頭皮に栄養を与えるとどうなる?最近の新聞広告を見ていると、頭皮に栄養を与えるような記述が、よく見られるようになりました。
これって相当危ないのじゃないか?って日々ご相談をお受けして感じますね。
何度か書いたことがありますが、薄毛の人の頭皮は弱っています。弱っているから薄いのですから、こんなところに外から栄養をぶち込む様なことをして大丈夫か?ってことです。
栄養とは、異物ですよく、化学薬品が駄目で、自然のものだと良いとか、安全とかの話が多いですが、そんなこと嘘っぱちです。化学薬品でも天然のものでも、自然のものであっても、“あなた”以外のものは全て異物です。
異物をぶち込んで、弱っている頭皮が大丈夫か?って言うと分かりやすいでしょうね。人間の体は、異物に対して拒否反応を起こします。起こせないほどに弱っていると、下手をするとアレルギーを起こすようになります。
この時、化学薬品だからではなく、天然の自然のたんぱく質に対して抗体を体の中に作るようになるはずです。これが怖いわけです。
頭皮が健康に戻っても、抗原抗体反応が起こるようになるわけですから、今後天然ものや自然のもの=頭皮に栄養を与える製品に含まれていたものが使えなくなる恐れが出てきます。
シャンプーで栄養を与えるなんてもってのほか中には、シャンプーで栄養を与えると謳うものもありますが、こんなものは絶対に使ってはいけないシャンプーの一つです。
作る側や売る側は、必ず洗浄成分は綺麗に流れて、頭皮に必要なものだけが残るようなことを言うと思いますが、そんな話は信じてはいけません。
所謂栄養と言われるものと洗浄成分を比べると、洗浄成分の方が何倍も付着力や浸透力が強いのですから、洗浄成分だけが流れてしまうことはありません。
過去にも、そんなシャンプーを使っていらっしゃった方のご相談をお受けしましたが、お湯だけで洗っているのに非常にお湯が泡立つのです。
怖いでしょ!
シャンプーを頭皮に付け置くなんて・・・天然成分で出来ているからという理由で、頭皮にシャンプーやらトリートメントやらを付け置くように指示しているシャンプーもあるようですが(ご相談者の方にお聞きしました)、その人の頭皮はボロボロでした。
薄毛の人に栄養を与えたら駄目なんです。反対に残留している薬剤やヘアケア製品の残留物を取り除いてあげて、所謂、デトックスしてあげないと駄目なんですね。
そうすると、ひふは自己の力で回復していきます。
| Trackback ( 0 )
|