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開発が始まった南山

春先に行ったきりの南山。

開発が始まったというので行って見ました。


Web等の情報で南山の開発(埋没遺跡調査)が始まったと知ったのは、10月になってからだったがナカナカ行く機会が無かった。
本当は昨日(土曜日)に行こうと思ったのだが、家の仕事や体調が今ひとつだったため時間の制限もあったが、今日行く事に。


まずはいつものグラウンドへ行き車を止める。
15時までに家族を迎えに行く為、自転車はラゲッジスペースに積んで楽チンに移動。
グラウンドではサッカーに興じる人たちが歓声を上げていた。
この声を聞くと”南山に来たなー”という実感が湧く。
車をどこに止めようか、と見渡すと既に自転車を準備している人がいたので、その脇へ車を滑り込ませる。

まずはご挨拶。
”怪しい者じゃございません。お見知り置きを。。。”とは言わなかったが、ちょっとばかりの情報交換と同じフィールドを走るので、仁義は通しておく。
彼はシルバーのS-WorksにFOXのフロントサスはいかにも走り慣れてる感じだ。
実際、短い距離だったがテクニカルなコースを一緒に走ったときに、”乗れてるな”と分かるほどいい感じだった。

バックパックを背負うかどうかモタモタしているうちにお隣さんが”お先にー”と出発。
スポーツ広場の脇から入っていったので、南山を大きく周回するコースかな。
こちらも同じルートを追うように入って行ったが、まずはありがた山を目指す。
いつもは入谷戸から入るがこちらのルートはやや登りがゆるくスピードも乗せ易い。
とはいえ、和田さんの影響もありゆっくり登って、面白く下るペースになっていた。

”ここから霊域につき・・・”という看板を見てありがた山へ入る。
老夫婦とすれ違いながら挨拶を交わす。
”ここから自転車でいくのですか?”
”はい、大抵の所は走れますので”
階段を心配してくださったのだが、階段は走れる道なので問題ない。
でも、上り返すのが面倒なので下までは降りなかった。

             ありがた山の上から

来た道を引き返す形で林の中を走っていくと、まず左手に”埋没遺跡調査中”の看板があり、重機で削り取られた山肌がはっきり見えてきた。

             看板の向こう側は林が消えていた

さらに進むと右手側も同様の様子が見て取れた。
ああ、こんな具合にどんどん山が無くなっていくんだな、と寂しくなった。
下の様子を見るためにゴルフ場の脇を下っていくと、ノースリーブのライダーとすれ違う。
”こんにちわー”
”こんにちわー”
と外人さんだったが日本語でご挨拶。


妙法寺のわき道からモーターバイクのトライアル練習場へ行ってみると、数台のトライアルバイクが丸太越えをやっていた。
今日は戦争ごっこはお休みだったなー。
彼らの脇から粘土質の坂道を登るとモーターバイクの走った痕がくっきり。
人が登る為の階段も走るため、階段が無残にも崩れてしまっていた。
登れるのなら藪にして欲しい。

登り切ると調査中の様子がよく見えた。
出口を探して現場の中を進んでみたが、見た目には何をどう調査しているのかは全然わからない。

          こんな風景が拡大していくのか


今日の目的は、ありがた山と開発の始まった様子を確認する事だった。
これでお仕舞いにしても良かったが、せっかくの南山なので迎えに行く時間まで
周回コースを走る事にして妙見さんへご挨拶。
途中でさっきの外人ライダーと遭遇。
参拝をして顔を上げたらS-Worksの彼がいい感じで坂道を下っていくのが見えた。
おし、と後を追うがあっという間に見えなくなってしまったので
藁の蛇を写真に収めたり、周囲を眺めて降り口を探していたら階段を使わないルートを発見。


切り返すにはスピードが乗ってちょっと厳しそうだったが
エスケープできると踏んで下る。
案の定、藪の中へ突っ込んだが問題ない。
下りきるとあーら、ココに出るのか。。。

まだ時間があるので入谷戸から入り直す。

            この登りは苦手~!

シングルトラックを大きく回らず林の中の小回りなルートをつなげていく。
気持ち良いねぇ~。
こうやって山の中を走るのは本当に気持ちいい。
倒木や木の根はフロントを上げるだけでクリアできるので楽だし。。。
走っていると見慣れた風景が。

         富士山は見えないね、やっぱり


そろそろ時間も押してきたので耕作地をぐるっと回り込み帰る準備。
侵食でえぐれた穴付近ではサッカーの歓声も聞こえる。


           さすがにこの穴の中は走れないな


入谷戸からの道を走っていると後から自転車の走る音が!
振り返るとS-Worksの彼だった。
開発の様子などちょっと話したら、先行して走り出したので追っかける。
あらら、こっちを行くのか。
望むところだ!
このルートを知ってると言う事は、かなり走ってるね。
ここを今日は何度か走っているらしく、乗れてるのが良く分かる。
初めてだったり久しぶりだとスピードを殺してしまうだろう。
毎週走っているので問題なく追えるが、人家の脇を抜けるのでゴーゴー言わないよう
スピードを殺して草地を走ったら、彼はもう谷戸の入り口にいた。

帰る時間だ。
”これで引き上げまーす”と一言くれてから駐車場へ移動。
先週、根っ子の下りでサスが少しヤワだと感じたので
今日は少しエアを高めに入れてみた。
ちょっと入れ過ぎたかと思ったがやはり効き過ぎた。
もう少しだけエアを下げた方がいいね。
データを整理してから自転車を格納して今日はお仕舞い。




■サスのセッティング
サスのエアは規定量を入れてみた。
体重は75kgと想定してエアを足してみたが、ちょっと固い感じがした。
走った感触もあと少しサスがストロークするともっと気持ちいいな、と。
バイクのバランスやポジションでも加重が変わるの、でメインよりTST側のエアを加減した方がいいのかもしれない。
もっとセッティングをツメルためにまた走りに行かなくちゃ!





■雑感
今日の南山はハイカーもMTBerもモーターバイクもこれまでに無いくらいの数だった。
あの気持ちのいいフィールドになごりを惜しんでいるのだろうか。
自転車ではなく歩いて見るのも良いかも知れない。
息子と歩くのも面白いかな。。。




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