真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

9R-A6ばらつきチェック

2018-03-21 15:38:52 | 9R-A6アンプ
先日、シャーシ内のスペースの関係から、出力管9R-A6のDCバランス回路を省略する旨の報告をいたしました。
そのために、新たに9R-A6を12本入手したわけですが、本日は、これらを含めた手持ちの22本の9R-A6の、チェックしてみました。
とりあえず、TV-7とセルフバイアスによるIpを測定してみました。


9R-A6は純国産球のためTV-7データは存在しないのですが、補追データとして公開されている方のHP
(http://www.geocities.jp/radiomann/HomePageTV7U/TV7UtabA.html)を参考にさせていただき測定しました。


本来なら、固定バイアスで測定するのが良いと思いますが、簡単な自己バイアスでバラックを組みました。


ロットもバラバラの寄せ集めの22本ですが、よく揃っているように思います。
最終的には、実機で選別してペアを作るつもりですが、このぐらいそろっていれば、かなり良いペアが作れそうな気がします。


9R-A6アンプのDCバランス

2018-03-12 21:40:53 | 9R-A6アンプ
先日、9R-A6アンプのシャーシについて一段落つきましたので、電源トランスが出来上がってくるまで、それほどやることはありませんから、小ネタをちょっと。

今回のアンプ作りで、今までやったことがないぐらいの、小型薄型シャーシですので、パーツをいかにうまくシャーシの中に収めるか、慎重に考える必要性を感じています。
そこで、ちょっと気になるのが、出力管9R-A6のDCバランス回路です。
当初の計画では、9R-A6カソード間に以下のレオスタットを挿入してDCバランスをとるつもりでした。



ですが、これをシャーシの中に実装するとなると、かなり窮屈な感じになるようです。
それで、今回は、ある程度厳密にペアー管を選別することとし、DCバランス回路を省略してしまえ!ということに。
となると、ちょっと多めに9R-A6があったほうが良さそうですから、ちょっと探ってみると、9R-A6は不人気球のようで、まだオークションなどで比較的簡単に入手できるようです。
簡単に、未使用球を適価(@1,000)にて12本入手できました。(ヤフーオークション)

もともとの手持ち10本に加えて今回12本入手できましたので、DCバランス回路なしていけるではないかと思います。



9R-A6アンプシャーシほぼ加工終わりました。

2018-03-01 13:16:05 | 9R-A6アンプ
電源トランスがまだ手元にないので、ACインレットとヒューズホルダーの取り付け位置をまだ決めかねています。
というのも、小型シャーシゆえ、部品間の間隔がそれなりに窮屈で、下手な位置につけてしまうと、干渉する懸念があるからです。
それで、電源トランスを入手してから、位置を決めたほうが失敗は防げるだろうとの思いから、その取付穴の加工は、後回しにすることにしました。
そのような訳で、ACインレットとヒューズホルダーの取り付け穴は、加工していないのですが、現状できるところまでのシャーシ加工は、すべて終わりました。
すべて、手加工による工作です。各パーツをこうして並べてみると我ながらよくやったと思います。
ホント疲れました。

各パーツは、すべてM3ネジで組み立てる構造。画像上段の基板は、電源の電解コンデンサーを取り付けるためのもの。



仮組チェック
特に問題なく組めた。


シャーシ深さは35mmなので、使うパーツもサイズに気を使う。
ALPSのミニデテント(RK27)でも高さが、ぎりぎり。