『運と人生』
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人生とは、人がこの世で生きていくこと。この世に生きている間。あるいは、この世で生きている間に経験すること・・・・。
ということで、その人が何歳まで生きたかということが気になる私です。
私自身ふりかえって、まわりには、二十代で亡くなった従兄弟がいるかとおもえば、妹は、還暦を迎えることなくこの世を去っています。
また、その亡くなりかたですが、いろいろあります。病気で亡くなる人、交通事故などで亡くなる人。あるいは、自死になってしまったり・・・・。そのようなことを鑑みると、人生って、なんらかの運が関係しているのかななんて思ってもみます。
運命学では、五行の相剋や、九星の運行などが運命を決定してしまうように考えたりしますが。わるい方向へ行ったから凶事が起きたのではなく、わるい宮へ自分の星がまわったから病気になったり、事業が失敗したのではない。なるべき因縁があったからそうなったのであり、そういう因縁を運命的に持っていたのであり、運命学は、その運命学独特の方式でそれを割り出し、知らせるにすぎないということであります。
ということは、運命にも、因果の法則が歴然としてあるということでもあるのですね。言い換えれば、そういう因縁を運命的に持っていたという運命という言葉の不思議でもありますね・・・・。
ところで、占いというと当たるも八卦当たらぬも八卦ですが、九星や干支などによる運命の分析は<気学>とも呼ばれています。
この世に、地球上に生きるとは、太陽のエネルギーをはじめとして、宇宙からのさまざまなエネルギーと関わって生きています。地球も太陽から分離した、一惑星であり、この地球上の人類、動植物に至るまで、その元は、太陽からの発生であると同時に、その要素はみな、太陽とも、地球とも、同様である事は必然でしょう。
地球は太陽の周りを回っています。この運動を「公転」といい、約1年かけて太陽の周りを1周します。また、地球は公転するだけでなく、北極と南極を結ぶ軸の周りを1日に1回転する「自転」もしています。地球が自転しているため、地球上には昼と夜が交互に訪れます。
そのように、宇宙にさまざまな法則があるように、人がこの地球上に生きていくにも、それらの法則に従って生きているのだと言えるのでは。
見方を変えて、この宇宙が神さまによって創造されたとすると、地球上にある人間も、すべからく、一人一人が神の分身であり、神さまによって生かされているのでは。
・次回に続く・・・。