三種町豊岡金田にある金岡踏切。豊岡集落の西、森岳駅からは直線で1kmほど北にある踏切です。
福島から346.364km地点。主要道路から外れているので、ここもまず行かないところですね。
ここはかつての金岡村であったので、この名になったのだと思いますが、前出の通りこの上は豊岡集落なので、「豊岡踏切」でよかったのではないかと思います。
この豊岡集落、文献によると寛保年間(1741年頃)隣の根岸村から現在の羽州街道沿いに村を移転し豊岡村をつくり、津軽藩の本陣として隣の森岡村(明治35年に森岳村に改称)と交代で駅場を務めていたという。
また豊岡集落には「儀右衛門公園」という公園があります。「儀右衛門」って?と思い聞いてみると、信太儀右衛門は当地の地主で衆議院議員だったとのこと。
なんでもその屋敷が火事になり当人も亡くなり、その跡を公園にしたそうだ。それこそ津軽藩の本陣の跡でもあったと言う。
またその儀右衛門さんは、自宅から森岳駅まで自分の土地から出ずに汽車に乗る事ができたと言う事でした・・・すごい。
と語ってくれた方も、江戸時代から続く家の方。16代目だと言う事です・・・唖然。
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