この記事のトピック
1.外装工事に伴う耐力壁、金物補強、断熱補強
2.屋根の改良工事
1.外装工事に伴う耐力壁、金物補強、断熱補強
外装材を解体し、新しい外壁材を張る際に、下地や防水、構造部材の点検、改良工事をするのには良い機会となります。
出来る限りの施工を行い、耐久性をアップさせました。
リフォーム前外観
まずは足場を建てます
外壁を解体
断熱や構造金物、耐震壁量が不足している部分を改良しながら工事を進めていきます
構造金物と断熱材を補充
耐力面材(ダイライトMS)を設置
サッシを交換し透過防湿シートを貼ります
外壁下地材を設置
外壁材を張ります
2.屋根の改良工事
築20年ともなると屋根の下地であるフェルトの脂分が抜け、防水効果が薄れてきます。一度屋根の仕上げ材を撤去し、下地をやり直すとともに、雨仕舞いで改良できる部分の施工を補います。
屋根勾配が緩いため、隅木(屋根のコーナー部分)から雨漏りが見受けられたため、笠木(鉄板)にてカバーリングする工法を選びました。
また、下屋については屋根勾配が緩すぎてAT式(長尺横貼り)葺きでは雨漏りの懸念があるため、「瓦棒葺き」に変更しました。
既存の屋根材を撤去します
屋根下地用ルーフィングを貼り、隅木部分に「笠木」用の下地木材を設置
横葺き長尺材(AT式葺き)を施工
隅木の笠木を施工
雪止めアングルを設置して本屋が終了
下屋は屋根勾配が緩すぎるため、横葺きから瓦棒葺きに変更しました
足場を取って全容が見えました