真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

出力管差し替えPPアンプ配線準備

2019-11-25 13:20:42 | 差し替えPP
先日、シャーシ加工が終わった出力管差し替えPPアンプですが、本日は、アースライン、部品配置、配線の引き回しを考えながら、端子台、シャーシ補強のアルミアングル材を取り付けました。

シャーシ中央付近に、35mmのアルミ等辺アングルを取り付けて、シャーシを補強しました。
このアングルの主たる目的は、シャーシの補強ですが、ここにLM317Tを取り付けるつもりです。ある程度の放熱効果は期待できると思います。
出力トランスの取付ネジを利用して取り付けているラグ端子板は、米国製(多分シンチ製)の9Pのラグ端子板です。
両端2点止めでその穴ピッチは、TANGO XE-60の取付ネジピッチ(80mm)よりわずかに大きいだけなので、多少ヤスリで、穴を拡大すれば取り付けられるようです。
一点止めのラグ端子板より、しっかり固定されますので、好んで使っています。

5AR4/GZ34いろいろ

2019-11-23 18:56:33 | 真空管
一昨日に続き、手持ちの5AR4/GZ34を集めてみました。


左より、PhilipsECG 5AR4、CV1377(DA表記があるのでムラード製と思われる。 残念ながら空気が入ってしまった)、シーメンスGZ34、東芝5AR4、松下5AR4

今回はPhilipsECG 5AR4を使ってみる予定。他より一回り大きく丈夫そう。




6L6いろいろ

2019-11-21 14:11:09 | 真空管
昨日、なんとかシャーシの加工が終わりました。
本日は、ちょっと一息入れようかと思いまして、手持ちの6L6族を整理してみました。


RCA JAN CRC 6L6Y
最大プレート損失 19W、最大Eg2 270Vの制約から今回のアンプには使えない。


SYLVANIA JAN CHS 6L6GAY
最大プレート損失 19W、最大Eg2 270Vの制約から今回のアンプには使えない。


TUNG-SOL JAN CTL 6L6WGB/5881
最大プレート損失 19W、最大Eg2 270Vの制約から今回のアンプには使えない。


SYLVANIA JAN 6L6WGB
最大プレート損失 19W、最大Eg2 270Vの制約から今回のアンプには使えない。


PhilipsECG JAN 6L6WGB
たぶん上記SYLVANIA球と同じ


CV1947
FEとプリントがあるので STC Oldway工場製造と思われるが、詳細はよく判らない。
判らない以上、最大プレート損失 19W、最大Eg2 270Vを超えないように使うのが安全かなと思います。
なので今回のアンプには使えない。欧州系の6L6Gといった感じでしょうか。


RCA 6L6GC 多分最初期の6L6GC
バンタムステムで、ボトムに矩形のゲッターが2個封入されている。
最大プレート損失 30W、最大Eg2 450V
今回のアンプに使用可能








出力管差し替えPPアンプのシャーシ加工終わりました。

2019-11-20 15:21:56 | 差し替えPP
本日、シャーシ加工が終了しました。
以下ご覧ください。


バリなどを処理して、ほぼ予定通りの仕上がりとなりました。


今回は底板がないので、四隅に、三角のアルミ板を付けて樹脂製の足を取り付けました。


ソケット類、トランスなどを仮付けし、問題なく組めることを確認。


真空管を挿して全体の雰囲気を確認。
配置は悪くないように思います。まずは一安心。
ですが、トランス類の色がバラバラでちょっと気になりますね。
出力トランスの色調に合わせて、チョークトランスと電源トランスを塗り替えてしまえばいいと思うのですが、ちょっと面倒くさいですね。
・・・・どうするか検討中。

出力管差し替えPPアンプのシャーシ加工進捗状況 11/16

2019-11-16 15:15:33 | 差し替えPP
進捗報告です。

本日は、前後パネルの加工をしました。

今回は、解体アンプの残骸でこの度のアンプのシャーシをでっちあげていますので、すでに、RCA入力端子やSP端子などの取付穴は、加工済みとなっています。
ですが、その当時と同じレイアウトのままだったり同じ取り付け部品というわけにはいかないので、多少の修正加工をしました。
以下修正前の画像とその修正後です。


修正前 上段がリアパネル、下段がフロントパネルです。



修正後

リアパネルのSP端子、RCA入力端子の取付穴は、スーパートロンのそれの開孔となっているのですが、同じものがまだ手元にありますので、これについては特にいじる必要はなし。
ACインレットについては、もともと丸型のメタルコネクタを使っていたのですが、IEC準拠のものほうが良かろうということで、変更することに。
幸い、もともとオムロンのタイマーリレーをのぞかせる角穴がありましたので、これを使って取り付けることができました。
ちょっと大きめの角穴だったのですが、何とかなりました。
その結果、ACインレット用のメタルコネクターの大穴が、そのまま残ってしまうことになるので、穴の上にアルミ板をはって、そこにヒューズホルダーを付けて、ゴマカシ完了。
問題は、フロントパネルで、不必要な大穴が2つ開いているのですが、これをうまいことゴマカス妙案が浮かびません。
仕方ないので、これについては、後日、銘板のようなものを取り付けて穴を隠すつもりです。
とりあえず銘板取り付け用のネジ穴だけ加工しました。