数年前,こんな記事を書いた。
当時,コンパクトデジカメ市場が盛況であり,当時の出荷総数が1,000万台を超えていたというから,凄いことと思う。
ところが,近年このコンデジ市場が,凍結しかけているらしい。
つまりコンデジが売れなくなってきたのである。
流行のミラーレス一眼の煽りか・・・と思ったが,そうではないらしい。
つまり携帯(というよりスマホか)のモバイルカメラの性能が向上したので,敢えて携帯の他にコンデジを持つ必要がないというのだ。
1年数ヶ月,スマホを使ってみて,確かにモバイルカメラの性能は向上したと思う。
コンデジをいちいち携帯するのもかったるいので,スマホで済ませてしまうことも多くなった。
では,果たして,コンデジは不要なのか。
答えは,絶対に否である。
五吋足らずの液晶で見るなら,さほどの違いは無いだろうが,20吋を超えるPCの画面で見た場合,遜色がありありである。
さらには,オートフォーカス機能やマクロも,コンデジに比べて使い勝手が宜しくない。故に,コンデジは今後も必要である。
但し,この実態を受けて,デジカメ新規参入組だったP社が(私なんかの世代だと,N社とかM社と言った方が通るのだが・・・),コンデジの生産を凍結させる・・・という話がある。
実は,P社の製品には,レンズメーカーとして定評のあるL社のものが使われている(Z社のレンズを使用したS社というのも有るが)。
下位モデルには使用されていないようだが,そうなると,L社のレンズを使用したデジカメは無くなってしまう・・・。
現在,3年前に買ったDMC-FX60なる機種を使用しているが,発色が自然で重宝してきた。
さすがにCCDに汚れが目立ってきたので,買い換えを検討しているが,早いところ買わないと,L社製のレンズが手に入らなくなる・・・。
できれば,8,000円台でL社製レンズ付きモデル(リチウムイオン電池使用)が買えると良いのだが・・・。
ま,一眼同様,定評有るN社の製品を・・・という選択肢もあるのだが・・・。
10年で4台(今も動くのは3台)使ってきたので,消耗品ではあるが,より良いスペックのものを欲しくなるのは,私の常はである・・・。
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