真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

プリアンプ 6SN7選別

2017-06-29 15:29:26 | プリアンプ
先日組みあがったプリアンプの測定を始める前に、手持ちの6SN7を測定して使用球を決めました。
手元に33本ありましたので、測定には結構な時間がかかりました。


自分でもあきれたけどこんなにありました。
すべて80年代に秋葉原で買い求めたものです。
良さげなもの見つけるとついつい買っちゃうんだよね。


さて、測定ですが、TV-7にてGmをチェックしたうえで、簡単なバラックを組んでIpをみてみました。


TV-7AUを使用
校正していないTV-7なのであくまでも参考値ですが、測定値を25倍するとgm(μmhos)となるそうです。(測定レンジが"B"のとき)


Ip測定
プレートに230V、カソード抵抗1kΩの自己バイアスにて測定

以下測定結果です。

この測定結果より、このアンプの測定には、No.121,122の球を使おうと思っています。

それにしても製造から半世紀以上たってもすべての球がちゃんと使用可能なのは、大したものです。
また、特性のばらつきも少なく良く管理されていると思いました。
当時の米国真空管産業は素晴らしかった!ということですかね。

プリアンプ とりあえず組みあがりました。

2017-06-22 16:01:23 | プリアンプ
本日、入力部周りの配線を済ませ、一応の組みあがりとなりました。
ざっと各部の電圧を測定し、ほぼ、予定通りの電圧であることが確認できましたので、
システムに入れて音を聞いてみました。


入力部は、シールド線を使うか迷ったあげく、グリッド~ボリューム間のみ、シールド線で配線しました。


入力周りの配線は、やや手が入りにくいので、すこし苦労しました。


ボリューム周りはこんな感じ。


早速音出ししてみました。とりあえず普通に鳴っています。

本日ここまで・・・・ということで、コーヒーブレイク!

プリアンプ配線2

2017-06-21 15:19:26 | プリアンプ
本日は、6SN7周りの配線を済ませました。
当初の予定では、LM317を使うつもりでしたが、ネット上にてノイズの問題が指摘されているようなので、
2SK30GRの3パラに急遽変更しました。
小さく切り出したユニバーサル基盤で、2SK30を3パラ接続しました。


選別して3パラ合計13.5mAとしました。





本日ここまで。
あとは、入力部分の配線を残すのみとなりました。


プリアンプ配線1

2017-06-19 22:19:48 | プリアンプ
本日より、プリアンプの配線に取り掛かりました。
とりあえず、電源とヒーターの配線を終えました。


ケースに余裕があり、部品点数も少ないので、楽勝!です。
どんどん進みます。
この調子でいけば・・・・・今週中に音出しできるかなぁ。





プリアンプ ケース加工終わりました。

2017-06-15 12:03:00 | プリアンプ
プリアンプ製作で、一番気が重いケースの加工が終わりましたので、
トランス類、真空管ソケットなどを取り付けてみて、加工ミス等のチェックをおこないました。
多少の失敗はあったものの、ほぼ、思っていた通りの加工ができたようです。











ちょっと恥ずかしいぐらいの余裕のケースサイズ。
でも、配線のしやすさ、後々のメンテナンスを考えたら、悪くないと思っています。(言い訳)


このケースの天板は、内部シャーシにしてしまったので、その代用として手持ちのSLケースの天板を拝借することに。
放熱穴が開いているので、かえって好都合です。