(株)藤川建設のブログ

地元の山の木を使った家づくり

この手摺・・かっこいい~

2014年05月19日 | 今町M邸
今町M邸の手摺兼冬囲いです
目隠しにもなります。


今町M邸もほぼ完成に近くなりました。

引っ越しが終了し、玄関先の手摺工事を行いました。

手摺と言っても、冬囲いも兼用させて、ポーチ柱に十手金物を打ち付け、囲い板を落すだけのシンプルなモノにしてみました。

ポーチ柱が1間置きに設置されているので、冬囲い板を落すには丁度いい間隔です。




閉じた状態


開いた状態


この囲いを可能にする十手金物


こうしたフレキシブルな構造とする事で、使い方次第では冬の雪囲いにもなるし、目隠しにもなり、手摺としても使えるのです。

お客さんのアイデア次第で、色んなデザインにも用途にもなる・・



ポーチ階段側から眺めたところ・・


ちなみに、階段は踏み面を広く取って、車いすでも一段一段登れるようにしています。



見附市今町 M邸完成

2014年05月13日 | 今町M邸
見附市のM邸が完成しました。

昨年の9月に建て方をしてから、ようやくの完成です。

なにしろ、延床60坪でこだわりの住宅です・・

手間もかかってしまった・・・





居間と台所
間仕切りに位置する差し鴨居(さしがもい)が力強く、落ち着いた空間になっています



和室
差し鴨居の入った民家の様相です


犬小屋
この家の特徴でもある宅内の犬小屋
キッチンパネルの壁とスノコは掃除する時に便利


レコード棚
旦那さんのこだわりのオーディオルームに設置した特製のレコード棚です


今町 M邸 新築工事 建て方終了

2013年09月24日 | 今町M邸

見附市今町にて、60坪の新築工事を行っています。

コンセプトとしては、高齢者住宅、水害対応住宅を豊富な県産材にて実現。

伝統構法を応用したプレカットによるコストダウンと手加工でしかできない部分を職人による手刻みによって、在来木造の上位モデルとなっています。




機械でできない部分は工場にて手刻み加工しています。
「差し鴨居」、梁の「台持継ぎ」、「小根柄シャチ栓」等々・・・・




土台と通し柱の納まり
通し柱に土台を通してアンカーで固定します。



差し鴨居
建物の要となる部分に差し鴨居を配置しています。




他、色々と工夫はこらしてありますが、追々と説明できればと思っております。