青春の旅・・・ 10
10〇世間にて“足は裸足で、胸ははだけ私は世間の人々と交わる服はぼろぼろで埃まみれでも私はつねに至福に満ちている自分の寿命を延ばす魔術など用いない...
青春の旅・・・ 9
9もしあなたが本当に涅槃を遂げていたらあなたは世間に帰って来るだろうもうそこには何の恐れもないからだもうあなたはどこにもいられるいまや、地獄でさえ天国であり暗闇...
青春の旅・・・ 7・8
7〇牛の超越“牛にまたがって私はわが家にたどり着く私は穏やかだ牛も休むことができる夜明けが至福の休息のうちに訪れた私の草屋の中で私は鞭も手綱も捨てて...
青春の旅・・・ 5・6
5宗教とは何かの信条の探索じゃない宗教とはまさに自分の実存の基盤そのものを知ろうとするまさに自分の存在の岩盤そのものに触れようとする努力だその自分の存在の岩盤の体験がわれ...
青春の旅・・・ 4
4〇牛を捕まえる“大変な苦闘の末私は彼を取り押さえる彼の偉大な意志と力は無尽蔵だ雲海のかなたの高原に突進しあるいは不可侵の峡谷に立つ...
青春の旅・・・ 3
3人間は鏡の前に立ち自分自身が映っているのを、反射されているのを見るそれだけじゃない彼は鏡の前に立ち自分の反射を見そして自分自身が自分の反射を見ているのを見るそれが限りな...
青春の旅・・・ 2
2〇足跡を見つける“川べりの木々の下に私は足跡を発見する!かぐわしい草のもとにさえ彼の足跡はある人里離れた山奥深くにもその足跡は見つかるこれらの...
青春の旅・・・ 1
『青春の旅・・・』 はじめに 道を求めて・・・・。私の青春は、1970年頃からでした・・・・。 その前の1960年代を調べてみると、ヒッピーは、1960年代のカウン...