携帯市場には,あまり興味がない。
というか,携帯は基本的に通話とメールが主であり,webはPCが9割以上なので,安ければ良いというのが専らである。
で,最初に契約したのが,たまたまデジタルツーカー(現ソフトバンク)だったので,以来10数年,キャリアを換えずにきた。
当時の携帯市場は,何と言ってもNTTdocomoの寡占状態であり,デジタルツーカーなどといったマイノリティと契約したこと自体,疑問視されたものだった。
その後,携帯本体にパステルカラーを導入し,仲間由紀恵や速水もこみちをCFに起用したKDDIの急激な伸びが有ったのが2005年前後で,その後のMNPの導入によって,一気にトップに躍り出るかと思われたが,それに待ったをかける形で,契約純増率を急上昇させたのが,ソフトバンクのホワイトプランではなかったかと記憶している。
何せ,契約者同士が通話料無料(但し,21:00-1:00の4時間を除く)という破格の内容だっただけに,KDDI関係者から,
「そんなに通話するの?へぇ~」
と,露骨に嫌みを言われたものだった。
これには,各社も右ならえをせざるを得ず,docomoもKDDIも,多分何千万単位の負債を覚悟で,家族間通話無料に踏み切った筈だ。
そこで,老舗たるdocomoが今回打ち出したのが,定額2,700円でのかけ放題ということだろう。
980円で自社キャリア無料かけ放題のホワイトプラン(24時間対応のダブルホワイト1,980円というのもある)への挑戦ということだろう・・・。
後発2社にi-Phoneを持って行かれた老舗の逆襲や如何に・・・ということだろうが,通話が月2,700円を超える人たちにとっては,多分朗報となるのだろう。
但し,携帯市場の主たる契約者である若者は,通話ではなく専らメールやwebを使うだろうし,私は嫌いだが(家族の連絡に仕方なく使っている)LINEによるひとこと通信が主流であろうから,果たしてどれほど奏功するのか,疑問である。
尤も,私のように,通話とメールが主なら,ウィルコムのPHSが一番安いのではないかと思われる。
ま,どこがシェアを拡大しようと,あまり興味はないのだが,過当競争が激化し,その分料金がユーザーにとって経済的になるのなら,有難い話である。
今年7月に,今使っている機器が契約2年となり,機種代金も完済するので,機種変更しようと思っているのだが,その頃には,趨勢が決していることだろう・・・。
その前に,自分の通話料を調べるか。
紙媒体による通知が来なくなって久しいが(何せ有料だから),多分2,700円を超えていないような気がする・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます