『空』（くう）について 　空（くう）という言葉から、空虚（くうきょ）という言葉が浮んできます。自分は高校生の頃、どこか心のなかに空虚感のようなものを感じて...

　　　第百首百敷や　ふるき軒端の　しのぶにもなほあまりある　昔なりけり    順徳院  (1197-12...

　第九十九首人もをし　人も恨めし　あぢきなく世を思ふゆゑに　物思ふ身は    後鳥羽院        ...

　　第九十八首風そよぐ　ならの小川の　夕暮れはみそぎぞ夏の     しるしなりける             ...

　　『ふるさとについて　2　』　　　　　　　　３　ある日の佐久市の広報です。「佐久市で生まれ育った人」と「佐久市に移住してきた人」四人が佐久市の魅力について話されていました。以下、...

　　第九十七首こぬ人を　まつほの浦の　夕なぎに焼くやもしほの     身もこがれつつ           ...

　　第九十六首花さそふ　嵐の庭の　雪ならでふりゆくものは　わが身なりけり          藤原公経 (11...

　　　　第九十五首　おほけなく　うき世の民に　おほふかなわが立つ杣に     すみぞめの袖  前大僧...

　『ふるさとについて　1　』　　　はじめに　ふるさととは、その人に、古くからのゆかりの深い所。生まれ育った土地や以前に住み、またはなじんでいた場所とあります。いつのまにか古稀を迎え...

　第九十四首み吉野の　山の秋風　さ夜ふけてふるさと寒く     衣うつなり       参議雅経      ...