≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

甚五朗の岩牡蠣

2024-10-02 18:04:28 | 料理

甚五朗 は奥能登にある干物屋だ。
奥能登の珠洲には子供たちが家にいる頃は毎夏遊びに行っていた。となりの蛸島の甚五朗にも寄って岩ガキやサザエやアワビやエビや干物を買ってケビンで食べたものだ。

今年の正月の能登半島地震は大きな被害を出した。甚五朗も被害を受けた。
干物は作れないけれど、岩ガキやサザエは出荷できるときいて頼んだ。
とても大きな岩ガキやサザエがたっぷり送られてきた。
サザエは焼いた。とても美味しかった。
ちょうど クラウドファンディング を募っている頃だったので、思いを馳せながら味わった。
支援したあとだとなお美味しく感じられたかもしれない。
クラウドファンディングは目標額を達成して終了したようだ。

半島で道路が寸断され、奥までなかなかルートが通じなかったせいもあって、復興は遅れている。
仮設住宅に入るのもとても遅れた。この猛暑はさぞかしきつかっただろう。
そんな厳しい状況に追い打ちをかけるように9月21日の大雨で水害が出た。
なにもここまで酷いめに遭わなくてもいいんじゃないか !?

少しでも早く復興してほしい。そうしたらぜひまた遊びに行きたい。



 
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航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その1

2024-09-27 22:25:40 | 行った話(展覧会以外)

注意:この記事は音楽ネタに比べると明らかに熱意が少ないです。

神戸の方からの帰りに 航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。

浜松駅からバスに乗り、停留所から10分ほど歩くと駐車場や建物などが見えてくる。
屋外にも航空機の展示がある。


胴がぐきっと折れ曲がったヘリコプター。
向こうの開けたところは航空自衛隊浜松基地だ。



一番上の写真のほぼ中ほどの裾広がりな円筒型の建物と 左奥の方につながっている建物が 展示資料館、右奥のかまぼこ型の屋根の体育館に似ている建物が 展示格納庫。
展示資料館の入り口は展示格納庫側にあるので、展示資料館と展示格納庫のあいだに入っていく感じだ。

展示資料館で最初に見るのが F-1支援機 だ。
タラップを上って操縦席をのぞく。


何が何だか分からないが、


複雑だな!


操縦席の後ろも開けてある。


後部電子機器室、でいいのかな? その後ろは弾薬庫?


キャプション。


前からみたところ。


下側も開いている。


エンジン。カッコイイ。


後ろからみたところ。
垂直尾翼に兜と面頬のマークが印象的だ。部隊ごとにマークがあるらしい。ショップでも色々なステッカーやピンバッジが売られていた。バンダナを首に巻いたカエルとか白いコブラとか、面白い。


パーツの説明。



  航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その2 へつづく




 
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航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その2

2024-09-27 22:24:48 | 行った話(展覧会以外)
航空自衛隊浜松広報館 エアーパーク に行った。その1 よりつづく。

展示資料館の2階。ずいぶんレトロな複葉機はアンサルドS.V.A.9。

キャプション。日本とゆかりがあるのね。




緑と白の翼と木の胴のコントラストが印象的な複葉機の向こうが全天周シネマの入り口だ。
全天周ってなに?って思ったが、入ったらまるでプラネタリウム劇場だった。星を映すのをプラネタリウムというのか。
かなり高低差のある座席でリクライニングする。展示資料館を外から見て 裾広がりの円筒形の部分だな。
航空自衛隊のPR動画を観た。



展示資料館の2階から展示格納庫に移動する。
こんな風に広い格納庫を見渡せる。



奥の黄色くて大きいヘリコプターは救難用だそうだ。


窓ガラス?がこんなにとび出しているのは、覗きこむことで見える範囲を広げるためだろうか。


後ろ。屋根が左右対称ではない。ヘリコプターのプロペラが回転するからだろう。


アップ。


キャプション。




救難ヘリコプターの手前の飛行機。


いろいろ書いてあるのがプラモデルのデカールみたいだ、と思ったが、順番が逆だね。


キャプション。


好きな人にはたまらない所なんだろうな、と思った。
なんというか、知らない世界を垣間見たな。


 
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田中祥司氏のマイクロパイプオルガンなどを見せていただいた。

2024-09-10 17:01:58 | 音楽

facebook つながりで、とても小さいパイプオルガンを作っておられる方が神戸にいると知った。
神戸の方の実家に行く用が出来たので、思い切って連絡してみたら、快くお宅へ迎えて下さったのだ。


こんなに小さい!こんなに小さくてもちゃんとパイプオルガン!!

大きいパイプが低い音で小さいパイプが高い音だ。
こんなに小さいのにちゃんと音色を選べるストップがついている。
つまり鍵盤の数×音色だけパイプが必要なのだ。その沢山あるパイプをこの小さな箱にちゃんと収めているのがすごい。
パイプオルガンは空気をパイプ(笛)に送って音を出す。その動力が必要なのが弦楽器とは違う。
その動力関連も収まっている!


下のオルガンは上のオルガンよりもっと小さい!
上のは標準ノートPCサイズ(B4サイズ)のミニチュアパイプオルガンだが、下のはその半分、B5サイズのマイクロパイプオルガンだ。すごすぎる。可愛いすぎる。


側面に窓があって、開けるとパイプのてっぺんがある。調律用だそうだ。
パイプはゲダクト(閉管)だ。同じ長さの開管のものより1オクターブ低い音が出る。省スペースしたいものね。

金属パイプが鳴る 圧倒的な存在感。電子オルガンとは確かに違う、これはパイプオルガンだ。
歴史的に古いパイプオルガンで小さいものなら後ろにふいごのついたポルタティーフオルガンがあるけれど、それよりも全然小さい。
現代の技術を駆使したからこのサイズに出来たのだ。 夫と私が以前作ったポルタティーフオルガン とは一線を画している。
田中祥司氏は音響工学のプロなのです。 👈facebook
湾曲トーンチャンネル を見れば納得できます。



ポータブルパイプオルガン。10kgあるそうだ。アコーディオンくらいだね。


パイプがぎっしり。


蓋を開けると譜面台になる。

実物に接して強く思ったのは、これらは宝物だ、ということだ。
今風なら 「尊い」 っていうんですか。
だってすごい労力だ。この何本もある小さいパイプを全部作って調律する。しかも独りで。考えただけでも気が遠くなりそうだ。
設計だって半端じゃない。継続力も半端じゃない。
田中氏の愛というか想いというか、よくぞ作り上げた!これは人類の宝です。
商品化を望まれているそうだ。わたしも欲しいです。



ミニパイプオルガン。

全てのオルガンを弾かせてくださった。キーを押したときの音のアタックが電子オルガンとはぜんぜん違う。押し加減で空気の流量が変わって、そこもちゃんと音色に反映される。
垂涎ですよ。



超小型ポジティフオルガン。




ミニパイプオルガン。田中氏が学生時代に作られたそうだ。ずっと作り続けているなんて、本当にすごいなあ。




オマケ:ローランド社の電子オルガン。


田中さん、本当にありがとうございました❣️



 
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丸石ビル

2024-08-28 17:36:40 | 行った話(展覧会以外)

コリー・ウォン ライブ の翌日、都内を歩いていたらなんだかいい感じのビルがあった。
何やらこのビルをバックに若いお嬢さんを撮影していたりする。


アーチのレリーフ。



アーチを支える体の柱が両側にある。柱頭の飾りはアカンサスっぽいが、その中に顔がある。
なんかこんな感じは 日比谷ダイビル を思い出すなあ。どちらもロマネスク様式か。



格子がちょっとイスラム風。カラシ色が効いている。



ちょっと違うタイプの窓。



入り口。狛犬よろしく佇む獅子。 というか、元々獅子でしたっけ?
カラシ色の扉にゴールドの取手がアクセント。建物の下部の黒い石もデザインを引き締めている。
扉の上にもアーチがあるが、それを支える体(てい)の柱だけ螺旋状だ。



獅子アップ。下に山羊。
3つ下の写真の方が分かりやすいが、螺旋状の柱の柱頭の飾りにはこわい顔ではなくリスがいる。そしてその横にはフクロウ。
日比谷ダイビルにも山羊とリスとフクロウがあったなあ。パッと見のライオンはなかったが大型ネコ科らしき顔はあった。



扉を反対側から。大差ないけど。
丸石ビルディングというらしい。
検索したら 三幸エステートHP 内によい記事があった。



アップ。登録有形文化財という標識。
獅子の筋肉が力強い。



中を覗くとペルシャ絨毯がたくさん置いてあった。
中の柱やそこから天井につづく白いアーチの装飾のレリーフが美しい。





 
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