カメラ教室(3)電車を撮る

* 2010/05/28 *　写真を撮るための基本　（失敗を楽しむ）
　 今回はいきなり、　テーマ「電車を写す」ということで外に連れ出された。
講義は、実際に撮影してみてからの方が分かりやすい、 "それ、失敗を楽しもう！″　と教室のあるシルバーふれあいセンターのお向かいの　宇部線の駅へ、、、そこに入って来る電車と出る電車を撮った。

いきなりだったので、私を含め大慌ての人が何人か・・・・。　私はどうしてあわてたかと言うと、「ホワイトバランスは『太陽』、絞りは１３ぐらいに絞って」　などと言われても、ホワイトバランスをこのカメラで替えたことがなかった。 　 買って今日初めて一眼レフを手にしたと言われる方が、二名ばかり。 そのうちのお一人は、「もう実際に写すじゃナンジャ出来そうにない、　止めさせてください」　と言われたそうな＾＾。

（シルバーふれあいセンター）

「まあ、そねぇ言わんと写すだけ写してみんさい」　ということで写された写真を、あとで教室のテレビ画面で観賞？・・・・・　おお、初めてにしちゃあ　よう撮れちょる・・・ほくほくほく＾＾　とご本人。　めでたく止めずに済みそう（＾＾）！

☆　撮るための基本１　～電車を撮るとき～
・　最初の一枚目は、手前に邪魔なものが入り込まないように撮る。
　　（電信柱、　信号BOX、　線路わきの杭、など）
・　駅名表示板など、環境の分るようなものを入れる
・　動くものの時はシャッタースピードが肝心なので、絞り優先にはしない。
・　一般的にカメラ設定は、ラージ、ファイン、で。
　　（大きいサイズで写しておくと、あとでトリミングなど、融通が利く。）

　　
（電車が来るまでに、遊びに来た　ハト　と　琴芝駅）

☆　撮ってきた写真を見てもらう。　☆
　 毎回、終りのナン分かは撮ってきた写真を適当に黒板に貼って、評してもらう時間になるらしい。　二人の方の写真を見た。

・　とてもよく撮れていても月並みであれば、「よく見る風景ですね」で終わってしまう。
　　庄原で撮ったと言う大きな桜の老木、とてもよく撮れていたが、　横にある不用意な建物はいらない　（と言われても・・・＾＾）、　人物、できれば赤い蛇の目をさした＾＾女性を入れるとか、お地蔵様が見えるとかするといいんですが・・・・　（などと言われても・・・＞＜）。
　 　（そう言えば、写真のFさんはいつも、パネルやボード、黒い大きな布などを用意してると言われていた。　道のあるこの風景がいいとおもったときに、ただ道を撮るのではなく、誰かにその布を頭から被ってもらって、向こうから歩いてきてもらう、、などと言っておられた。）

・　渓谷の中腹を、電車の陸橋が通っている風景、　そういう風景を撮るなら陸橋を電車が走っているところを。
　 陸橋だけが見えていても魅力ある写真にはならない。　行き当たりばったりではなく、時刻表を調べて、行って待つぐらいしないと、いい写真にはならない。

・　公開するとき、みんなに見せるときには、同じ様なものを何枚も見せるのではなく、選んで（ピックアップして）見せる。
　　何枚もあると、一体ナニが見せたいのか分らなくて困るし、主張が薄れてしまって損をする。
　　（うーんこれは！　自分に突き当たる。　いつやら沢山の旅行写真をそのまま全部リンクさせていたら、「この中から５枚選ぶとしたらどれか。」と言われて大汗流したことがある。　　選ぶ技量を身につけなくては＞＜；）



　 さあ明日（5月29日）は、阿知須で花火大会がありますよ。
マニュアルで　ISO200　F8　５秒　にセットし、三脚を据えて、できればレリーズで撮れば、誰でも失敗なく確実におんなじように撮れます。
　 と言われたが私は行かなかった。　次回、みなさんの作品が見られるにチガイナイ。　 花火の時には、単発では淋しいので多重撮影？するといいらしい・・・
あとでパソコンで　でも出来ると言われたが、　そうすると、同時に何発も上がったようにする、　ということ・・・・？

えっ？　私が撮った電車の写真はどこかって？
よく撮れたのがあったら後で載せられるかナァ？（＾ー＾）

☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
近・回・り・の・こ・と・な・ど

「桜の実」、サクランボではない「桜の実」という季語が夏にあることを
はじめて知りました。
照れまん君の俳句歳時記　「桜の実」　でそのことを読んだ時に
《二階のベランダに転がっていた種の塊りは、桜の実だ！》
と閃いた。　鳥の仕業と思える種の塊り・・・　ということは、
ベランダから見える山桜にも赤い実が生っているのでは！？
肉眼では見えなかったが、カメラ越しに見つけました！
花の終りにこんなかわいらしい実をつけるのかと思うといとおしい。
口にするととても苦いらしいが、食べられても食べられなくても
　「実が生る」・・・　という語感がすばらしい！

"もてはやす鳥もなし"（＾＾）なのかなぁ？　「山桜の実」


桜の実知らぬことなほ多かりし　　　ふじ


（上の写真↑をトリミング）

サクランボが光ってるところに、ぴっちりピントを合わせたはずなのに
どうしてシャキっと合ってないんだろう　
レンズは500ミリ単体で、オートフォーカスではない
目を凝らして見てるのに、ピントが合わない
レンズにも老眼鏡が必要なんカイ！＞＜！　って。。。
自分の眼鏡を替えるべきか・・・＾n＾

２日後（6月7日）の雨の日
　
桜の実一つ、熟れて落ちたか小鳥に食べられたのか？

（Ｃｌｉｃｋ）

じわっとカメラを横にずらしてみると
薄むらさきのセンダンの花の周りを飛んでる小さな生きものが・・・
細かく羽を動かしてじっとしていない。

ヒロオビトンボエダシャク？？ かなぁ・・・

↑露出オーバー↑　　ピントはすべて外してしまったー！＞＜！
　　　　
またまた、３枚も同じ様なのを並べてしまった～＞＜～クー。。

おまけのおまけは、足元に咲くカタバミ
これは　カタバミ・片喰　（カタバミ科　カタバミ属）


左：カタバミ（緑の葉）　　と　　右：アカカタバミ（赤い葉）


オオキバナカタバミ・大黄花酢漿草　（カタバミ科　カタバミ属）


ムラサキカタバミ・紫片喰　　別名：キキョウカタバミ（桔梗片喰）　 　
　
↑左の写真の花びらは少し変わってる・・・・　花はカタバミより大きい


最後に　夕日を受けたカタバミの実でおわりです。


　 今年は　「もみじの花」　や　「桜の実」　という、
耳にしただけで和やかな気分に包まれる言葉にめぐり合えたり
・・・・・　なんとも心うれしい年になりそう（＾-＾）ノ