野菊の墓 伊藤左千夫
恋愛小説の名作を読みました。
当時(明治中期)女性が男性より年上だと 結婚は世間の常識が許さなかったそうです。
昔の人たちは純粋な恋愛をしてたんだなあと感心しました。
あまりにも有名な『民さんは野菊のような人だ』。この主人公の告白シーンは幼い二人の微妙な感情がよく感じとれ、とても可愛いらしいです。
自伝的『野菊の墓』を書いた時、伊藤左千夫は41歳だったそうです。(私と同じ)
妻や子どものいる男が最後(48歳で死去)に書いたと思うと胸に迫るものがあります。
ラストも本当に切なく涙がでます。(;_;)
ねじとねじ回し この千年で最高の発明をめぐる物語
ヴィトルト リプチンスキ
大学教授がねじとねじ回しに関することを調べたエッセイです。
千年という時代を遡り、様々な道具についての文献を調べていく課程で最高の発明・道具は何か‥ねじとねじ回しの起源は‥!?
正直、図や専門用語などはド素人の私にはチンプンカンプンなんですが(笑)‥
仕事の合間の丁度、気分転換になる本でした。
以下、解説より抜粋しました。
ありふれた日用品に宿る人類の叡智を鮮やかに解き明かす軽快な歴史物語。
確かに宇宙を飛ぶロケットやスマホにもねじとねじ回しは使われていますよね。(^w^)