60歳を過ぎたころでした。体に変調をきたし、健康な体の有難さに気づきました。ある日、突然、めまいがしたりして、立っていることが出来なくなったりして・・・・。と、はじめましてに書きましたが、その状態から、どのようにして健康な体に戻ったかというと・・・・。
思えば、頭がふわっとして、意識が遠のくというか酸素欠乏な感じになったことが幾度かありました。酸素欠乏空気を吸入すると、まず酸素消費量のもっも多い大脳皮質に機能低下が生じる。とあります。また、血液との関係では、動脈血は酸素や養分を全身に運び、静脈血は、全身から出た、二酸化炭素や老廃物を運んでくる働きがあります。
酸素は生物が生きて活動するために必要なエネルギー(ATP:アデノシン3リン酸)を細胞内のミトコンドリアで作り出すいわば燃料です。肺から吸い込んだ酸素は、ヘモグロビンの鉄分と結びつき、血液によって全身の細胞にくまなく運搬されます・そして細胞内のミトコンドリアで体内に摂取された糖や脂肪、タンパク質などの栄養素が燃焼(代謝)され、ATPを生成します。酸素がなければATPが生みだされず、人は生きることが出来ません。
要は、自分の頭のなかに血液が回らなくなって、立っていることが出来なくなってしまったのだと。いろいろと調べていくと、ストレスによる心因性めまいというのもありますが、椎骨脳底動脈循環不全症によるめまいが一番自分の症状にあっていたのだと。というのも、自分は側彎症があり、頸椎が変形していたことが原因ではと。外傷や老化によって頸椎が変形している場合、頭を回すなどの動作で椎骨動脈が圧迫され、血液の流れが悪くなります。また、高血圧や高脂血症、糖尿病などの基礎疾患があると、動脈硬化によって椎骨脳底動脈が狭くなっていることがあります。と。
そして、確かに、自分は手で触れてみて、頸椎の二番のところが圧迫されていて、ときどきその部分が首を回そうとした時に苦になるのでした。不思議ですが、その部分の修復を、自分は自分の意識の力で治したのです。要は徐々にですが、意識によって、頸椎の歪みをただし気の流れが良くなり、頭に血液がじゅうぶんに廻ったということでしょうか。意識と気の関係は、いつか書いてみようと思いますが、健康館では、自分なりに健康について書いています。