育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



気温が上昇し蒸し暑くなってくると、エアコンを使い快適にし、冷たい物を飲んだり食べたりして、中と外から体を冷やしている人が多いでしょう。


こんな生活を続けていると、熱中症にかかりやすくなり、夏バテで元気がなくなり、秋口に抜け毛が急増するのだと思います。じゃ、どうすれば良いのか?



■快適過ぎる生活は対応能力が低下する?


現代社会は、都会で生活していると、どこに行っても空調が効いているので、とても快適に生活が出来ます。


田舎でも都会でも、自宅にはエアコンが付いている家庭がほとんどでしょう。


ところが、私の知り合いの方で、超田舎に住んでいる方の家にエアコンが付いたのは今年の6月でした。昨年夏場にエアコンがなく扇風機しかない状態で泊まらせてもらいましたが、熱中症にもならずに汗をかきながら寝ていました。1週間滞在しましたが、毎日汗をかきながら、扇風機で涼み、とてもじゃないがお風呂では汗を流すだけの生活でした。でもね、1週間居て慣れれば、最終日くらいには何とも思わなくなっていました。


私の子供の頃は、最高気温は31度前後だったので比べられませんが、空調が効いていない・エアコンがないのが当たり前でしたから、エアコンがなくても「まあ、夏はこんなもんだよな」と感じた次第です。


ただ、現代では、夏場になると若い人でもすぐに熱中症になるのは、小さい頃から快適な生活に慣れてしまっていて、体の対応能力が低下しているのではないか?って感じるのですね。


■冷たい物ばかりを飲み食いしていると内蔵の働きが悪くなる


それと、エアコンが効いている部屋や空調が効いている場所で、アイスクリームを食べ、氷が入っている清涼飲料水を飲んだりしている人がとても多いですよね。


夜にお酒を飲む時は、ビールや冷えた酎ハイ等や氷が入っているお酒を飲む人は多いでしょう。空調が効き・エアコンも効いています。


体の中からと外から、体を冷やしまくっているのです。


中から外から冷やしまくる習慣が続き、飲み食いするものが冷やしたものばかりだと胃腸の働きが弱っていくので、少しずつ食欲が落ちてきます。暑いから体力が必要な時に食べる量が減ってくるのですから、夏バテするのが当たり前です。これが、秋口の抜け毛の異常な増加で薄毛になるのに繋がります


暑くてもちゃんと食べていれば、夏バテはしません。抜け毛はそこそこ増えますが、異常な抜け方にはなりません。その為には、外から中から冷やさないことが大事です。


■汗をかけない人が増えている


体を冷やし内蔵を冷やして、快適な環境にいる人が多いのでしょう。その為でしょうか?相談室でケアを行うと、頭皮に汗をかけない人がとても多いのです。


たぶん、体も汗をかけなくなっている人がいるでしょうから、ご自分の体が出す汗の気化熱で冷やすことが出来なくなっているのでしょう。その結果が、10代20代30代で熱中症になって倒れるのだと思いますね。


60才以上の方の場合、汗自体あまりかけなくなるので、熱中症になることもあるでしょうが、私は60才を超えていますが、汗をたっぷりかきます。普段から汗をかく習慣が必要なんだろうな!と思います。


前回は、夏場に皮脂の分泌量が増える旨説明しました。その時毛穴が開くことを説明しました。記述するのを忘れていたのですが、実は夏場には毛穴が開き汗をかいて気化熱で体を冷やす役割もあるのですね。


汗をかけないのは体を冷やせなくなっていることなので、熱がこもって熱中症になりやすいのではないか?と思います。


■塩分不足で熱中症に?


それと、塩分不足なっている人も多いのではないか?と思います。塩=ナトリウムと言うミネラルは、体の調整に必要なミネラルなので、気温の上下に対応するには必要なミネラルの一つです。


ところが、今の日本では高血圧の原因は塩分の取り過ぎだからと、減塩された食べ物がとても多くなりました。


私が子供の頃は、汗をかくと腕の肌には塩を吹くことが日常だったのに、今はいくら汗をかいても塩を吹きません。それだけ、体内に取り入れているナトリウムが減っているのでしょう。


基本的に今の減塩運動と言いますか、なんでもかんでも減塩っておかしいよな、と思っているので、私は減塩は気にせずに食べています。ただし、減塩は気にしませんが、摂る塩には気を使い(海の精・粟国の塩)、カリウムを含む野菜や果物は意識して摂っています。


血圧は上が125くらいで下が80くらいなので、塩の摂取量を気にしていないのに正常です。


■どんな生活習慣が良いのか?


では、どんな生活習慣が良いのでしょうか?いくつか以下に提案しますので、取り入れて頂けばと思います。



  1. 夏場でも温かいものを食べる(汗をかきながらラーメンを摂るとか)。冷たいものは飲まない摂らない。
    どうしても冷たいものを飲んだり摂る必要がある時は、後からでも良いから温かいお茶を何杯か飲んで温めてあげる。

  2. 夏場のお風呂はシャワーで済ますのではなく、ぬるめのお湯でも良いので湯船に浸かる。

  3. お風呂上りのエアコンの温度は27度か28度くらいにする。

  4. ドライヤーで乾かす時は、最後にドライヤーの冷風を後頭部・首筋から背中にかけて、冷ましてあげる。頭頂部に直接冷風を当てないこと。エアコンの冷風を使用しないこと。

  5. 寝る時はお腹を冷やさない。タオルケットでも良いのでお腹を覆って寝る。

  6. 5月6月になり急に暑くなってもすぐにエアコンを使用せずに、汗をかくのに慣れること。7月8月9月の暑い時期でも、汗をかく時間を作ること。

  7. 季節の野菜には自然海塩(海の精・粟国の塩等)をかけて摂ること。昔から夏場にスイカやトマトに塩をかけて摂っていたのは理にかなった食べた方だと言える。


体を冷やさず内臓を冷やさず、自然海塩を野菜にかけて摂り、汗をかく習慣が続けば良いのではないか?と思います。夏場の育毛にも役立つのではないかと思う次第です。参考にして下さいませ。




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