おばばの冷や水発信

年に数回 思い出した時にゆるく更新しています。そろそろ〇桶に片足突っ込んでます。

日本の三大宗教の本を読んでみる

2022年08月07日 | 趣味の事

何年生きていても 全く興味のないものは人生から素通りするものです。

私にとって信仰がそれです。

が 知識を入れるという点では昔は興味がありました。

 

今になって

あれ?日本の宗教ってなんだ?

ということで 

『常識と知っておきたい日本の三大宗教 神道・儒教・日本仏教ー

ルーツから教えまで、その違いがよくわかる本

河出書房新社』

 

なるものを読みました。

おばばにもわかるように大変わかりやすく、頭の中を整理しやすいように書かれてあります。

でも すぐに忘れるので それぞれについてメモは取っています。

 

亡き父が

「日本人は面白い。生まれたら神社で 死んだら寺だ。

道徳やらなにやらは儒教から派生している。

いったいどこに信仰があるのやら云々」とよく話していて、

まだ小学校低学年の私に「読みなさい」と言って聖書を渡しました。

かといって彼がクリスチャンだったわけではありません。

「宗教を肯定も否定もしないけれど 良く知っておく必要はある。」

いつもそんな風に言っていたのです。

 

かとって、幼い私に分厚い旧約・新約聖書の一冊は重すぎ、つまらなすぎました(笑)

いつまでも続く 誰々の子供が何々 みたいな下りが嫌で嫌でたまりませんでした(笑)

ただ それがきっかけになって

若い頃はそこから派生する本をよく読んだものです。

「大学で哲学を勉強したい。」と父に言ったのですが、あっさり却下されました。

「女性がやるものではない。」

昔のことですから親の意見は絶対です。

逆らえるはずもない。

そんな時代です。

とはいえ、それまでの日々を否定されたように感じました。

 

それ以来 ずっと封印していたジャンルでした。

 

なのにも関わらず、

巡り巡って 三大宗教について話す機会が今後あるため、

またまた本を読み漁って

昔々の記憶を呼び起こそうとしているわけです。

まあ、すっかり忘れているので どれもある意味新鮮です。

 

とはいえ、

この話題は私にとって未知ではないので

先に調べ 読み漁っていた 物理や科学等の論文よりは頭に入ります。

 

 

そういえば、大分以前になりますが、

次女の大学受験の際、

複数校合格したのですが、

その一つが「哲学科」でした。

なぜ、そこを目指したのかはわかりません。

いまだに謎ではあります。

たぶん 目指したのではなく、ちょっと受けてみたのでしょう。

もちろん 結局通ったのは全く違うどちらかと言えば理系の学部でした。

 

 

今更 本を読んで すぐ忘れてしまう癖に知識を入れるフリをしてどうする?

と 自問自答すること然りなのですが、

自己満足の為だけに何かができる。

それが 年を取ることだと思います。

そう思うと 何を読んでもいいじゃないか。

と 思えるのです。

そして楽しくもあります。

 

 

 


生存報告

2022年08月07日 | その他

前回書いたのは約一年前

あっという間に過ぎてしまったのですが

本人はそれほど時間が経ったという感覚がありません。

 

とりあえず生きています。

 

仕事:本業は山もなく 谷もなく平穏にして順調? 

ですが、一方で全くお金にならない依頼が山のように増えました。

が、そのおかげで山のように本を読み 山の頂きにいるような人達と会えました。

その人達が話した事を翻訳し、ようやく終了しました。

今後はその原稿は別の人に渡り、日本語の校正を経て映像の中のテロップになります。

 

何気に頼まれた鼎談の司会だったのですが、

最初は その内容が全くわかりませんでした。 

あまりにも専門過ぎて、理系すぎて、頓珍漢のチンプンカンプンでした。

ゼロからの知識をとりあえずこの錆びついた脳に押し込め、

彼らが話している内容が日本語と英語の両方で来てもなんとなく理解できるよう努力のようなものはしました。

なにせ相手はそれについての研究を何十年も続けている人達ですから

にわかに入れた知識が通用するはずもないのですが、それでも鼎談司会をやり終え

その翻訳を終えたのでほっとしています。

何故 専門家ではない私が翻訳するのかと言えば、それは専門家ではないからです。

これを専門家に依頼したら数百万円になるそうです。

が、私なので数百円です。

いや・・お金は貰えないでしょう。

一応 かかった時間は申請してますがね。

その為に 通常の仕事プラス相当時間を割いて「アホちゃう?」と思います。

いえ、実際アホです。

依頼された時 すでに締め切りまで1か月なかったのですから。

普通の人なら断ります。

ただ、映像担当の人も、校正の人も、この膨大な仕事を賃金無しでやっているので、

彼女たちの事を考えると手を貸さずにはいられなかったのです。

ついでに 彼女たちが翻訳ソフトを使って出してきた日本語があまりにも頓珍漢すぎて

嘆かわしかったというのもあります。

 

でもね。

やっぱり お金はいいや・・・と思います。

やり遂げられた自分に満足しているからです。

 

人の運命とは不思議なもので

私のそれは浮き沈みが激しい。

ただ 一貫してお金とは無縁だけれど 何かの運は持っているのだと思います。

 

本業の合間を縫って、ある山の頂きのような人の仕事の一端にいるのですが、

その人の話しを直に聞くことができ、

一緒に行動することができ、

空気を感じることができるだけで プライスレスだと思います。

 

 

とりあえず、忙しいと言いながらも 元気に幸せに生きているってことで

 

 

 


ワクチン2回目終了しました

2021年09月10日 | その他

ファイザー 2回終了しました。

1回目は 激しい倦怠感。 腕の痛みは数日ありましたがそれほどでもなく。

ちょっと 吐き気があり ムカムカした感じが半日ほど続きました。

 

2回目も 激しい倦怠感。 もう足を上げるのも億劫に感じていました。

痛みは2日くらいでなくなるほど それほど気にならず。

いつもの肩こりなんだか ワクチンの副反応なんだか わかりません。

高熱は出ず。

ただ、 ぼんやりと熱っぽい感じがあったので 早めのカロナール。

激しい倦怠感と 頭痛 そして吐き気がありましたが

2日後にはけろっとしていました。

 

ワクチンは万能ではないのは承知ですが

とりあえずちょっとホッとしています。

3回目も打たなければならないようですが、

仕事柄 多くの人と会わなければならないので少しは安心して仕事ができるかなぁと思っています。

 

打つ、打たないは自由だそうですが。

 


どうしたものか・・・?

2021年09月07日 | その他

ある夜 ドアのチャイムが鳴りました。

モニターを見ると ひとつ向こうのお隣さんです。

夜中にどうしたのかな・・?

玄関内に招き入れました。

開口一番

隣りの騒音ひどくないですか?

私の部屋番号が 5Dとすると 彼女は 5F つまり 彼女のいうお隣りとは5Eさんの事です。

5Eさんは謎な人で

最初は男性が二人で住んでいると思っていましたが、

どうやら 複数の男性がひっきりなしに出入りしているようで真夜中も話し声や笑い声が聞こえます。

いったい何をしている人たちなのかわからないのですが・・

とはいえ 私の方からは間取りのせいか 大きな話し声はともかく 普段はそれほど気にならない音です。

もっとも 私は朝出かければ 帰ってくるのは夜遅いですから

日中はほとんど留守です。

隣の音がどうの・・なんてわかりません。

しかし、彼女の所は話の内容が聞こえるくらい大きく聞こえるそうです。

もっとも その主体となる人の声がまたバカでかいというせいもあります。

主に その声だけが聞こえるのですが

それが 昼夜もちろん 真夜中も大声で聞こえてくる。

仕事の事 お金の事

そして 極めつけは何やらわからない轟音を伴う機械音

そんな様子をずっと話していました。

玄関内でもと部屋にあげました。

確かに ひどい時にはこちらにも大きな笑い声や声が響いて猫達がビクッとします。

彼女は何度も管理会社に訴え、その度に管理会社も注意したそうですが全く聞く素振りは無し。

あげく

ここは 壁が薄くて声が聞こえちゃうらしい。

なんて話すだけで それだからどうした?と 突っ込みたくなるほどだそうです。

私と彼女はLINE交換して その後も色々情報を送りあっています。

ある時 機械音が私の方にも聞こえてきて 大声で話したり笑ったりと凄まじかったので

管理会社に連絡しました。

管理会社は

 ハイ わかりました。 

他の所からもそこには苦情がでているので こちらからも連絡します。

と ありましたが

お隣さんの音は止みません。

近所との騒音問題はどこにでもあるので 色々サイトを手繰って彼女にも色々言っています。

警察に言うと 報復が怖いし・・

警察にもなんて言われるか・・。

それに どのサイトにも「警察は何もしない」と書かれています。

色々状況証拠はあるので 裁判でも・・と思うのですが

裁判中の報復もコワイです。

問題は残ったままです。

 

ある時

彼女のドアと お隣のドアの間におにぎりが落ちていました。

次に彼女が見たら そのおにぎりは 彼女のドアの前にあったそうです。

そこで彼女は 相手のドアの前におにぎりを転がしました。

その話を聞いた夜 私が帰ってみるとおにぎりは お隣のドアの前よりは少し離れたところに転がっていました。

それから数日経ちますが

おにぎりはずっとそこにあります。

普通 自分が落としたおにぎりなら拾ってどうにかするものだと思います。

そういうこともできない人たちなんだなぁ。。と

 

年齢としては40前後な感じです。

男性二人で暮らしていることになっているようですが 同性愛のカップルではないようです。

いつもたくさんの人が出入りしているので。

彼女が聞いたところによると

 

お金10万円でいいから 貸してくれない?

いいよ。10万円でも20万円でも貸してあげるよ!

そんなには いいわよ。 10万でいいの。

いいよ。遠慮するな。 俺たち付き合ってるんだからさ。

・・・

 

いや。。

いくら付き合っていても お金は借りないだろう。

というか お金を貸してという段階で利用されているよね。

は 付き合っていると思っているかもだけれど・・

 

可哀想・・

利用されているね。

 

なんて その辺の三文記事より面白い事が聞こえてくるそうです。

それでも は電話をスピーカーにして大声で話しているとのこと

お隣に聞こえているのを 全く意識していないのか 忘れているのか・・

 

ちょっと あれこれ作戦を練って うまく反撃してみようかと思っていますが 

私側の音がお隣に聞こえているので 私側ではお隣は静かにしていてこちらからはほとんど聞こえません。

今日は家に居るので 音が聞こえてくると

私が少し大きめの声でスペイン語の本を朗読(スペイン語の練習)すると 静かになります。

ヤバい奴が隣にいると思っているのでしょう。

それにしても 騒音には気を付けたいものです。

 


色々な事を抱えながら

2021年09月06日 | 今日の幸せ

長くこの仕事をしていると 色々な人に出会うのですが

とりわけ色々な子供たちに出会います。

Aちゃんは ある時学校から帰ってきたら お母さんが亡くなっているのを見つけました。

それまで元気だったの。。原因はわかりませんが、

亡くなっているお母さんを見つけてしまった小さな子の心理は一体どんなものか想像もつきません。

とっても お母さん子で 引っ込み思案のお子さんでしたから

お母さんが亡くなって。。それも自分で見つけてしまったら・・

しばらく学校に行かれなかったようです。

でも・・ようやく半年たった頃 「学校に行かれるようになりました。」とお父さんからご連絡を頂きました。

私の所に 一度挨拶に来てくれました。

はにかんだ顔というよりは 今にも泣きそうな顔でした。

でも、私の所に来たのは Aちゃんの大きな決意だったのだと思います。

私の所には時間的にこれなくなってしまいましたが 強くなって育っていくAちゃんを祈ってやみません。

いつか また会えるといいです。

 

 

Bちゃんは とてもとても賢い子です。

テストは満点でなければならないと思っています。 

定期テストも毎回全部ほぼ満点。

普通は二週間くらい前に 場合によっては一夜漬けでテスト勉強するのに

Bちゃんは一か月前からソワソワしています。

定期テストに間に合わないんじゃないか。。と言うのです。

もともと 大雑把な私ですから

まあ、そんなに今から慌てないで 日ごろの頑張りが蓄積されているから大丈夫よ。

自分を信じて。。と言うのですが Bちゃんには届きません。

精神的に自分自身を追い込んでしまったのでしょう。

摂食障害になってしまい、今は 塾も学校もドクターストップになりました。

入院はしていませんが、驚くほど痩せてしまっています。

私の所にもなかなか来れないので

手紙を書きました。

その後 LINEで とてもにこやかに 前向きに そして なにより焦らずに過ごそうという気持ちが

送られてきました。

それまでは 自分でなかなか決めることができないので

1つのことも 二巡三巡して またもとに戻って 結局決められない。。ばかりでした。

私にできることは とにかくBちゃんの話を聞くことです。

Bちゃんとの付き合いは短くて まだ1年足らずなのですが

Bちゃんの気が済むまで とことん付き合うつもりでいます。

きっとね

そんな 大雑把なおばちゃんを求めていたのかもしれないです。

昔は近所によくいたおばちゃんみたいな。。

そんな存在を。

 

Cちゃんは ダウンちゃんです。

ダウンちゃん特有の活舌がはっきりしないというものが最初ありました。

お口を開けて ゆっくり話してみよう

そこから始めて 今年で6年目のお付き合い

だいぶ良くなったとはいえ、今も 時々何言っているのかわからないときもあるのですが

いつもにこやかなCちゃんは 私の癒しです。

ただ 誤解しないでほしいのは

ダウン症と一口言っても その子供のもつ特色は様々ということです。

Cちゃんに限って言えば Cちゃんは 記憶力に優れ、なにより努力家です。

ご家族もまたCちゃんをしっかりサポートしています。

だから 

いつも いつも前向きな気持ちで頑張ってきたので 同じクラスの誰よりもよくできます。

算数が苦手とか・・そういうのは誰にでもあるよねって言える程度です。

時々 意識が散漫になったり

集中力が切れたり 

そんな事だって ダウン症だからではなく 誰にだってあること

そんな風に考えて 他のいわゆる「健常児」と言われる子供たちと同じようにCちゃんと向き合ってきました。

今 コロナの恐怖から Cちゃん以外の生徒さんはみんなお休みしています。

でも、Cちゃんは いつもニコニコ元気にやってきます。

そして

私が舌を巻くほど見事に課題をやり遂げ

時には その先まで進んでいます。

Cちゃんは いつも自信に満ちていて

そんなCちゃんは 私にとって 私の先生でもあります。

時々 涙が出そうになるくらい Cちゃんは私を感動させてくれます。

 

 

パラリンピック。。という舞台には立たなくても

色々な事を抱えながら ある時は戦いながら

そして受け止めながら生きていく。

身近にこんな感動をくれる人達がいることを 

出会えたことを私は幸せに思うのです。