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MTB基礎講座10-まとめ

講座なんて仰々しいタイトルご容赦下さい。

読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。

本講座は今回で終了です。



さて、ほとんど思いつきのような内容でしたが

少しはお役に立つものがあったでしょうか。


里山や近隣の○○山は人の手が入っているとはいえ、

トレイルの周囲は自然の動植物で溢れています。


そんな中をゆっくり走っているだけで気持ちが良くなり

色んな音や匂いに気がつき始めます。



コゲラが木をつつく音

カエルの鳴き声

草むらでがさごそ

キジの鳴き声



むせる様な青草の匂い

カブトムシがいそうなあの匂い

枯葉の匂い

水の匂い


春になれば梅や桜

名前は分からないけどたくさんの小さな花

あそこの神社には寒椿

そろそろ谷戸で田植えが始まる


蛇は苦手~!

蜂がぶんぶん



MTBに限らずちょっとガタガタいいますがママチャリでも大丈夫。

登れないところは押せばいいんです。

無理は禁物。


そして、最後にこれだけは気をつけて欲しいと思うことがあります。


それは、、、



『自転車進入禁止区域』には入らないで下さい。



という事です。


私の住んでいる東京都町田市やその周辺の地域には

多くの自然が残されていますが、それは『保護地域』になっているためです。


『保護地域』のほとんどは”車、バイク、自転車で入らないで下さい”と

標識が立っています。



『保護地域』には人家や田んぼ、畑も含まれ

里山を運営する方の土地や生活をも保護しています。

我々ライダーもルールを守り、その土地にすむ人と交流する事で

MTBもハイカーも同じ目線で見られるようになると思います。



ルールを守って楽しいMTBライフにしましょう。





平日はロードで都内までジテツー。


週末はMTBでご近所トレイル。(たまに遠征)


こんな感じでのんびり走っています。


どこかで見かけたら声をかけてみてくださいね。




これまでお付き合い頂きありがとうございました。



【本日のポイント】

ルールを守ろう


挨拶大歓迎!!


MTB基礎講座1-ウォームアップ
MTB基礎講座2-軸を知る
MTB基礎講座3-恐怖心の正体
MTB基礎講座4-段差越え
MTB基礎講座5-ブレーキング
MTB基礎講座6-トレイルを走る
MTB基礎講座7-バイクのセッティング
MTB基礎講座8-装備
MTB基礎講座9-ウエア
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MTB基礎講座9-ウエア

講座なんて仰々しいタイトルご容赦下さい。

読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。



ご近所トレイルへ行く時は基本的にジーパンといつものジャンバーです。

夏はさすがにTシャツかジャージにしますが、それ以外の季節は同じ格好です。


今回はウエアについて書いてみます。



ご近所以外のトレイルは、今の季節(冬)ですと

下半身:レーパンにレッグウォーマの上に七分パンツ。

上半身:水はけのいいTシャツにジャージ+いつものジャンバー。

その他:お腹と背中にタオル。


見た目は”草野球の格好”とよく言われます。


でも、このいでたちで不便は無く、困る事もありません。

いつものジャンバーは20年も愛用しているので、色がくすんだり、破れたり、
一度は引退させようと思ったのですが、他に代用するものもなく修繕して使っています。




MTBに乗り始めの頃は、ウエアの知識も無く

冬でもジーパンにシャツ、いつものジャンバーで通勤も含め
走っていました。


そうしているうちに物凄く冷えを感じるようになり、
スーパーに入っただけでガタガタ震えていました。


そういう状態でちょっとした事で転倒したら
左手の小指がほとんど動かなくなってしまいました。


四十肩もあったので、行きつけの鍼灸院で見てもらったら

『身体冷えてますね、脈も力強さが無い』との事。


頭から足の先まで鍼だらけにした上に、お灸を随分すえられました。

左の小指も診てもらうと、何かを感じたらしくお灸でした。


結果、左の小指は8分まで回復しました。
全然動かなかったのですから万々歳!

仕事でキーボードを使うのですが、今も左の小指はタッチが弱いのです。


こういう経験の後、冬でも少し暑いくらいのウエアを着込んでいます。



そして、忘れちゃいけないのが足元。

メッシュのシューズは気温の変化に敏感なのです。


夏は風通しもよく快適ですが、雨が降るともう大変です。

冬は風通しがいいので、足の指は感覚をなくしてしまうほど。


どちらの季節にも使える簡易な方法として

レジ袋ですっぽりシューズを覆うやり方があります。

薄くてかさばらないので通勤用のバックには必ず入っています。


しかし、冬はそれだけだとやっぱり冷えてしまうので

薄い発泡材のシートが重宝します。

これは、よく梱包材にも使われるので、入手も容易です。
(けんけんありがとう!)

足に合わせて折りたたんで、そのままシューズを履きます。
もちろん、セロハンテープで止めでもOKです。

温かいので気温2度ぐらいまでは平気です。


発泡材のシートを使う前は、新聞紙を折っていました。
これでも意外と暖かかったんですが、靴下が汚れるのと
意外とかさばって足が窮屈になって引退でした。



【本日のポイント】

冷えには要注意・・・夏でも汗で思ったより冷えます

寒い時の足元は工夫次第

長年愛用しているジャンバーはオンからオフまで活躍中
(これは書きたかっただけだったりしてw)


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MTB基礎講座8-装備

講座なんて仰々しいタイトルご容赦下さい。

読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。



今回はトレイルでの装備について書いてみます。

基本的にトレイルでのトラブルは自己解決が前提です。

ましてや一人で行動している場合は
助けが欲しくても叶わないことの方が多いです。


私がトレイルに出るときはどんなに近所でも次のものを持っています。

・インフレーター(空気入れ)

・パンク修理キット(100円ショップで調達)

・タイヤレバー(普通のとチューブレス用)

・チューブ

・アーレンキー(セット工具)

・タオル

・着替え

・財布

・水

・軽食(パンやお握り)


先日のトラブルで、チェーンカッターとアンプルピンも追加しました。

小物は布の袋に入っていて、通勤ロードのサドルバックから
MTBのサドルバックに移動するだけです。


ここで大事なのは、タオルや着替えをバックパックに入れて
背負う事なんです。

トレイルでの転倒時にショックを和らげてくれるし
両手が自由なので行動に制限がありません。


ウエストバッグは荷物が軽いと使えますが
これくらいの内容になると腰に負担がかかるし、
インフレータが邪魔になり使い勝手が良くありません。


その他にはお腹が冷えやすいので、お腹にタオルを入れてます。

自転車用腹巻が欲しいのですが、汗をかくので吸水性と速乾性を
満たすものがなかなかありません(笑)



装備の中で少し役立ちそうなものをピックアップしてみます。

○インフレーター(空気入れ)

クランクブラザースのエアゲージ付きを使用しています。
クランクブラザーズ パワーポンプアルミ ナチュラル
CRANK BROTHERS

そのままだと空気を入れにくいので、グランジのポンプアダプターを
米式側に装着して、インフレータをフロアポンプのように使います。
グランジ ポンプアダプター
グランジ


実は仏式のインフレータはクランクブラザース一本だけなんです。
フロアポンプも欲しいのですが、ジテツーで持ち帰りはきついなぁ、、、と
思って数年が過ぎてしまいました(笑)


先日、100円ショップで買った空気入れで難儀していた女性がいたので
試しにこのクランクブラザースの仏式側で入れてみたらバッチリ!
これで英、仏、米で使えることが分かりました(喜)


○パンク修理キット

実はイージーパッチも持っています。
でも、イージーパッチはあまり信用していません。

接着面を綺麗にして段差を極力削らないとうまくくっつかないのです。
チューブのバリは平になるまでヤスリがけをする必要があります。

それよりは100円ショップのパンク修理キットの方がしっかりと
接着できるので安心です。
でも、接着剤が極少量しか入っていないので、
一回使ったら補充が必要ですよ。
(バリを取るのは基本です)

ロードの場合はイージーパッチかロード用の小さいパッチがないと
くっつきませんから要注意です。



ここで、『チューブレスなのになんでパンク修理キットなの?』と
疑問に思われる方がいるかもしれませんね。

予備チューブでパンクした場合や同行者がパンクした場合を想定してます。


・・・半分本当ですが、半分は何となく安心だから、、、です(笑)


○救急用品

春になるとポイズンリムーバーも装備に仲間入りです。

実際に使用したのは、友人がブヨに刺された時ぐらいですが
私のご近所トレイルは毒蛇やスズメバチなども多いのです。

擦り傷や打撲などは水筒の水を使って洗浄・冷却が基本です。

絆創膏はあまり持ち歩きません。
擦過傷の場合、範囲が大きいので絆創膏ではカバーできないからです。


でも、数枚持ち歩くのはよいと思います。



【本日のポイント】

バックパックは自分の身を守るためにも使います

水は飲むだけでなく傷口を洗浄するためにも使います


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MTB基礎講座7-バイクのセッティング

講座なんて仰々しいタイトルご容赦下さい。

読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。




今回はMTBのセッティングについて書いてみます。

私が気にしているところは、

・サスペンション

・タイヤの空気圧

・ブレーキの具合

・サドルの高さ

・前後の変速機


ぐらいです。

これらが気持ちよく感じる時はトラブル無く
トレイルの気持ちいい空間に浸る事ができます。




○サスペンション

フロントサスペンション付きしか所有した事がありませんが、
リアサスペンションも考え方は同じです。

最初はメーカー指定の範囲でエアやスプリングを調整し、
乗り込んでいく過程で「もう少し固くていいかな」とか
「もう少し動いて欲しいな」と感じる方向へ
調整していきます。

リバウンドの調整は何度も設定を変えて、同じ所を走ってみると
反応が少しずつ異なるので、気に入ったポイントが見つかるはずです。


私のセッティングはメーカー指定に比べ、エア(エアサスなので)圧は低め、
リバウンドはオープンに近いです。
つまりヒョコヒョコよく動くように設定しています。



私が使っているのは2006年製のMarzocchi MX Pro SLというもので、
もともと100mmのストロークを120mmに伸ばしてもらっています。
スペーサを入れれば100mmに戻せます。


柔らかいフロントサスは長い下りでふわふわ浮いたような感じになるのですが、
それ以上に『ちゃんと仕事してまっせ!』というメッセージが好きなのです。

このMX Pro SLは動き始めが軽く、奥のほうでぐっと踏ん張るため
ふわふわでも安心してハードな路面を走ることができます。



○タイヤの空気圧

タイヤにはチューブの入ったチューブドタイヤと
チューブの無いチューブレスタイヤがあります。

ここ2年ぐらいはチューブレスを使っていますが
チューブを気にしなくていいのが嬉しいです。
空気圧は大よそ2気圧程度入れています。


空気圧はタイヤのサイドに指定値が刻印されています。
たいていの場合チューブレスの方が低い空気圧になっています。


空気圧を低くするメリットは、

・接地面積が大きくなりソフトな乗り心地になる
 ギャップや木の根を超える場合も、弾かれずにふわっといけます。
 ガクガクしないので疲れも少なくなります。

・トラクションをかけやすくなる
 タイヤがつぶれやすくなるのでブロックを有功に使えるようになるんでしょう。
 地面への喰いつきがよくなります。


チューブドの場合は指定の空気圧がチューブレスより高いです。
メーカーでは”指定の空気圧の範囲で使用する”と但し書きがありますが
いろいろな空気圧で走行感覚の変化を試すのは悪くありません。


○ブレーキの具合

ニュートラルポジションではハンドルを持って、ブレーキレバーに人差し指か
人差し指に中指を添えておきます。


この時にレバー位置が遠かったり、近過ぎたりしないよう
レバーの付け根にあるイモネジで調整します。


大きく指を動かし続けると、それだけで疲れてしまいますので
微調整は必ず実施してください。


そしてブレーキパッド。
メーカー純正が一番使いやすいと思いますが、
好みもあるので互換品もOKです。


乗っているうちに減ってきますが、気を緩めると何故か減りが
加速されるような感じがします。

乗る前には必ず点検してください。



○サドルの高さ

MTBでは場面によってサドルの高さを変えることがあります。

トレイルまでの移動では漕ぎやすい高さ。

トレイルに入ったら少しサドルを下げて
足つき性を良くし、危険回避をやりやすくする。


障害物のある下りでは思い切ってサドルを下げ、
身体の移動に邪魔にならないようにする。


などです。
高さを変えやすくするために、シートクランプはクイック式をお勧めします。

私のは定番のDKG。
純正品はアーレンキーを使うものでしたが
ホールがつぶれてしまったので交換しました。


○前後の変速機

平地を走る分には良好に動いていても、負荷がかかると
全然変速しなくなる事も良くあります。


変速機の調整は定期的にやりましょう。
また、シフトワイヤーの交換も年に一回を目処にすると安心です。


○その他

バイクのメンテナンスは自分でやってると、『これでいいんだろうか?』と
疑問が出てくることがよくあります。

もし、MTBに乗っていて解決できない不具合があるようでしたら
行きつけのお店か、お店を友人に紹介してもらいましょう。


飛び込みでショップに行っても、大抵のショップはキチンと話を聞いてくれます。
しかし、ここでも人と人の付き合いです。
よく顔を出すお店や、お友達のご紹介となれば
より話もしやすくなると思います。


私の行きつけは高田馬場にあるワークショップモンキーです。
本当にお世話になっていて、ちょっとした疑問や質問にも
長年の経験から適切に応えてもらっています。


【本日のポイント】


お気に入りのセッティングが分かれば鬼に金棒!


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MTB基礎講座6-トレイルを走る

講座なんて仰々しいタイトルご容赦下さい。

読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。




私のロケーションは5分走れば一番近いトレイルに行くことができます。
10分走ると気持ちのいいトレイルに到着。

さあ、思う存分走りましょう!

・・・とはいきません。

トレイルを走るにはそれなりの心構えと注意が必要なのです。

今回はトレイルを走る上でのマナーに触れてみたいと思います。



まず、一番大事なことは安全第一。

トレイルは散歩、ハイカー、日常の通路、トレイルランなど
様々な人がそれぞれの理由で通ります。


いつどこでトレイルを通る人と遭遇するかわかりません。

レースコース以外では安全マージンを多く取り、
いつでも停止できるよう、速度に気をつけましょう。


また、歩行者優先を徹底させてください。
追い越し、すれ違いには挨拶をしましょう。


そして基本はMTBを降りて歩行者を通してください。
歩行者の方から『お先にどうぞ』とか『どうぞ』と
道を譲られた場合は、速度を落とし乗っていく場合もあるでしょう。

その場合は乗車したまま失礼の無いように
走行してもいいと思います。


短いながらも人と人のふれ合いなので
お互いが気持ちよくなれるようにしたいものですね。


トレイルには木の根が張り出している事があります。
そこを回避してトレイルの外を走りたくなるのですが、
これをやってしまうとドンドン山を傷める原因にもなります。

同じように歩行者用に作られた階段の脇を走ると
土が流出して溝になり、階段自体崩れる事もあります。


トレイルの保全も考え、『ここは!』という所では
バイクから降りて押したり担いだりも楽しいものです。


そして、ゴミは持ち帰りましょう。
見晴らしのいい場所で食事をするのは気持ちが良いものです。
その気持ちよさを後から来るハイカーさんやMTB仲間と分かち合いましょう。




私のご近所トレイルは古い街道跡だったり、
農道や所有者がいらっしゃる土地だったりします。


なので、少し遠めでも作業されている姿を見かけたら
必ず一声かけるようにしています。


そこからちょっとした会話になって
新しいトレイルを教えていただく事もありますし
野菜を分けていただく事もあります。


畑で獲り立ての野菜は鮮度抜群!
とても美味しいんですよ。
それも『え、この値段でそんなにたくさん?!』
という感じです。

お釣りの無いように小銭はいつも用意しています。


こんな感じでハイカーの方にも気軽に声をかけるせいか、
お握りを頂いたり、飴を袋ごと頂いた事もありました。



ハイクもバイクもお互いを認め合えるよう
良い関係を築き上げていきたいものですね。



【本日のポイント】

・根本は人と人の付き合いです。

・トレイル保全も頭に入れましょう。

・里山では積極的に声をかけましょう。

・ゴミは持ち帰りましょう。


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MTB基礎講座5-ブレーキング

講座なんて仰々しいタイトルご容赦下さい。

読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。




走ったら止まらなくてはなりません。

今回はブレーキングについてお話してみます。


ブレーキングには

・ゆっくり走っている状態から止まる

・スピードを殺して下るため

・コーナーを曲がるため(コントロールを保ちつつ)

・危険回避の急制動


などがあります。


どの場合も腰を引いてブレーキングで発生する荷重の移動と
それに伴う姿勢の変化に対応させるのが基本です。


急制動は普段なかなか使用しませんが、いざという時のために
練習しておく事が必要です。

はっと気がついた時に急ブレーキをかけて姿勢がそのままだと
強力なブレーキを備えたMTBでは簡単に前転してしまいます。


無意識のうちに腰を引いて対応できるように
いざという時に『腰を引く!』と想い出すように

練習しましょう!




トレイルを走るときに気をつけることは、


『ブレーキングでトレイルを削らない、荒らさない事』です。



そのために、”前後で薄いブレーキング”が有効です。

スピードを殺すのはもちろんですが、
コーナーリングの最中でもコントロールを失わないブレーキングです。
具体的に言うと、ホイールの回転を止めないようにブレーキを効かせて
指先の微妙な動作でブレーキの効きを弱めたり強めたりします。


車ではアクセルを踏みながらブレーキを踏み、
コーナリングで挙動を安定させるテクニックがあります。

双方の考え方は同じです。




実際にはどうなるでしょうか。


走行中に少しタイトなコーナーが出てきたとします。
通常は曲がれる速度までブレーキをかけますね。

この時、リアがロックしてトレイルを削ってしまうのをよく見かけます。
気持ちはゆっくりブレーキをかけているのでしょうが、
フロントよりリアを強く握ってしまうのでしょう。


こういう時は少し手前から前後のブレーキをロックさせないように緩くかけます。
徐々に速度を落としつつタイヤの回転を止めないような
微妙なブレーキングを心がけてください。


急な下りでもこのブレーキングはとても有効です。
リアブレーキを握ってしまうとリアが滑り姿勢が崩れやすくなります。

それを回避するのに『薄いブレーキング』です。


いざとなれば止まれるし、動いている間はバランスも保てるのです。



このブレーキングに気がついてから

どんな時でも止まれるしコントロールを失わないので
安心して下りの速度を上げる事ができるようになりました。



【本日のポイント】


薄いブレーキングはトレイルと自分を守ります


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MTB基礎講座4-段差越え

講座なんて仰々しいタイトルご容赦下さい。

読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。




トレイルを走るとたくさんの障害物が出てきます。

・木の根っこ

・ドロップオフ(段差)

・石や岩

・倒木

・泥濘(ぬかるみ)


これらを舗装道路と同じように走ろうとしてもうまく走れません。

こういう時は『段差越え』のテクニックを使います。


少し練習をすればコツはつかめると思いますが

最初は地面に線を書いて練習してもOKです。






では実際の場面を想定して走って見ましょう。



トレイルで30cm程の段差の登りがあります。

ここを登るには足を合わせてフロントを上げて段の上にタイヤを乗せます。

次にペダルに立ち上がって上体をハンドルに被せます。
(初めから立ち漕ぎでもOKです)

この間足は止めずに回すことが大事です。


リアが引っかからないか心配しなくてもちゃんとついて来ますからw



では、倒木の場合はどうでしょうか。
仮に30cmの直径とします。


この場合も先ほどの段差とほとんど同じです。

先ほどの段差越えの要領で、フロントタイヤを倒木の向こう側に運んだら

段差越えと同じに上体をハンドル側へ移動させます。


これくらいだとフロントのアウターが倒木に当たっても
歯が折れたり曲がったりする事はありません。



上記は和田ハジメさん曰く『フロントが大丈夫なら行けちゃう法則』だそうです。


次に木の根っこ。
連続してると走りにくいですね。

でも、段差越えで木の根っこをクリアしてやると、ガクガクせずに走れます。
まとめて2つ3つ越えると、平地と同じ感覚で走れます。

距離が長いとちょっと疲れちゃいますけどね(笑)




文字だけだと良く分からないかも知れませんが、
身近なところで練習してみてください。


最初は地面に書いた線から始めて、ペットボトルを横にしてもOKです。
コツを掴むと漕ぎあげだけでも50cmぐらいの段差を登れるようになります。


【本日のポイント】


段差越えで楽にカッコよく走りましょ!


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MTB基礎講座3-恐怖心の正体

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読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。




ジェットコースターに乗るといきなりスピードが上がり、
がっくんと急降下、、、

恐怖を感じますか?

それとも、


楽しい~♪


と感じますか?


私は”楽しい~♪”と感じてしまいます。
理由は、

・絶対ジェットコースターは軌道を外さないから


次に来るものが分からないと『怖い』と感じる。
予測できれば少し心に余裕が生まれます。

理屈は分かった。


じゃあ、この坂下りてみてよ。


どうなってるか見えるし、高さも無いし行けるよね?

『え、、、無理。。。』(何度も何度もすまん!けんけん)


この場合の行けない要因は、

・木の根っこに引っかかるかも

・ブレーキかけたら前転しそう

・とにかく転んじゃいそう


上記を解決するには、自分のMTBの挙動を良く知ることが大事です。
そしてバイクを降りて下見をして、自分が下っているイメージをしてください。
(あのー、転倒のイメージはしなくていいですからw)



・ギャップを越えたときにどういう挙動をするか

・どれくらいのブレーキでコントロールできるか

・前転するのはどれくらい傾いたときか

・どこまでタイヤはグリップするか

・フロントリフトに最適なギヤの組み合わせ


これら限界点を知るために、公園や空き地で8の字、蛇行、段差越えを
練習するのは有効です。

◎8の字・蛇行
どれだけMTBを傾けられるか
どれくらいの半径で回れるか
リズムを作ってギューンといけるか

など、知ることができます。

◎限界点
前転の限界点はフォーム(荷重位置)によって大きく異なります。
腰を思い切り引いて、リアタイヤにお尻がつくくらいにすると
かっこ悪いですが、フロントタイヤが凸凹に刺さらない限り
急斜面も走ることが出来ます。

◎段差越え
フロントリフトと荷重移動で木の根っこや倒木を越えます。
木の根っこが続いて走りにくい場合は、2,3本まとめて越えると
格段に走りやすくなります。
腕で引っ張り上げてもフロントは上がりません。
漕ぎながらハンドルを持っている腕の力を抜くだけです。
ギヤは漕ぎ出しやすいところを選んで練習してください。
私の場合、ミドルー2速(大きいほうから2番目)がお気に入りです。



【本日のポイント】

バイクの挙動を知る事で不安をなくす

段差越えは必須科目



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読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。

まずは私がMTBを始めた頃の話です。



目の前が真っ暗になり嘔吐しそうに気持ち悪い。


もうリタイヤでいいか。。。


なんて考えていたら心拍も落ち着いて気分も良くなってきた。

とりあえず走ってピットに行こう。

気を取り直して走り始めた。




当時のレースコースはこんな感じ。
スタートしてすぐ左へ曲がり、シングルトラックを進む。
道路を横断して山沿いに進み

右へ曲がると登りが待っている。
真っ暗になったのはこの登り。

上りきると緩い下りの九十九折になり
最後の右カーブが落っこちるようなすり鉢状になっている。

このカーブはぬかるんでいるし急なので
リアを引きずりながらビビッて下りた。

下りきると笹のトンネルを抜け、
広い空間に飛び出す。
ここは勢いが付いてジャンプも出来るが
かっこつけてジャンプしたら見事転倒。


山沿いのシングルトラックを登り尾根を走るコースに出る。
ここが唯一の給水ポイント。
尾根道が終わるとジェットコースターの荒れた下りが始まる。

単純な下りなので思い切りスピードが乗るのが気持ちいい。

鋭角に右へ折れコブセクションが終わるとグラウンドに出る。

ぐるっと回ってスタート地点へ戻ってくる。




走り始めるとリタイヤなんて考えは吹っ飛び、
とにかく2時間走り切ることに集中した。

何度も同じコースを走っていると

楽に走れるところや少し頑張るところ、自分の力量でも楽しめるところが
だんだん分かってきた。

そのうち、あの怖かったすり鉢状の下りも
前後のブレーキを薄くかけておけば、どろどろでも大丈夫と分かった。

へっぴり腰で恐々走っていたのが
BBの上に乗っていれば重心が多少前後しても
全然問題ない、という事に気がついた。


これに気がついてから、このすり鉢は大好きなポイントになってしまった。

わざと前のめりに突っ込んでみたり、
リアを滑らせて泥遊びをしたり
楽しくて楽しくて仕方なかった。


相変わらず登りはダメダメだったが
ジェットコースターの下りも力を抜いて走れるようになっていたので
相対的にタイムも上がっていったようだ。



これ以降、何となくMTBの乗り方が分かったような気がした。



【本日のポイント】

・苦手なポイントを何度も走る

・バイクと自分の軸を知る

・ブレーキは前後薄くかけれるようにする


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MTB基礎講座1-ウォームアップ

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読んだだけで怖い所が楽しくなるわけでもないけど
少し心に留めておくと、役に立つかな、をまとめてみました。

まずは私がMTBを始めた頃の話です。



MTBを買ったのは体力の衰えを感じ、
長女が使わなくなったスポーク3本折れたママチャリに
満足できなくなったから。


最初は予算3万円。
でも、紆余曲折あって2004年の夏に届いたのはJamis Durango 約8万円でした。
これまでの自転車とは違うもの!
漕げば進むしブレーキはバッチリ。


北海道のMTB仲間がレースを始めた1年後、
ようやく草レースに出てみる事にしました。


会社を休んで試走しに、相模湖ピクニックランド(当時)へ。
雨上がりでコースはぐちゃぐちゃ、どこを走っていいかも分からないけど
多分コースと思われるところを走ってみた。


すぐに息が上がってしまう。
こんなところで本当にレースやるの?
ここ登れないし怖くて下りれないじゃん!


ジャージを買ったZAMAで
『相模湖のコースは初心者向けだよ』と言われたが
ほとんど無理!な感じだった。


レース当日、試走でコーステープが張られたコースを走ると、
自分より明らかに年齢が上の人にも抜かれるし、
体重だって1.5倍はあるだろう人にも追いつけない。

でも、2時間だから(2時間のエンデューロ)頑張ってみよう。


レースが始まると信じられない光景が飛び込んできた。

「こんな所絶対無理!」と思っていた下りを
みんなすいすい下っている。
「登れないよね」な坂をガシガシ登っている。


衝撃を受けながらも気合を入れ直して
数mの坂を登っていたら急に目の前が暗くなり
気持ち悪くなってしまった。

バイクを邪魔にならないところに避けて放心状態のまま
時間だけがどんどん過ぎていった。



【本日のポイント】

運動の前にはウォームアップ


MTB基礎講座1-ウォームアップ
MTB基礎講座2-軸を知る
MTB基礎講座3-恐怖心の正体
MTB基礎講座4-段差越え
MTB基礎講座5-ブレーキング
MTB基礎講座6-トレイルを走る
MTB基礎講座7-バイクのセッティング
MTB基礎講座8-装備
MTB基礎講座9-ウエア
MTB基礎講座10-まとめ
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自問自答してみた

久しぶりにロードに乗った気分です。


土、日、月とMTB。
火曜日は徒歩。


今日はロードに乗ってますが、気持ちはMTBのままです。


だからブレーキを人差し指で探したり

ハンドルにちょっと違和感を感じつつ乗ってます。


何度もこの写真を使ってごめんね! >けんけん




この写真を見ながら

『けんけんは、なんであそこ怖かったんだ?』

とちょっとだけ考えてみました。


降りてみれば何とかなるのになーって。


他人のことを推測してみてもやっぱりよく分からないので、

『じゃあ、オレは何で降りれたの?』


と自問自答してみた。


『いけると思ったから』

何故いけると思ったのか。


『踏み出せば下に降りてあっちへ抜けていける』

何故そう思ったのか。


『もっと高いところから降りたこともあるし、Dakotaの反応も知ってるから』

経験?


『そうかも。Dakotaがどういう挙動をするか、不安はないのが一番かも』



バイクの挙動を理解し、その上で少し経験があれば
大抵の所はクリアできる、そう思います。


少しシリーズでMTBの基礎になる事柄をまとめてみました。

明日から投稿しますね。
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トラブル発生!ワクワクしてる自分がいるw

このタイトルはSEO的に見るとヒットしにくいねw

15日は思いがけずにトラブルや予兆がありました。


まず、出発前に私のフロントタイヤに亀裂が見つかった。
浅いしカーカスまでいってないだろうとそのまま走り出した。

スペアのホイールを1セット持っていたので
そっちからチューブを引きずり出して、チューブは持っていった。


結局、出番が無くて良かったー。


2つ目はK2さんのチェーンが噛んでしまって
yuzitoさんのチェーンカッターで切断。
でも、アンプルピンが無い、、。


しかし、偶然とは恐ろしい。
けんけんがアンプルピンを何故か持っており事なきを得た。

けんけんでかした!
皆がそう思ったよ。
もう一つ、けんけんの工具が小型だったお陰で
狭いスペースで大活躍だった。


そしてトレイルに入ってすぐ、今度はyuzitoさんのチェーントラブル。
ホイールとスプロケの間にチェーンが落ちてしまった。

これはあわてずチェーンを戻してOK.。


書いてしまうとこんなもんだけど、
現場では10km以上押して帰るか、
一緒に走れるか、、、トラブった本人も周囲も気を揉んでる。

自然の中を走ると思わぬ負荷がかかったり
何かにヒットしてトラブルが起きる。
そうすると居合わせたメンバーは


『備えあれば憂いなしだよねー』と再認識できるので
それもまたノー問題なのだ。


一日に3つも続いたのは初めてだけど
タイヤで言えばリアタイヤのノブが坊主に近いし
サイドノブが何個か剥離していた。


チューブレスのカーカスは厚いのでもう少し大丈夫だよね。


その他、自分にしか分からない話だと
フロントインナーからミドルへの変速がスムーズでなかった。
というより、一度アウターにしてからでないとミドルに落ちなくなっていた。


そろそろフルメンテしなくちゃーな。



トラブルが起きると、当事者はいろいろと考えてしまう。

あー、なんてこった。
みんなの足を止めてしまってる!
復帰できないかも。。。


でも、トラブルは経験しないと対処できないので
同行者は意外と面白がって見ている(オレだけ?)

仕事でもトラブル対応が一番好き。
緊張感あるし解決したときは快感だしw


MTB海苔は、いや自転車海苔はグループの中で誰かがトラブっても
力を合わせて解決しようとするし、誰も負担に思わないよね。


まあ、怪我など無い限りトラブル歓迎!

という事で(笑)

■覚書
・チェーンカッター
・アンプルピン
・ミッシングリング(あれば)
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ここはどこ?あなたはだーれ?

昨日はyuzitoさんのホームトレイルにお邪魔してきました。

一緒に走った仲間は、yuzitoさんyuki3110さんyukiさんのお友達K2さん
けんけん、そして途中からつかず離れずのマエストロさん(勝手に命名w)。


yuzitoさんが一人で密かに鍛えているフィールドにお邪魔し、
テクニックと度胸を盗んじゃえ!、、、ですw


8時半に集合して5人でスタート!
のはずがもう一人、お見送りで2neさんが来てくれました。
えらいなあ、私は絶対起きれないよ。

【行きたいなぁ、と2neさん】

yuzitoさんのホームはいつも走っているご近所トレイルと違い、
岩ありドロップオフあり変化に富んでいて、走ってて面白い!

【担ぎも結構あったねー】


【トレイルウォーク?いいお嬢さんたちでしたw】

登りは苦手だけど登った甲斐のある下りが待っているかと思えば
苦にならないくらいです。

一箇所だけ『初めての路にチャレンジしていい?』と断りの上、
担ぎで進んだ先が行き止まりだったけど、
ああいうのもちょっとしたスパイスですね。


初めてのトレイルはきょろきょろしながら走ることが多いのだけど
今回もその例に漏れず、”ここは岩場だー”とか”おお、アレは何?”と
おのぼりさん状態。

いやー、yuzitoさんうらやましい環境だー!

【こんな展望もあるなんてズルイなぁ】

私が最後尾で行動していたのだけど、ある所からもう一人と一緒になった。
みんなが担いだ右側のルートを行くか、ちょっと段差はあるけど
岩場が登れればあとは行けるかな、と考えていたら『ちわー』。


これが、けんけん命名の”マエストロ”さん。

STPでバニホを決め、yuzitoさんや私が転倒した下りをガシガシ降りて行った、
イケてるおにーさんです。
歩いている人に聞かれたときに「はい、一緒の仲間です」と答えたそうなので
もうお友達だよね(笑)
自己紹介すらしなかったけど、ナイスガイでした。


yuzitoさんはさすが地元だけあって、ほとんどのセクションを
完璧にクリアしていたのはさすがでした。
セクションの攻略方やアドバイスを丁寧にしていたのは
見習わなくちゃ!

私だと”イケるイケる。目ーつぶってどーっと逝けー”なのでwww
それにトラブルは率先して対応していた姿が、、。
ぼーっとしてるだけですいませんでした。

【後ろ走ってたので走行中の写真がなかったよ】

けんけんが29erだったのはビックリだった。(いつの間に!)
29erは私の印象だと26インチの感覚でギヤを決めると少し重い。
そのせいで上下運動がうまくいかない事があるのだけど
けんけんは勘がいいんだね。
いい感じで回してました。
目と身体が慣れればもっと走れるようになるね。

【チャレンジする気持ちがあれば次はイケるよ】

yuki3110さんはまだ一年も乗ってないはずだけど
荷重移動もしっかりしてるし、いい感じで楽しんでました。
けんけんが「yukiさんはセンス抜群」と評していたのが
理解できました。
MTBのレースを数回経験するとトレイルでの走りが激変しそう。

【あんまり早く上達しないで~♪】

K2さんはトレイルバージンでした。
yukiさんのブログ仲間です。
チェーントラブルがあったり、キツイ所もあったようですが
MTB仲間は待つことは苦にならないので、また走りましょう。
みんなそうやって経験を積んできたので気にする事はないのです。
トラブルは結構好きだし(笑)

【慣れてくると楽しいよねー】

少し遅い昼食タイムになってしまったので、
初ゆうき食堂も初めしやっちゃんも叶わなかったけど、
海のそばの食堂でたべた”じぶんde丼”はおいしかったなー。
K2さんが差し入れてくれた、イカの刺身と天ぷらもうまかった。
K2さん、ご馳走様!

【刺身うまー!】


【刺身にできない所を天ぷらに。これもうまうま!】

その昼食タイムにyuzitoさんが走ったルートをなぞった地図を見せてくれた。
無駄が無いように考えられたルートで驚いた。
走ってるときはどこを走ってるのか全くわからないし
説明されても理解できないのだけど
改めてyuzitoさん、スゲー!


yuzitoさん、引率ありがとうございました。
yuzitoさんのホーム楽しかったです。
クリアできないセクションがあったり転倒もしたけど
気持ちのいいトレイルと仲間達のお陰で
いい一日になりました。
参加された皆さん、またご一緒しましょうね。

あ、けんけん、今川焼きありがとう。
じーじの大好物です。
次はアズキもよろしく(^o^)丿

続編に続く
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町田からスカイツリーが見えるの?

昨日に引き続きトレイルの探索。

夕方、駅まで奥さんと息子を迎えに行くので
3時間ぐらいしかなかったので、
ご近所に限定して昨日の続きをやってました。

【この路なーに?行ってみたら行き止まりだった】


【ここも行き止まり。でもフカフカで気持ちいい!】


【こういう土はいいんだよ】

古道トレイルの道を復習しつつ、路や径など手当たり次第に
入っていたら、ママチャリのおじさんが畑仕事をしている
ご夫婦にこう聞いていた。


「高いところに行けばスカイツリーが見えるって聞いたんだけど
 どこに行けば見えるか知ってる?」


ええー!?町田からスカイツリーが見えるの?
会話を全部聞かずに『一番高いところってあそこじゃん』と
漕ぎました。


思い当たるのは古道の入り口。
あの辺では一番高いはず。


ぐるっと見てみたけど、今日はもやってて
はっきりわかりませんでした。
でも、それらしいのは見えたかなー。


デジカメの画素数を落としたままだったので
拡大してもボケボケだー!


帰ってからぐぐって見ると
やっぱりスカイツリーが見えるらしいです。


町田でスカイツリー見えるんだぜ!
と言える様に自分の目で見たいもんです。



スカイツリーは見えなかったがこんな標識を見ました。
いったいどこから入れっちゅうんだ?
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初めてのパスを行ってみよう

いつものように家を出たのは15時だった。。。

寝たのが4時半だったから起きれなかったのですよ。
まあ、夜中に走ってる変なオジサンですな。

いつものように古道トレイルから大瀧神社へ初詣?と決めた。
そしてギャラリールーツ類へ年始のご挨拶。
これが今日の予定。
でも、知らないパス(径)を通るのをお題とした。



古道トレイルはずいぶん手前から入り、
気になっていた雪洞(ぼんぼり)状の膨らみを観察。
径になっていないふわふわを走り奥のパスに入った。




そこから見えるパスはまだ通った事がない。
何とか辿り着いて走っていくと背丈ほどもある笹に覆われた径。
気持ちいい~!





やがて出口。
あー、ここに出るのか~♪
面白いパスを見つけたw



鶴見川~五反田谷戸はいつも通り。
池には氷が張っていて、冬なんだなぁと実感。
少し写真を撮って一般道へでた。
いいなぁ、谷戸の風景は。




一般道を戻って田んぼの畦道を行ってみた。
ここはもちろんファーストプレイス。
どんどん進むと農耕具が置いてある。
誰もいないなー。



気に入ったのは木が一本だけのスペース。
何かの跡だろうか。
突っ切ってその奥に入って行くと
梅が咲いていた。



谷戸を出て小野路のメインロードからテラス。


息子のグミを失敬してきたのでオヤツにした。
息子は次女から”グミ男(お)”と呼ばれてるほどグミが好き。
すまんねぇ(笑)


テラスから馬の背を降りて東谷戸の大瀧神社へ初詣に行くと
社に黄色い花が一輪手向けてあった。
誰も訪れる人などいないかと思っていたが
粋な心配りに嬉しくなってしまった。


ギャラリールーツ類でマサルさんに年始のご挨拶。
先客が居たので遠慮しようと思ったら
窓からのぞいていたマサルさんが
『はいんなよ』と手招きしてくれた。


類の中には三人の先客がいて、マサルさんによると
Yさんという造園業の方で、雑誌などにも取り上げられる程の
美しい仕事をするんだそうです。


面白い話をいろいろお聞きしましたが
おいおい披露できればと思います。

今年は梅が早い、という話が出たついでに
先ほど見た梅の写真を見せると
『あ、これは野梅だ』
『普通のとは違うんですか?』
『これは花だけで実が小さいんだ』
と即答。

山にはよく行かれるそうで
目に入る草木花はほとんどわかるとか。
よく知ってるある邸宅の広大な庭もYさんの仕事だって。
ひゃー、類にはやっぱり面白い人たちが集まるなー。



最近出来た業務用スーパーでおでんの具を買って
真っ暗な古道トレイルを登って家路についた。


明日は午後の予定が無くなったので
またどこかへフラッと行こうかな。
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