![イメージ 1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9a/ccfe5af72e2ee2d862b24b2136922d84.jpg)
昨日の初日は天覧相撲だった。天覧相撲とはその名の通り、天皇が観戦する相撲のこと。
この日は特別に「御前掛かり土俵入り」が行われる。
これは普通の土俵入りと違い、正面に向かって4列に並び、四股を踏み蹲踞、一人ずつしこ名が呼ばれ、立ち上がり一礼して土俵を降りる幕内土俵入り。
ちなみに、天皇以外の皇族が観戦の場合は「台覧相撲」、将軍が観戦の場合は「上覧相撲」と呼ばれる。
めったに見られない、御前掛かりを楽しみにしていたけど、幕の途中での観戦になり無かった、残念。ついでで言えば、白鵬が土俵入りでせり上がりを忘れていたけど、観戦前でよかったね。
かつての天覧相撲は、力士らが呼ばれて行われていましたが、昭和天皇が昭和30年5月場所を観戦してから、現在のように国技館にお越しになります。
この時の喜びを表されたのが、この御製。
「ひさしくも 見ざりしすまい 人びとと 手をたたきつつ 見るがたのしさ」
国民と一緒に相撲を見たその楽しい情景が、よく伝わってくる句です。
この御製は、御製記念碑として国技館の櫓の横に建っています。
見落としがちな位置にあるので是非探してみては?
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