koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

F1GP,2011-Rd5スペインGP

2011年05月23日 16時51分34秒 | 車&モータースポーツ

ほぼリアルタイムで見ました。
ようやく過剰な形容詞や無意味な絶叫の無いNextの実況・解説にも慣れてきたかな・・・という感じです。


イベリア半島は温暖なので,各チームが冬季テストに良く使用するのがこのカタルーニャサーキットとヘレスサーキット(かつて欧州GPが開催されたことも)ですし,今は欧州GPとしてバレンシアの市街地コースがGPサーカスのカレンダーに入っていますので,丁度一ヶ月後に再びスペインでF1が開催されることになる訳です・・・。
カタルーニャサーキットが日程に加わったのは,バルセロナで夏季五輪が開催され92年から・・・と記憶しているのですが,ホームストレートのコース幅が広く1コーナーまでも距離があるので,スタート直後にカラフルなマシンが幅一杯に広がってのサイドバイサイドと1コーナー進入のブレーキングが見物・・・と思って来ました(今でも92年のスタートシーンのマンセルの走りは鮮明に記憶しています)。


さて,ベッテルの連続PP記録を途切れさせたのは,同僚のウェバーでした。
そろそろ今年もツキが回ってきても良い頃では・・・と思ったのですが,見事に駄目でした・・・。
逆に見事に1コーナーを征したのが地元のアロンソでした。
アロンソ-ベッテル-ハミルトン-ウェバーの順で,バトンは後退・・・と思ったのですが・・・。


まず赤馬は,プライムとの相性が極悪でした。
オープニングラップを取ったアロンソがよもやのずるずる後退で,5位フィニッシュが精一杯。
妙なゴシップ記事で予想外の渦中の人となったマッサは,只でさえ精彩に欠ける走りなのに(前の晩の影響か・・・をい・・・)ずるずる順位を落とした終盤,よもやのトラブルに見舞われて万事休す。
来シーズン用のマシンの開発が始まったという情報もあって,今季の行く末に完全に暗雲が立ちこめた感じです・・・。
一方マクラーレンは,さすがエンジニアリングとレース戦略に長けており,2位に上がったハミルトンが終盤再三DRSを武器にトップのベッテルを脅かしましたし,バトンもピット作戦とタイヤチョイスが填って序盤で後退するも3位チェッカー。
さすがにな底力の有るところを見せてきました。
尤も,昔からこういうところが好きではないんですけどね・・・個人的に・・・(これ以上書くとセナ・プロ時代の確執とロン・デニスやニール・オートレイ,ハッキネンとクルサードとかいろいろ書きたくなって,完全に暗黒面に陥るので自粛します・・・。最近,ハミルトンがおねいさん方に人気だし・・・)。


終盤,KERSを失ったベッテルをコンマ3秒まで追い上げたハミルトンが,結局抜けなかったのはやはりタイヤでしょうね・・・。
5コーナーの左ヘアピン進入で,ブレーキスモーク盛大にあげていましたからね・・・。
何と言ってもピレリですから,タイヤに優しい走りじゃないと保ちません・・・。
その点,一度パンクで(誰と接触したのか??)どんけつに落ちながら,ステディな走りで入賞をもぎ取った可夢偉の走りは称賛に値するでしょう。
2度目のタイヤ交換で17位に落ちたときに,このまま入賞圏内までどうやって・・・と思った人は,私も含めて多かった筈です・・・。
現時点で入賞率5割は,非力なマシンを考えると上出来すぎてす。
特に今季は,開幕戦の失格さえなければ,現時点で前戦入賞な訳ですから・・・。
今後,トップチームからオファーが有ると良いのですが・・・。
ま,赤馬は保守的で白豪主義でしょうし,マクラーレンも東洋人は乗せたくないでしょうから,ルノーあたりはどうでしょう・・・。
いっそ赤牛でも,期待通りの走りは保証できると思うのですが・・・。
メルセデス2台は揃って入賞。
ザウバーはその次ということですので,完全に中堅チームでも一歩抜けた感じです。


後は予選トラブルで再下位スタートから8位まで持っていったハイドフェルドでしょうか・・・。
昨年後半,すっかり可夢偉の引き立て役になっていたので今季は??と踏んだのですが,さすがにルノーの慧眼というところでしょうか・・・。
予選で一発の走りを決めたペトロフがずるずる後退したのとは好対照でした・・・。
髭を蓄えたその風貌は,心なしか若き日のオビワン・・・というかユアン・マクレガーに見えるようです・・・。
白い服着てビームサーバー持てば・・・と,ついつい訳分からんことを思ってしまいました・・・。


さて,次はダブルヘッダーですので一週間後,地中海の宝石モンテカルロです。
あんな狭い市街地コースでF1マシン走らせるなんて順位は決まり切っている・・・と思いきや,幾多のドラマが繰り広げられてきた地でもあります。
このモナコGPとインディ500,そしてルマン24hを世界三大レースというのですが,それをすべて征したのはグラハム・ヒル(英1930-75)のみです。
96年のF1チャンプとなった息子のデイモンは2位が3回で,トップ快走の96年はエンジントラブルで涙を吞みました(ルマンは参戦している)。
わりと新しいところだと,モントーヤがインディとモナコを征しています。
近年は,インディシリーズ(死語か?)→F1という図式も無くなり(アンドレッティ父子,ヴィルニューブJr,モントーヤまでか。その逆は多々あり),3大レース制覇・・・というのは厳しいでしょう。
SWCなんて結構F1経験者居るのでしょうけど・・・。
因みに,インディ500の日本人最高位は高木虎之助の5位(2003年)。
ルマンでは95年に関屋正徳が総合優勝(マクラーレンF1 GTR。コ・ドライバーはヤニック・ダルマスとJJ・レートというF1OB),04年に荒聖治もプライヴェーターながら総合優勝(アウディR8。同僚の1人は「ルマン・マイスター」と呼ばれ,ティレルのテストドライバーも務めたトム・クリステンセン)。
で,モナコは3年前の中嶋Jrの7位が最高位です。
ぜひ可夢偉くんにはそれを更新して欲しいものですね・・・。
因みに,この三大レースに参戦した日本人は現時点では中野信治だけだそうです。
虎とか右京さんは2つでしょうね・・・。
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