出来上がって2か月ほどたつ、46シングルアンプですが、数日前に、カップリングコンデンサーを、手持ちのスプラグのビタミンQ(0.1μF 600V)に替えてみました。
その報告です。
物は、80年代製造のUSED品で、確か2A3のシングルアンプに組み込んでいたもので、その後、解体→ジャンク箱保管となったものです。
リードが、切り詰められていたので、実装上の問題から使いづらく、長い間ジャンク箱に放置されていたのですが、今回の46シングルアンプには、実装可能なリードの長さがありましたので、使ってみようとなった次第です。
とはいえ、製造から、30年以上経過したコンデンサーです。
絶縁性、容量を確認したほうが良いかなということで、出来る範囲で確認することに。
結果、容量抜けもなく、絶縁性も問題ないことが確認できました。優秀だと思います。
ただ、コンデンサーの耐圧600vに対し、手持ちの安定化電源が350vでしたので、350vにてリーク電流を測定しました。
とりあえず、350Vで、1μA以下となりましたので、問題ないものと判断しました。
それと、気休めですが、コンデンサーに100KΩをシリーズにしてその両端にAC100Vを50時間ほど入力して、エージング?してみました。
エージングの効果があるのかどうなのかわかりませんが、手っ取り早くエージングする方法として、ずいぶん昔に聞いた与太話をやってみました。
以下、ビタミンQをアンプ実装した画像です。(青色矢印)
いろいろなカップリングコンデンサーが簡単に交換ができるような、実体配線にしたつもりです。
これで少し使ってみようと思います。
一聴した感じでは、もともと使っていたASC X363より、厚みとかコクを感じさせる音
たけど、ASC X363の方が自然で、なじみのある音・・・
こんな感想を持ちました。
小出力アンプで小音量で使うことを前提で考えれば、ビタミンQを使ってみるのも、アリかなと思いました。
あと、上記とは全く関係ありませんが、底板を作りました。
通常、私のアンプは底板を付けていないのですが、シャーシ高さが30mm(内寸)と極端に薄いので、安全性を担保する意味で、底板を付けることにしました。
手元にあったアルミ板1.6mm厚より切り出しました。
その報告です。
物は、80年代製造のUSED品で、確か2A3のシングルアンプに組み込んでいたもので、その後、解体→ジャンク箱保管となったものです。
リードが、切り詰められていたので、実装上の問題から使いづらく、長い間ジャンク箱に放置されていたのですが、今回の46シングルアンプには、実装可能なリードの長さがありましたので、使ってみようとなった次第です。
とはいえ、製造から、30年以上経過したコンデンサーです。
絶縁性、容量を確認したほうが良いかなということで、出来る範囲で確認することに。
結果、容量抜けもなく、絶縁性も問題ないことが確認できました。優秀だと思います。
ただ、コンデンサーの耐圧600vに対し、手持ちの安定化電源が350vでしたので、350vにてリーク電流を測定しました。
とりあえず、350Vで、1μA以下となりましたので、問題ないものと判断しました。
それと、気休めですが、コンデンサーに100KΩをシリーズにしてその両端にAC100Vを50時間ほど入力して、エージング?してみました。
エージングの効果があるのかどうなのかわかりませんが、手っ取り早くエージングする方法として、ずいぶん昔に聞いた与太話をやってみました。
以下、ビタミンQをアンプ実装した画像です。(青色矢印)
いろいろなカップリングコンデンサーが簡単に交換ができるような、実体配線にしたつもりです。
これで少し使ってみようと思います。
一聴した感じでは、もともと使っていたASC X363より、厚みとかコクを感じさせる音
たけど、ASC X363の方が自然で、なじみのある音・・・
こんな感想を持ちました。
小出力アンプで小音量で使うことを前提で考えれば、ビタミンQを使ってみるのも、アリかなと思いました。
あと、上記とは全く関係ありませんが、底板を作りました。
通常、私のアンプは底板を付けていないのですが、シャーシ高さが30mm(内寸)と極端に薄いので、安全性を担保する意味で、底板を付けることにしました。
手元にあったアルミ板1.6mm厚より切り出しました。
先日出来上がった46シングルアンプに貼る銘板を作りました。
というのも、シャーシに一か所余分な穴(以下青矢印)があり、それを隠すべく銘板を付けることに。
もともとは、パイロットランプとしてΦ3のLEDを取り付けるための穴だったのですが、照光式のロッカースイッチを使ったために不要穴に・・・。
それほど目立つとも思えないので、このままでもよかったのですが、すこし前にヤフオクで入手したの刻印ポンチを使ってみたくなりまして、
お遊びのつもりで、以下のようなものを作ってみました。
<FUKUPAPA 2022>と刻印しました。ハンドルネームと製作年のつもりです。自分でもバカバカしいことをやっているなと思います。
というのも、シャーシに一か所余分な穴(以下青矢印)があり、それを隠すべく銘板を付けることに。
もともとは、パイロットランプとしてΦ3のLEDを取り付けるための穴だったのですが、照光式のロッカースイッチを使ったために不要穴に・・・。
それほど目立つとも思えないので、このままでもよかったのですが、すこし前にヤフオクで入手したの刻印ポンチを使ってみたくなりまして、
お遊びのつもりで、以下のようなものを作ってみました。
<FUKUPAPA 2022>と刻印しました。ハンドルネームと製作年のつもりです。自分でもバカバカしいことをやっているなと思います。
先日、ほぼ出来上がった46シングルアンプですが、測定の前に少し使ってみました。
その結果ですが、ほぼ満足いくものだったのですが、整流管を5Y3からSYLVANIA5931に替えました。
もともと、B電源電圧の関係から、5Y3を挿していたのですが、いろいろと差し替えて遊んでいるうちに、5931の方が自分の好みに合うように思いましたので、整流管出口の抵抗を50Ωから150Ωに替えて5931を挿しても実質のプレート電圧が300Vを超えぬよう調整しこれ標準球にすることにしました。
まぁ、もともとプレート電圧定格の250Vmaxを無視?して300Vをかける前提でスタートした違反アンプですから、いまさら整流管出口の抵抗を50Ωから150Ωに替えたからといって違反を回避できるわけではないのですが、とりあえず実質のプレート電圧が300Vを超えぬよう対策した次第です。
実質のプレート電圧は、295V内外になっています。
整流管出口に酸化金属皮膜抵抗150Ω 5Wを挿入
これにて、一応完成と思われますので、測定ベンチへ
とりあえず最大出力付近と思われる2W出力時の入出力を確認
上段は入力、下段か出力波形
想定通りの動作はしているようですから、この状態で一通り測定することに。
以下測定結果です。
1.残留雑音測定
入力ショートにてL-ch、R-ch それぞれ0.28mV、0.17mVとなりました。
無帰還、出力管交流点火ですから良い値かと思います。
2.入出力特性
ほぼ予想通りの最大出力約2Wです。
3.周波数特性
4.歪率特性
5.ダンピングファクター
On-Off法にて両チャンネルとも約2.8でした。
これにて完成にしようかと思います。
その結果ですが、ほぼ満足いくものだったのですが、整流管を5Y3からSYLVANIA5931に替えました。
もともと、B電源電圧の関係から、5Y3を挿していたのですが、いろいろと差し替えて遊んでいるうちに、5931の方が自分の好みに合うように思いましたので、整流管出口の抵抗を50Ωから150Ωに替えて5931を挿しても実質のプレート電圧が300Vを超えぬよう調整しこれ標準球にすることにしました。
まぁ、もともとプレート電圧定格の250Vmaxを無視?して300Vをかける前提でスタートした違反アンプですから、いまさら整流管出口の抵抗を50Ωから150Ωに替えたからといって違反を回避できるわけではないのですが、とりあえず実質のプレート電圧が300Vを超えぬよう対策した次第です。
実質のプレート電圧は、295V内外になっています。
整流管出口に酸化金属皮膜抵抗150Ω 5Wを挿入
これにて、一応完成と思われますので、測定ベンチへ
とりあえず最大出力付近と思われる2W出力時の入出力を確認
上段は入力、下段か出力波形
想定通りの動作はしているようですから、この状態で一通り測定することに。
以下測定結果です。
1.残留雑音測定
入力ショートにてL-ch、R-ch それぞれ0.28mV、0.17mVとなりました。
無帰還、出力管交流点火ですから良い値かと思います。
2.入出力特性
ほぼ予想通りの最大出力約2Wです。
3.周波数特性
4.歪率特性
5.ダンピングファクター
On-Off法にて両チャンネルとも約2.8でした。
これにて完成にしようかと思います。
昨日、問題点を修正した46シングルアンプですが、本日は、測定する気になれず、ちょっと脇道に。
先日、TANGO XE-20Sのデーターシートを探そうと古い資料を探したところ、ちょっと面白いものを見つけましたので公開いたします。
30年ぐらい前に、海神無線で頂いたASCのフィルムコンデンサーに関するメモ書き?です。
今では、当たり前にやっていることですが、当時このメモを頂くまでは、フィルムコンデンサーの極性など気にとめていませんでした。
外乱の影響を受けやすい外側箔を回路の低いインピーダンス側に接続するというのは納得できますから、これ以降、どのフィルムコンについてもこれを守っています。
ところで、今回の46シングルアンプには、当時物のASC X363を使いました。
なので、メモにある極性表示の赤いラインが入っているのですが、現行品 ASC X363は、極性マーク表示をしていません。
ACミリボルトメーターで極性判定をすれば済む話なんで、大した問題ではないのですが、ちょっと残念かなと思います。
先日、TANGO XE-20Sのデーターシートを探そうと古い資料を探したところ、ちょっと面白いものを見つけましたので公開いたします。
30年ぐらい前に、海神無線で頂いたASCのフィルムコンデンサーに関するメモ書き?です。
今では、当たり前にやっていることですが、当時このメモを頂くまでは、フィルムコンデンサーの極性など気にとめていませんでした。
外乱の影響を受けやすい外側箔を回路の低いインピーダンス側に接続するというのは納得できますから、これ以降、どのフィルムコンについてもこれを守っています。
ところで、今回の46シングルアンプには、当時物のASC X363を使いました。
なので、メモにある極性表示の赤いラインが入っているのですが、現行品 ASC X363は、極性マーク表示をしていません。
ACミリボルトメーターで極性判定をすれば済む話なんで、大した問題ではないのですが、ちょっと残念かなと思います。