に忙しい!
まあ考えればクラシックギターならメロディーと伴奏を一緒に演奏するし、やってやれなくはないよな。
しかしギターの弦とベースの弦を同じネックで両立させようとするとあんなに激しいファンドフレットになってしまう。
やってやれなくはないことでもちゃんとやるのはまた別の話だよなあ。

カートとチャーリーの息がぴったり合っていて、なんだかとても仲良しに見えた。同い年だし。
キーボードのケニーは2人を支えるよい演奏をしたし、ドラムスのコーリーも小気味よい演奏だった。ソロもカッコよかった。
ブルーノート東京などのライブを観ていつも思うのが、上手でよいプレイヤーって、世界にいっぱいいるんだなあ、ということだ。
ハイレベルで安定した演奏にピリリとした刺激と渋み。
おやじバンド、堪能いたしました。

ブルーノート東京HP カート・エリング&チャーリー・ハンター“スーパーブルー”
モバイル版だと一番下にライブリポートページへのリンクがある。原田 和典氏によるもので、分かりやすくかつ情報が多くていいです。写真もたくさんあります。

ライブが終わってカーク達がはけたステージの上のドラムセット。見づらいが、スネアが2台ある。
そういえば、昨年ブルーノート東京で観た シオ・クローカーライブ もスネア(とハイハット)が2台あったなあ。ツインスネアっていうやつ?



ライブが終わって外に出て、入口を見上げたところ。
ああ 面白かった!





 
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ラビューに乗った。

2024-10-06 14:11:44 | 行った話(展覧会以外)

西武鉄道の特急といえば長らくレッドアローだったけれど、2019年に新たにラビューが加わった。
レッドアローは新宿線の特急、ラビューは池袋線の特急と分かれた。
ラビューは今までの電車車両と比べると斬新だ、という話を聞いていたので、いつか乗ってみたいな、と思っていたのだ。
 👈ラビューデビューの記事:マイナビニュース

西武秩父駅でラビューに乗る。
どうやらラビューはお顔も斬新で注目のネタだったようなのだが、鉄オンチなわたしは写真を撮りそびれた。航空自衛隊ネタもポンコツだったが鉄道もポンコツです。すみません。

レッドアローはレッドとついている割には赤くない。矢のように一筋だけ赤いラインが入っている。
ラビューの名前に色はついていないけれど、マットで明るいシルバーの車体と広い窓から見える内装の黄色のコントラストが印象に残る。
特急に色の印象を与えるというなら、古くはブルートレインがあったっけ。


1号車の扉が開いていて中が覗ける。広いデッキに広いトイレ。


広い窓。view ですもんね。


1号車に乗り込む。トイレの脇を通ると客室の扉が見える。ガラス扉には角の丸められた四角のドットがプリントされており、擦りガラスっぽくほどよく視界がぼかされる。


扉をくぐると1号車が見通せる。
広々している。床がすべて絨毯に覆われている。1列に4席しかない。これはJRでいえばグリーン車レベルだ。
この写真だと分かりづらいが、手前2列は座席が1つしかない。しかも間隔が他の座席よりも広い。車椅子やベビーカーに余裕をもって対応できる。
絨毯の色がグレー寄りの薄紫だ。
窓側の座席の上の荷物棚は透明で、荷物を載せないときは視界を圧迫しないし、載せたときは荷物が見えるから忘れづらい。
ここまでデザインセンスを感じる電車って今までに乗ったことがなかった。(豪華列車に興味がなかったし)


シート。起毛素材なのだが、混色されていて深みがある。でもこの写真だと画素数が足りないみたいに見えてしまう。
枕はつるっとした光沢がある。
シートの上方、通路側についているグレイの把手が丸くてかわいい。
丸っこくて一体型のシートとこの色合い、キレイめなレトロフューチャーなイメージだな。
窓の周囲はガラスにドットがプリントされている。ほどよくぼやけていくところに細やかな配慮を感じる。


前の座席の背もたれからテーブルが出てくるのに、座席にも小さくて丸くてかわいいテーブルが出る。
なぜだろう?と思ったが、テーブルの出てくる肘掛けの下の方にコンセントがあるのだ。
つまり、この小テーブルにスマホを置いて充電するのにちょうどよい。

ラビューは飯能駅で進行方向が変わる。行きはわたしと夫しか1号車に乗っていなかったので、座席の向きを進行方向に変えて座り、客の乗ってきた飯能駅で戻した。
秩父から飯能への道中は、森を抜けていく景色が多かった。
わたしは群馬の山奥に住んでいるから特段めずらしい気分にはならないのだが、東京近郊に住んでいる人が休みの日にリフレッシュしに行くならよい気分になるだろう。
窓が大きくて外から丸見えなのではないか?と思ったが、座席が頭の上まですっぽり覆う高さで、窓のドットのせいもあり、意外と視界が遮られる。通路側の席は窓際の席ほど森の中の臨場感は味わえない。あたりまえだな。

レッドアローの頃と同様、終点池袋駅のホームの出口は改札付近で出やすい。
特急の特別感の演出です。東京駅の新幹線どうしの乗り換えもそんな感じか。
東京で遊びます。


******************************************************************************

さて帰りである。西武鉄道の池袋駅。
おなじホームに列車が縦列している。仕切りがあるから人は行き来できない。
1号車の運転席側に客用の扉がないので、仕切りから車体がはみだしていても問題がないのだろう。
ラビューの顔を撮影している人のファッションが印象的だった。


帰りも1号車だ。
行きでトイレ(の扉)の写真を撮ったのに、はす向かいにある洗面所を撮らなかったので、帰りはそれを撮った。
1号車の扉をくぐり右後ろを振り返ると洗面所があります。
座席などとデザインが共通していて、すっきりかわいい。


振り返ると、トイレと客室の扉、そして広い車窓からホームが見える。


運転席の方。残念ながら小田急のロマンスカーのように前が見えるわけではない。
しかし、ライブカメラがついていて、走行中はそれがディスプレイに映し出される。
もちろん、反対側の扉の上には後ろ向きのライブ映像が映し出される。

ラビューで特筆すべき点のひとつに、料金の安さが挙げられる。
静かな車内で、車窓の木々。そしてこのインテリアのおかげでゆったりくつろげる。
ラビューいいよ! 秩父へおいで ♪




 
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