(株)藤川建設のブログ

地元の山の木を使った家づくり

長岡市K邸 完成

2018年05月30日 | 長岡(東)K邸 伝統構法応用住宅
長岡市にて新築工事を行っていたK邸が完成しました


昨年の12月から工事が始まり、雪の積もる冬の期間に工事を行っていたK邸が完成しました。
途中、大雪に見舞われ、工事がなかなか進まない状況が続き、外部や土間工事など、雨や雪などの悪天候をかいくぐって、5月の連休後にようやく引き渡しまでこぎつけました。



後ろの外観
境界にブロックを積んで植栽を植える庭としています。
また、土間は掃除のしやすいようにタイル貼りを施しています



居間から庭を眺める
縁側風の「サンルーム」を設け、洗濯物を干す場所を確保しています
樹脂製の二重サッシで区切る事で防音効果も期待できます


対面型キッチン
カウンターを設けています


TOTOシステムキッチン 「ミッテ」
シンプルですが機能は充実しています。


引出収納を全開してみました
引き出しの取っ手が「握り手」形状なのは女性に優しい形状なのかも知れません。
「ライン取っ手」が形の上で流行っていますが、「爪」を折る心配もあり、「握り手」にするケースも増えている気がします。
力も握った方が入りやすい。


家電収納と食器棚部分


家電収納部は引き出しとキャスターによって機能を充実させています


たっぷり収納できます


2階の洗面カウンター
スタジオの控室のイメージで大きな鏡とゆったりしたカウンター
鏡に背面のホールや部屋が映ることによって、意外に明るく、広く感じる事ができます




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このブログを開き始めてから、家づくりや環境、食について様々な想いを書き綴ってまいりました。

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長岡市K邸 建て方

2018年03月21日 | 長岡(東)K邸 伝統構法応用住宅
大雪の合間をぬって建て方作業を行いました


年末に積雪にみまわれた長岡市K邸でした。除雪を行いながらわずかな晴れ間を見つけては工事を着々と進め、1月後半からの本格的な大雪になるまでに何とか屋根工事を終えることが出来ました。


年明けに基礎工事の続きを行いました。

土間コンクリート配筋を行います


コンクリートを打ち込みました


晴れ間を狙っての土台敷き

周りを見るとわかりますが、基礎内に積もった雪を除雪してからの作業となりました。
通常のシーズンと違って工事以外の作業が増えるので難航します。


土台敷が終了

土台に雪が直接積もらないように、シートで養生をしています。
土台が凍り付くと柱を立てるのが大変になるのです。
こうした工夫が次の工程で生かされます。



大引き敷き工事



クレーンによる建て方作業
奇跡的に晴れました


お清めの儀式を行います


柱を立てて建て方開始


順調に組み上げていきます


2階床部分まで組みあがりました


今回は24㎜構造用合板(越後杉合板)を敷き込んだ剛性床となります
足元から固めて安全に工事を進めます


足場が頑丈なので、安心して工事ができる


2階が終了


小屋部分も順調に組み上げ・・


屋根の下地まで終わりました


建て方終了です



この後、屋根の板金を張り終わった後、10年ぶりの大雪に見舞われました。
雪の合間のわずかな晴れ間に建て方が出来て良かったと、ほっと胸をなでおろしたのでした。



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長岡K邸新築工事 ~基礎工事

2018年01月04日 | 長岡(東)K邸 伝統構法応用住宅
長岡市内にて新築工事を行っています


長岡市K邸の新築工事の様子です。
春までに新しい家に引っ越ししたいとういうお客さんのご要望にお応えすべく、現在基礎工事を行っています。今回は本格的な伝統構法ではありませんが、越後杉をふんだんに使用します。
また、今回の建物のテーマとしては、

「ペットと住む家」

が課題となっていますが、その対策についてはおいおい詳細を掲載していきたいと思います。




地盤調査

地縄を張り地盤調査を行いました。
長岡の旧町地域なので地盤が良好でした。



地鎮祭

工事の安全を願ってお祓いを行いました。




地盤改良

地盤調査の結果にしたがって土地と建物に適した改良を行います。
今回は2mの柱状改良となります。




栗石地業

基礎の底面は栗石を1個1個手で並べて採石で目づめをする「栗石地業」を採用しています。




ベース鉄筋

栗石地業の上に押さえ用のコンクリートを打ち(捨てコンクリート)、基礎の墨を打ちます。
12月も半ばとなり、雨っぽい天気の中、半日だけ晴れ間があり、奇跡的に墨出しができました。
その墨を元に鉄筋や型枠を組んでいきます。



ベースコンクリート打ち

立ち上げの鉄筋が完了したところでベースのコンクリートを打ち込みます。
打ち込む最中も意外に天気が良かったので助かりました。



立ち上げ型枠組み

ベースコンクリートの上の立ち上げ部分の鉄筋と型枠を組んでいきます。




立ち上げコンクリート打ち

12月の暮れの押し迫った時期のコンクリート打ちでした。
養生用に立ち上げの型枠を上に伸ばしてアンカーごと雨からの養生が出来るようにしてあります。
雪も積もる事もあるので、ベニアで上を蓋して養生としています。
雪国では既に雪との戦いが始まっているのです。




雪の下にて養生

この状態で養生をします。
コンクリートの硬化によって強度が上がるのを待って型枠を外しました。



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