本日は11月場所の初日。
今場所の最大の関心事は何度も言っているとおり、白鵬の連勝「双葉山越えなるか」です。
結びの一番では栃ノ心との対戦で、危なげなく上手投げで勝ち。
まずは江戸時代のスーパースター「谷風」の連勝記録63に並びました。
なぜか今場所から谷風の記録を上げだした、NHK。
先場所までは、昭和以降という注意書きをして谷風の連勝記録は出さなかったのに・・・。何か心変わりがあったのかな?
また今日の特集で白鵬が目指している、双葉山の「後の先」の話が上がりました。
後の先とは、立ち合いで相手を受けて立つように見せながら、実際は相手より先手を取っている事。
その双葉山の受けて立つ相撲は、右目が見えなかったからこそ会得した技術。
遠近感が分からないので受けて立ち、体で相手の出方を図り先手を取るということだったので、少々事情が違うと思います。
白鵬の場合は相手の相撲を充分取らせておきながら、徐々に料理するといった「真の横綱相撲」の方があっているような気がします。
そんな相撲を取れたのが、4代横綱の谷風と19代横綱の「角聖」常陸山だと言われています。
なので明日からは谷風のような相撲を・・・ってすぐに変えられる訳はないですよね(笑)
そんな相撲を期待した初日の感想でした。
ところで、質問があります。
力士たちは土俵入りする際と支度部屋に戻る際には、必ず、土俵に一礼しますよね。ところが、審判各位は、そのような所作を観たことがありません。審判たちも一礼すべきと考えますが、如何ですか?
直接土俵に上がる訳ではないので・・・と言う理由かもしれませんが、やはり審判団も礼を重んじて欲しいですね。