知性を持った動物である人間は、いのちの価値をもっと真剣に考えなければならない。
万人の「生きたい」という願いをかなえるには、お互いが自分を大切に思うのと同じように、他人も大切に思うこと。つまり、「ゆるす」ことが肝心である。
これは、紛争も難民問題も同じである。
世界各地で無益な生命の奪い合いが続いている。
「憲政の神様」尾崎行雄の「人種や国の境を説かないように特別に力を用いなければならない」の精神をLet's do(一にやろう)の姿勢で、世界中のいのちがみな輝くような対話を広げていくべきだと思う。
以上。日野原重明「104歳、私の証 あるがまヽ行く」より。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます