“あなた”は、頭皮を綺麗にすれば、育毛に役立つと思っていませんか?その為のシャンプーが必要だと思っていませんか?
先日お越し下さったご相談者の方の場合、頭皮が綺麗過ぎて、お湯で洗っても何も取れませんでした。
取れないから、万歳!ではなく、取れないくらいに綺麗に過ぎて毛の育たない頭皮になっていたので、ご相談にいらっしゃったのです。
統計を取っているわけではありませんが、頭皮が綺麗過ぎて毛の育ちの悪いのは、女性に多いタイプです。
でも、今回は男性でした。
私よりも若かったのですが、若いのだから私よりも皮脂の分泌が多いのではなく、少な過ぎるのです。
ここでも、皮脂が少ないのが良いのではなく、「少ない」とか「無い」のが悪いのが分かります。無くて良いのなら、この人は相談にくることはありませんから。
良いと言われることを長年してきて、結果的に毛を無くすことになることを続けてきたと言えますね。
救われるのは、家系的にはこの人以外全てフサフサで、かつ20歳代の頃は直毛硬毛で困っていたと言うことです。
もし、この人が、家系的にも問題があり、ネコっ毛だったすれば、今頃毛を無くしていただろうなぁっと予測できます。
この人が長年使っていたシャンプーが、石鹸シャンプーと炭入りのシャンプーです。
通常、市販されるシャンプーはヘア用のシャンプーが多いのですが、意図的にその時の流行と言いますか、通説として言われることを達成できることを目的として作られ発売されることはがあります。
それが、炭入りのシャンプーです。
頭皮を綺麗にすればハゲない。とか、頭皮を綺麗にすれば育毛に役立つ。と言われているわけだから、この為のシャンプーが発売されて、よく売れるわけです。
ところが、実際に何人もの薄毛の人の頭皮で使って、どうなるかを確認した上で発売されているわけではないので、うたい文句通りにはならないのですね。
綺麗にし過ぎていると、毎日頭皮を綺麗にしないと痒くなるし、皮脂が多くなってきます。こうなると、益々綺麗にしないと駄目だと思ってしまうので、さらに綺麗にすることを続けてしまいます。
そうして、どうして良いのか?本当のところは何なのかが分からなくなってしまうおんですね。
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