Identity Theft（ドラマ）

昨日買ったケーキを昼食に食べました～。
ベイクドチーズケーキと、マロンロール。
両方とも結構おいしかったわ♪


食料品のお買い物に出かけ、帰ってきたらテレビを見てしまった。
見ていてすっごく気分が悪いドラマだったので途中で変えたかったけど、
チャンネルを変えてもやっぱり気になって元に戻しちゃった。
一体何がそんなに気になったかって？

　Identity Theft: The Michelle Brown Story

映画ではなくドラマなので、公式HPとかないっぽい。
なのでIMDbのページにリンクしてみました。


これねえ、すっごくコワイ内容なのに、実話に基づいてるの～！！！
ふるぞうはアメリカに来た直後にこれを見て、
SSNの取り扱いにとっても慎重になったって言ってました。


ミシェルは家を買って、ローンを申し込みに行ったんですよ。
そしたら、ローン会社の担当者にSSNを盗まれたの！
盗んだ人はSSNを使ってDMV（免許センター）に行き、
ミシェル名義で運転免許書を発行してもらって、後は好き放題。


宝石や電化製品を買うだけでは飽き足らず、
新車は買うわ、アパートは借りるわ、脂肪吸引は受けるわ。
本物のミシェルは、覚えのないクレジットカードの請求が来てびっくり。
警察に行っても、どうしようもないみたいで話しを聞くだけで何もしてくれない。


クレジットカードを全部解約して、作り直して、
銀行口座も一度閉じて、もう一度開き直して。
それでもどんどん知らない請求が来るんですもの、発狂しそう。
DMVに、自分名義の免許書を他人に発行したでしょ！
って言いに行っても、じゃああなたは本物のミシェルなの？
証明出来る？って、逆に言われちゃうのよ！！！


犯人はあまり頭のよい女性ではなかったらしく、
結局行き詰って昔の悪い仲間のところへ行って、お金をせびるの。
そしてドラッグの運び屋をさせられるんだけど、警察に捕まってしまうの。
ミシェル名義で！！！
おかげで旅行から帰って来たミシェルは空港で警察に捕まってしまうのです。


実在のミシェルは1999年の1月にこの事態に気付いたんだけど、
犯人が捕まるまで1年半もかかったらしい。
しかも、犯人が使った筈のお金も、犯人が使ったのか、
ミシェルが使ったのか分からないって理由で、全額免除にはならず。
少なくともドラマが作られた2004年まで払い続けてたみたいだよ。


ひ、ひどい・・・。
でもさ、SSNって大事な数字なのに、アメリカって無防備だよね。
ドラマのようにローンの申込書にも書くし、銀行口座を開く時にも書くし、
ボランティアをやる時にも、申込書に書かされたのよ。
で、その書類はどうやって保管するわけ？？？って問い詰めたいよ。


銀行ATMの暗証番号は大事に守ってるくせに、
どうしてSSNは誰の目に付くか分からない書類に書かないといけないのかしらね。
超謎だよ、このシステム。


ドラマを見ながらどうしても結末が気になって検索してたら、
ミシェルさんが書いた事件報告書みたいのを見つけました。
全部英語なんでちょっとアレなんですが・・・。

　Identity Theft Victim Stories:Written Testimony of Michelle Brown

気がむいたら是非読んでみて下さい。
それか、ドラマをまたテレビでやったら、気分悪いの我慢して見てみて。
半端なくコワイから
ちなみに、ミシェル役のKimberly Williams-Paisleyは超かわいい♪



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