(株)藤川建設のブログ

地元の山の木を使った家づくり

地鎮祭~割栗地業 川袋M邸改築工事

2017年04月12日 | 長岡(西)M邸 平屋住宅
長岡市川袋町にてM邸の改築工事が始まりました


4月になりましたが、春の陽気とは程遠く、冷たい雨の降る日が多く、まだまだ肌寒い今日この頃。
今年は雪がまとめて降らなかった分、寒気が残っているようです。

そんな中、川袋町にてM邸の改築工事が始まっています。
今までの古い家を解体し、新しく木造平屋建ての伝統構法の建物を建てる工事です。



解体する家屋の御祓い



既存住宅の解体作業



地盤調査



地鎮祭



地盤改良




砕石によるハイスピード工法
環境を配慮した砕石による柱状改良を行っています。
セメントを土と混ぜる従来の工法だと、腐食土とセメントの反応により、六価クロムが生成される懸念があります。
また、次の建物を建てる場合に既存の地盤改良工部分を撤去しなければなりませんが、セメント系の場合は撤去するのにコストが増大してしまいます。
砕石によって地震時の液状化も防止できる一石三鳥の地盤改良工事です。



割栗地業


捨コン打ち



まとまった晴れ間が続かず、雨の間を見ながら外仕事を進めていますが、今のところはこれといった支障がありません。
晴れて欲しい時は、丁度晴れ間が広がり、お客さんの精進の良さが覗えます。

基礎工事は4月いっぱいを予定し、来月半ばには建て方を始めたい所です。

天然仕様の伝統構法の家 長岡(西)T邸

2017年04月02日 | 長岡(西)T2邸 伝統構法

1年がかりで、ようやく完成したT邸です。
新潟県産杉+伝統構法+天然仕様のこだわりぬいた家となりました。



新潟県産材をふんだんに使った無垢仕様の家。さらに天然素材を「素材工房」から導入しています。
断熱材にはウールブレス(羊毛断熱材)を採用し、壁紙には和紙クロス、布クロスを使用。床材は新潟県産杉のフロアー、建具も県産杉。
さらに木組みの伝統構法というフルスペックです。


居間上部から望む


居間の天井は吹き抜けになっています


ペレットストーブにより暖をとります


カウンターも県産杉の無垢仕様



洗面化粧台も県産杉仕様の自社製品


階段板も県産杉の無垢板仕様
手摺も杉製です(くりこま製材)



外観
屋根鼻をおもいっきり伸ばしたシンプルな形状です。








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このブログを開き始めてから、家づくりや環境、食について様々な想いを書き綴ってまいりました。

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