「胎動」を作曲してもうすぐ4年になる。
この日は仕事の後で直接カフェドジェームに行って、マスタ―のギターを借りて歌った。
演者-聴衆の形態で人前で歌っているし、靴を履いて立っている。今とはまったく違う、私の記録。
この頃は鉄弦のアコースティックギターしか使っていなかったこともあってか、感情に任せた、叫び歌うスタイルだった。鉄弦は激情を音楽に乗せやすいから。
そんな中で、できる限り声を抑えて歌うこの「胎動」を書いたことで、私の作曲は別のレイヤーに移ったと思う。この曲には、一年後の2018年に私の音楽の同盟者アストゥリアス(クラシックギター)を手に入れてからの表現に繋がる要素がある。
別の投稿でも書いたが、すべての物事には端緒があり、変遷がある。
この動画を見ながら、そんなことを考えた。
このときの演奏を録画してこうやってYouTubeに残してくれた音楽仲間のKyle Undemさんには感謝でいっぱい。
■お知らせ
アルバム『音楽と非音楽のあいだ=日常』を配信&CDリリースしました。
よろしければ、しばしお耳をお貸しください。
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