
「箱男」と「砂の女」
ぼくは箱男だったかも知らない。1973年4月の新潮社の新刊案内に「箱男」があったのである。1973年(昭和48年)はどのような年であったか、拾い集めてみました。 第1次オイルシ...

一冊の本 『詩想の画家ジョルジョーネ』
『詩想の画家ジョルジョーネ』より。 以前、『一枚の絵画と詩』で、「嵐・テンペスタ」を紹...

一冊の本 『神の汚れた手』
『神の汚れた手』曽野綾子 積読になっていた一冊の本『神の汚れた手』です。若き日に読...

一冊の本『冥想と経験』
『冥想と経験』玉城康四郎著より。 お釈迦様はゴータマ・シッダールタという仏教の創始者...

殺人からの脱出
『殺人からの脱出』 人間っていったい何なんでしょう。 生きていれば、いつか死が訪れるのですが、望まれない死として、殺人があります。人間の最初の殺人の記述でしょうか。聖書の創世記第...

千曲川のスケッチ
『千曲川のスケッチ』 『千曲川のスケッチ』は、島崎藤村(1872年3月25日~ 1943年8月22日)が明治32年4月に単身小諸へ赴任し、明治38年5月に小諸を辞して三人の子...

『方丈記』と無常
『方丈記』と無常 今年もあとわずかおもむくままに『方丈記』について調べてみました...

一冊の本 『歌集 滑走路』と私
私は先日、ひょんなことから、『歌集 滑走路』を手にしました。作者萩原慎一郎さんは、198...

小説 日本婦道記 『糸車』 2
2 『糸車』 五「ここをおまえのお部屋にと思って、襖を張りかえたり、調度を飾ったり、新らしく窓を切ったりした、着物や帯を織らせたり染めさせたりして、こんどこ...

小説 日本婦道記 『糸車』 1
1 小説『日本婦道記』山本周五郎著を読みました。山本周五郎( 1903年6月22日~1967年2月14日)、名前は知っていましたが、読むのは初めてでした。 題名の婦...