コロナ感染者数、4週連続で減少
厚生労働省は
2025年
2月28日、
新型コロナ
ウイルス
感染症の
2月17日～23日の
新規感染者数を
発表した。
全国で新たに
2万4343人の
感染が確認され、
前週と比べて
4.2%減少した。
感染者数の
減少は
4週連続と
なる。
定点あたりの
感染者数は
1つの医療機関
あたり
平均4.95人の
感染者が
報告された。
都道府県別の
感染者数では
佐賀県が
最も多く、
茨城県、
愛知県が
それに続く。
主要都市では、
東京都3.14
愛知県6.92
大阪府3.11
福岡県5.87
である。
もし、
新規感染者数を
例えるなら、
1つの大きな
スタジアムに
2万4343人の
観客が集まった
ようなもので
ある。
また、
定点あたりの
感染者数は
日本全国に
病院や
クリニックが
たくさんある
中で、
それぞれの
病院や
クリニックで
平均4.95人の
感染者が
見つかった
という事で
ある。
例えば、
読者の
近所の病院で
5人くらいの
感染者が
出たような
イメージで
ある。
更に
都道府県別の
感染者数は
佐賀県が
感染者数
ランキングで
1位というのは、
学校のクラスで
佐賀県出身の
生徒が風邪で
休んでいる
人数が1番多い
ようなもので
ある。
全国的に
感染者数は
減少傾向に
あるが、
その減少幅は
緩やかである。
専門家は、
感染のピークが
過ぎたかどうか
判断するのは
難しいと
述べている。
引き続き、
感染予防対策を
続けることが
大切である。
感染症対策は、
手洗いや
マスクの着用
など、
基本的な対策を
継続することが
重要である。
インフル、6週連続で減少
厚生労働省は
2025年
2月28日、
2025年第8週
(2月17日～
23日）の
インフル
エンザの
発生状況を
発表した。
全国の
定点あたりの
報告数は
2.21人で
第2週
(＝1月6日～
1月12日）
の、
35.02人を
境に、
6週連続で
減少している。
例えば、
A病院では3人、
B病院では
1人の
インフル
エンザ
患者がいた
という
イメージで
ある。
都道府県別
では、
沖縄県が
最も多く、
次いで
新潟県、
山形県と
なる。
全国の病院を
受診した
インフル
エンザの
患者は、
約7.2万人と
推定される。
年齢別では、
5歳から9歳が
最も多く、
次いで
10歳から14歳
となっている。
そんな中
沖縄県では
インフル
エンザの
警報が
解除された。
とはいえ
一部の地域
では
注意が必要で
ある。
また、
岩手県、
新潟県、
静岡県でも、
一部の地域で
注意が必要で
ある。
全国的に
インフル
エンザの
流行は
落ち着きつつ
あるが、
一部の地域や
年齢層では
注意が必要で
ある。
手洗いや
うがい
などの
基本的な
感染対策を
続けることが
大切である。
言うまでも
ないが
体調が悪い
場合は、
無理をせずに
医療機関を
受診して
貰いたい。
次に
保育所・
幼稚園・
小中高校に
おける
学級閉鎖
などの
報告数を
みると、
第8週は
休校2校、
学年閉鎖
79校、
学級閉鎖
245校の
計326施設で、
前週(332施設）
から、
引き続き
減少した。
ウイルスの
型だが
国内の
インフル
エンザの
直近5週間
(2025年
第4週～第8週）
の検出割合は、
AH1pdm09が
74％、
AH3亜型が
21％、
B型が5％
である。
前週
(2025年
第3週～第7週）
と比較すると、
AH1pdm09が
9％と、
大きく減少
した分、
AH3亜型が
6％増、
B型が
3％増となり、
ウイルスの
種類が
変わって
きた事が
分かる。
感染予防の
ポイントとして
以下の点に注意
して貰いたい。
➀手洗い、
うがい、
手指消毒を
徹底する事。
➁十分な睡眠と
バランスの
取れた食事を
心がけること。
④適度な湿度を
保つこと。
⑤人混みを避け、
外出時には
マスクを
着用する事。
⑥体調が悪い
場合は、
無理せず
自宅で
療養する事。
ノロウイルス食中毒事件
2005年
2月18日に
A高校で
ノロウイルス
食中毒事件が
発生した。
その詳細を
説明する。
先ずは、
発生状況で
ある。
2005年
2月18日、
A高校の給食で
ノロウイルスに
よる食中毒が
発生した。
感染者は
生徒18人、
職員1人の
計19人で、
主な症状は
発熱、
嘔吐、
腹痛
などである。
症状の重い
5人が入院
した。
次に、
原因である。
原因となった
のは、給食で
提供された
食事であった。
具体的に
どの食材が
原因かは
特定されて
ないが、
給食の献立
(とんかつ、
マカロニサラダ、
卵焼き、ごはん、
トースト、ココア、
サラダなど）
が記載されて
いる。
至極当然の
事だが
給食の
委託事業者に
対し、
2月24日から
営業停止の
処分が
くだされた。
ここで
ノロウイルスの
特徴を示す。
ノロウイルスは、
感染力が非常に
強いウイルスで
主な感染経路は、
ノロウイルスに
汚染された食品
(特に二枚貝）を
生、 または
加熱不十分で
摂取する事で
ある。
加えて
感染者の
嘔吐物や
便にも
大量の
ウイルスが
含まれるため、
二次感染にも
注意が必要で
ある。
以上のように
感染力が強い
ウイルスなので
予防をする
必要がある。
以下に
予防策を
示す。
➀手洗いを
徹底すること。
特に
調理前、
食事前、
トイレ後は
注意する事。
➁食品を十分に
加熱すること。
特に、
二枚貝は
注意する事。
③調理器具や
食器を
清潔に保つ事。
④感染者の
嘔吐物や
便を
適切に
処理すること。
使い捨ての
手袋や
マスクを
使用し、
塩素系消毒剤で
消毒すること。
⑤感染者が
発生した
場合は、
暫くの間は、
感染者と他人を
接触させない
ようにする事が
重要である。
ノロウイルスに感染しやすい血液型（抗原）
ノロウイルスは、
人の血液型とは
少し異なる
「ヒト型糖鎖抗原」
という物質に
結合して
感染する。
この抗原の
種類によって、
ノロウイルスに
感染する
程度や頻度が
変化する。
＜感染経路＞
ノロウイルスは、
感染者の
嘔吐物や便に
含まれる
ウイルスが
口に入ることで
感染する。
感染者が触れた
ドアノブや
手すり
などを触り、
その手で
口に触れる事
でも感染する。
＜予防策＞
手洗いやうがい、
調理器具の消毒
などが有効で
ある。
また、
感染者が
発生した場合は、
嘔吐物や便を
適切に処理する
事が重要である。
ここで
ノロウイルスに
関する事を
具体的な例を
用いて
説明するので
イメージ
して貰いたい。
先ずは、
血液型(抗原）
である。
ノロウイルスを
泥棒、
血液型(抗原）を
家の鍵穴に
例える。
鍵穴の形が
合わない家には
泥棒
(＝ノロウイルス）
は、
侵入出来ないが、
鍵穴の形が合う
家には
簡単に侵入して
しまう。
この鍵穴の形が
「ヒト型糖鎖抗原」
の種類である。
次に
感染経路である。
ノロウイルスを
インフルエンザ
ウイルスに
例える。
インフルエンザ
ウイルスは
咳やくしゃみで
感染するが、
ノロウイルスは
嘔吐物や便に
含まれる
ウイルスが
口に入る事で
感染する。
最後に
予防策である。
手洗いを
家の鍵、
消毒を
警備システムに
例える。
家に鍵をかけ、
警備システムを
導入することで
泥棒
(＝ノロウイルス）
の侵入を
防ぐように
手洗いや消毒を
しっかり
行う事で
ノロウイルス
感染を防ぐ事が
できる。
もし、
ノロウイルスに
感染しやすい
血液型(抗原）を
持っていても、
必ず感染する
わけではない。
一方で、
ノロウイルスは
変異しやすく、
一度感染しても
再び感染する事が
ある。
それ故
ノロウイルス
感染が
疑われる場合は、
医療機関を
受診して
貰いたい。
米国でのヒトに感染した鳥インフルの実状
米国で、
ヒトに
感染した
鳥インフル
エンザ
の実状だが、
今のところ
軽症である。
軽症で済む
理由として、
以下の3つが
考えられる。
➀ウイルス自体の
毒性が弱まって
いる可能性。
➁季節性インフル
エンザの免疫が
影響している
可能性。
③牛の間で
流行している
ウイルス自体の
致死率が低い
可能性。
具体的な例で
イメージを
して貰いたい。
仮に、
風邪をひいたと
する。
風邪のウイルス
にも、
色々な種類が
あるが、
一般の風邪は、
殆どの場合、
数日間の休息で
回復する。
これは、
私たちの体が
風邪のウイルスに
対する免疫を
持っているため
である。
今回の
H5N1型
鳥インフル
エンザ
ウイルスの
場合も、
過去に
季節性インフル
エンザに
罹患した事が
ある人は、
ある程度の
免疫を持って
いる可能性が
ある。
そのため、
もし
感染しても、
普段の風邪と
同じように、
比較的軽症で
済む
と考えられる。
また、
牛の間で
流行している
ウイルスが、
人にとって
特に、
危険なもの
ではない
可能性も
ある。
例えば、
犬や猫の間で
流行する風邪が、
人に感染しても
症状が出ない事が
あるように、
牛の間で流行する
ウイルスが、
人にとって
それほど
強い影響を
与えない
可能性もある。
とはいえ
これは
あくまで
現時点での
状況であり、
今後ウイルスが
変異する可能性は
十分あり得る。
それ故、
油断は禁物で
ある。
H5N1型、鳥インフルの変異株
ウシの間で流行
している変異株
と、
野鳥やニワトリ、
そして
ヒトの間で
流行している
変異株の違いに
焦点を当てて
説明する。
先ずは、
ウシの感染で
ある。
ウシの間で
広がっている
H5N1
ウイルスは、
「B3.13」
と呼ばれる
変異株である。
次に
野鳥、
ニワトリ、
ヒトの感染で
ある。
野鳥や養鶏場の
ニワトリの間で
発生している
集団感染や、
米国での
ヒトの
死亡例では、
「D1.1」
という
別の変異株が
原因である。
最後に
ネコの重篤な
症状について
である。
飼いネコが
非常に重篤な
症状を示すのは、
この
D1.1変異株
が原因である
可能性がある。
ネコは
庭に来る鳥と
接触したり、
鳥を攻撃したり
することが多い
ため、
感染しやすい
と考えられる。
以上から、
H5N1ウイルス
には、
複数の変異株が
存在し、
感染する動物の
種類によって
異なる変異株が
流行している事が
分かる。
特に、
D1.1変異株は、
ネコに対して
非常に
強い病原性を
持つ可能性が
あることが
示唆されて
いる。
石川県、インフル・コロナ・溶連菌・感染性胃腸炎の現状
＜インフルエンザ＞
定点あたりの患者数
石川県全体: 2.48人
県全体としては、
患者数は
減少傾向に
あるが、
依然として
インフルエンザの
流行が見られる。
金沢市: 3.12人
県内では
比較的患者数が
多く、
注意が必要である。
南加賀: 1.10人
県内では
最も患者数が
少なく、
流行は
落ち着いている。
石川中央: 2.27人
県全体の平均に
近い患者数で、
流行は緩やかで
ある。
能登中部: 3.00人
金沢市と同程度の
患者数で、
注意が必要である。
能登北部: 3.00人
能登中部と
同程度の患者数で、
注意が必要である。
全体的な状況だが
第8週に入り、
石川県全体で
インフルエンザの
患者数は
減少傾向にある。
しかし、
金沢市や
能登地域では
依然として
患者数が多く、
注意が必要である。
一方で、
南加賀では流行が
落ち着いている。
＜コロナウイルス＞
定点あたりの患者数
石川県全体: 4.13人
県全体としては、
4週から徐々に
減少傾向に
あるが、
依然として
一定数の患者が
報告されている。
金沢市: 3.88人
県内では
比較的患者数が
少ない状況だが、
依然として注意が
必要である。
南加賀: 1.80人
県内では
最も患者数が
少ない状況で
ある。
石川中央: 5.64人
県内では
比較的
患者数が多く、
注意が必要で
ある。
能登中部: 8.00人
県内では
最も
患者数が多く、
感染拡大に
注意が必要で
ある。
能登北部: 1.00人
県内では
2番目に患者数が
少ない状況である。
全体的な状況だが
石川県全体と
しては、
患者数は
減少傾向に
あるが、
地域によって
差が見られる。
能登中部では
依然として
患者数が多く、
感染拡大に
注意が必要で
ある。
南加賀、
能登北部では
比較的患者数が
少ない状況で
ある。
＜A群溶血性レンサ
球菌咽頭炎＞
定点あたりの患者数
石川県: 2.66人
県全体としては、
比較的安定した
患者数で
推移している。
金沢市: 2.27人
県平均よりも
やや低い水準で、
比較的
落ち着いた
状況である。
南加賀: 4.67人
県内で
最も高い
患者数と
なっており、
注意が必要で
ある。
石川中央: 2.83人
県平均と同程度の
患者数で、
横ばいの状況で
ある。
能登中部: 1.00人
前週から大幅に
患者数が減少
しており、
落ち着きを
見せている。
能登北部: 1.50人
比較的少ない
患者数で
推移しており、
落ち着いた状況
である。
全体的な
状況だが
第8週の
石川県全体
では、
定点あたりの
患者数は
2.66人と
比較的安定した
水準で推移して
いる。
しかし、
南加賀地域では
患者数が突出
しており、
注意が必要で
ある。
他の地域では、
増減はあるものの、
概ね落ち着いた
状況と言える。
＜感染性胃腸炎＞
定点あたり患者数
石川県: 12.10人
県全体で
患者数が
大幅に
増加しており、
注意が必要で
ある。
金沢市: 12.36人
県平均を上回り、
特に
患者数が多い
状況である。
手洗いや
うがいなどの
予防策を徹底
することが
重要である。
南加賀: 16.83人
県内で最も
患者数が多く、
流行の中心地と
なっている。
特に注意が
必要である。
石川中央: 9.50人
県平均より
低いものの、
増加傾向に
ある。
引き続き
注意が
必要である。
能登中部: 10.50人
県平均に
近い値
だが、
油断せずに
予防に
努める事が
大切である。
能登北部: 7.50人
県内で最も
患者数が
少ないが、
他の地域での
流行を考えると、
注意が必要で
ある。
全体的な状況
だが
石川県全体で
感染性胃腸炎が
流行しており、
特に
金沢市と
南加賀で
患者数が
急増している。
他の地域でも
患者数の増加が
見られるため、
県内全域で
警戒が必要で
ある。
手洗いや
うがい、
食品の
十分な加熱
など、
基本的な
予防策を
徹底して
実践する事が
重要である。
とはいえ
体調不良を
感じたら、
早めに
医療機関を
受診して
貰いたい。
予防のポイントを
以下に示す。
①石鹸と流水に
よる手洗いを
徹底すること。
②調理前や食事前、
トイレの後などは
特に念入りに手を
洗うこと。
③食品は十分に
加熱して
食べること。
④生牡蠣などの
二枚貝は、
特に注意が
必要である。
⑤体調不良の時は、
無理をせず
安静に過ごす事。
⑥アルコール消毒も
有効である。
感染性胃腸炎は、
感染力が強く、
集団感染も
起こしやすい
病気である。
一人ひとりが
予防を心がけ、
感染拡大を
防ぎたいもの
である。
＜コロナウイルス＞
