脱穀機

今日、お邪魔したお宅の小屋で脱穀機を見つけました。

足踏み式の脱穀機ですね。

使い方は言うまでもなく、私が興味を引かれたのは…。

「神奈川懸生田村」、「細王舎工場」、「ミノル式親玉号」です。

興味の対象と順番がおかしいですよね？（笑）

まずは「神奈川懸生田村」。調べてみると、神奈川県橘樹（たちばな）郡に1938年（昭和13年）まであった村だそうです。

という事は？。もう70年以上も前の製品になる訳ですね！

そんなに前のものが、完動品として現存するとは！と、もうこの時点で感動していたのですが、この後、驚愕の事実が（大仰な）！

次いで、「細王舎工場」を調べてみる。

細王舎とはこの機械のメーカーでした。明治22年に箕輪政次郎さんが同地に創設、日本の農機具メーカーの元祖だという事でした。

で、この「ミノル式親玉号」は細王舎の2代目箕輪亥作さんが大正時代に開発、この脱穀機のヒットで急成長したらしい。

この後、昭和30年代以降、同社は小松製作所の傘下に入り「小松部品」。 さらに「小松ゼノア」と社名を変えて現在に至っているとのこと。

ここで「ムムッ」。ゼ、ゼノア？？？

今日使っていたチェーンソーがその「ゼノア」のもの。こんな偶然ってあります？

この瞬間、感激度がギュ～ンとMAXに！いや、振り切れてしまいました（笑）

思わずこんな写真を…。

祖父と孫の図（笑）いや、もっと離れているのかな？

感動のご対面でした(^^)